英国のボリス・ジョンソン外相は、2日間の英豪両国外交・防衛対話出席のため訪豪している。そして、2日目の会議において、BREXIT移行後、欧州連合(EU)内では発揮できなかった、アジア太平洋地域における英国のプレゼンスを益々高める意向だと表明した。
7月27日付
『エクスパティカ』オンラインニュース(
『AFP通信』配信):「ジョンソン外相、BREXIT移行後に英国はアジアでこれまで以上の役割を担うと表明」
訪豪中のボリス・ジョンソン外相は7月27日、BREXIT移行後には、英国は派兵含めてアジア地域におけるプレゼンスを高める意向であると表明した。
英豪両国の外交・防衛対話に出席した同外相は、会議後に豪州メディアのインタビューに答えて、今後ともEUとの連携は保つものの、アジア太平洋地域において、更には豪州との関係においても、英国が果たすべき役割を積極的に担っていくとコメントした。...
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7月27日付
『エクスパティカ』オンラインニュース(
『AFP通信』配信):「ジョンソン外相、BREXIT移行後に英国はアジアでこれまで以上の役割を担うと表明」
訪豪中のボリス・ジョンソン外相は7月27日、BREXIT移行後には、英国は派兵含めてアジア地域におけるプレゼンスを高める意向であると表明した。
英豪両国の外交・防衛対話に出席した同外相は、会議後に豪州メディアのインタビューに答えて、今後ともEUとの連携は保つものの、アジア太平洋地域において、更には豪州との関係においても、英国が果たすべき役割を積極的に担っていくとコメントした。
中国は近年、南シナ海において一方的な海洋進出を企ててきており、豪州はこれに批判的な立場であるが、ジョンソン外相は、どちらの味方をするとは言わないが、いずれにせよ国際海洋条約は遵守すべし、との立場である旨付言した。
一方、豪州は今年初め、平時としては最高額の890億豪ドル(704億米ドル、約7兆8,100億円)に上る艦船建造計画を発表しているが、英国は、スペインとイタリアに競合して、9隻のフルゲート艦建造商談に名乗りを上げている。
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