3月17日付米
『Foxニュース』(
『AP通信』配信):「ティラーソン国務長官、南北朝鮮の非武装地帯で北朝鮮を一瞥」
「●レックス・ティラーソン国務長官は3月17日、ドナルド・トランプ政権閣僚として初めて、南北朝鮮国境付近の非武装地帯(DMZ)から僅か400メーター(438ヤード)にある米軍基地キャンプ・ボニファスを訪問し、駐留米兵を慰問。
●その後同長官は、DMZ内にある板門店(パンムンジョン)を訪れ、北朝鮮方面を一瞥。...
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3月17日付米
『Foxニュース』(
『AP通信』配信):「ティラーソン国務長官、南北朝鮮の非武装地帯で北朝鮮を一瞥」
「●レックス・ティラーソン国務長官は3月17日、ドナルド・トランプ政権閣僚として初めて、南北朝鮮国境付近の非武装地帯(DMZ)から僅か400メーター(438ヤード)にある米軍基地キャンプ・ボニファスを訪問し、駐留米兵を慰問。
●その後同長官は、DMZ内にある板門店(パンムンジョン)を訪れ、北朝鮮方面を一瞥。
●なお、同長官は3月16日、岸田文雄外相との会談後の記者会見で、これまで20年の北朝鮮政策は、同国の核開発を止められなかったことから結果的に失敗だったと批判し、今後は北朝鮮に対してもっと厳しい対応をしていくと明言。
●一方、駐中国北朝鮮外交官は3月16日、米韓両軍が実施中の合同演習は、北朝鮮に対する核先制攻撃を想定したものだとして非難した上で、朝鮮半島における核戦争の危機に備えるため、今後も必要な自国防衛を行っていくと発表。
●北朝鮮は昨年、2度の核実験と24発の弾道ミサイルを発射しているが、北朝鮮研究専門家によると、北朝鮮は2、3年以内に、米本土を射程とする核弾頭ミサイルを開発する恐れがあるとコメント。」
同日付フランス
『AFP通信』:「ティラーソン氏、韓国訪問を契機に対北朝鮮新政策模索」
「●ティラーソン国務長官は、日本の首脳との会談後、北朝鮮の核開発を許したこれまでの政策を失敗だったとし、何らかの強硬手段を伴う新政策が必要と言及したが、具体策は明かさず。
●同長官は3月17日、韓国の黄教安(ホァ・キョアン)大統領代行他と会談し、北朝鮮対策につき協議予定。
●その後、同長官は3月18日に中国を初訪問するが、中国側は事前に、対北朝鮮強硬政策に反対する意向を表明。
●すなわち、中国外交部の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は3月16日、朝鮮半島の緊張を高めるだけなので、目下実施中の米韓合同軍事演習を即刻中止するよう求める旨表明。」
同日付韓国
『KBSニュース』:「米国務長官、韓国到着後にDMZを初訪問」
「●ティラーソン国務長官は3月17日朝、在韓米軍烏山(オサン)空軍基地に到着後、すぐさまヘリコプターでDMZを初訪問。
●同長官は同日午後、ソウルで黄大統領代行、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長と会談し、先月ドイツにおいて日米韓外相が協議した、“北朝鮮の完全、検証可能、かつ不可逆的な非核化”方針を再確認する予定。」
同日付中国
『チャイナ・デイリィ』:「中国、朝鮮半島緊張緩和の方策を明言」
「●中国外交部の華報道官は3月16日、ティラーソン国務長官の3月18、19日訪中に先駆けて、朝鮮半島の緊張緩和のため、米朝両国の冷静な対応が必要とコメント。
●同報道官は、北朝鮮が核・ミサイル開発を止めるのと同時に、米韓両軍も現在実施中の大規模合同軍事演習を即時中止するよう求めると、王毅(ワン・イー)外交部長が3月8日に表明した提案に言及した上で、関係国の自制を要求。
●また、同部の蕭乾(シャオ・クィアン)アジア外交担当局長も同日、相手が先に動くべきだと言っていないで、米朝両国が同時に相手方に歩み寄る姿勢が大事だとコメント。」
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