【Globali】
米国銀行、収益改善鮮明2016年10-12月期、米国銀行収益はトータルで437億USドル(日本円で約4兆9160億円)となり、年初比7.7%増加した。
貸出残高も引き続き増加している。 また、米国銀行の約60%が、年初に比べ収益が増加し、損失を計上した銀行の割合も前年同期の9.6%から8.1%に減少した。 この数字は、2008年の金融危機以降米国産業が順調に成長し続けていることを示している。
一方、日本の銀行は、2016年1月日本銀行によるマイナス金利導入の影響で低収益に苦しんでいる。
特に地方銀行の収益悪化は著しく、金融庁は合併による規模の経済を追求することにより地方銀行の収益の改善を促進しようとしている。 日本の3大メガバンクの収益構造は、国内の資金収益37%、海外の資金収益19%、国内の手数料収益23%、海外の手数料収益7%、運用等による収益14%となっている。...
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