カリフォルニア州で起きたテロの容疑者が使用していたアイフォンの「ロック解除」をめぐる米アップル社とFBI(米連邦捜査局)との対立で、司法省によると、日曜、「第三者」からFBIにロック解除方法が示されたという。これが解除に妥当な方法かテストを行う必要があり、22日に予定されていた公聴会を中止する旨が連邦裁判所に提出された。
3月21日付
『ロイター通信』は「自力で暗号解除を試みるとし、米検察がアップルの公聴会中止要請」との見出しで以下のように報道している。
・米連邦検察当局はアイフォンロック解除をめぐる司法争いで、ロックを別の方法で解除すると声明。
・カリフォルニア州リバーサイドの連邦裁判所で月曜午後予定されていた公聴会は中止され、注目の裁判の意外な展開に司法省がアップル社に譲歩するかと議論が起きるだろう。...
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3月21日付
『ロイター通信』は「自力で暗号解除を試みるとし、米検察がアップルの公聴会中止要請」との見出しで以下のように報道している。
・米連邦検察当局はアイフォンロック解除をめぐる司法争いで、ロックを別の方法で解除すると声明。
・カリフォルニア州リバーサイドの連邦裁判所で月曜午後予定されていた公聴会は中止され、注目の裁判の意外な展開に司法省がアップル社に譲歩するかと議論が起きるだろう。
・司法省は、日曜新たな技術的解決法が浮上したとしたが詳細は不明。
・サンバーナード事件の犯人が使用していた携帯の暗証番号を解除するソフトウェアの作成を要求し、アップル社は同業者の支持の元、消費者のコンピュータの安全とプライバシーを損なうとしこれを拒否している。
3月22日付米
『RT』は「謎の「第三者がアップル対FBI抗争解決か」との見出しで以下次のように報道している。
・「第三者」は明らかにされていないが、月曜、ジョンホプキンス大学(メリーランド州ボルティモア)の科学者らがワシントンポストに語ったところでは、2010年以前のOSを使用した機器での「iMessage」での暗号解除に成功したという。
・アップル社はコメントを更新していないが、ティム・クックCEOはこれを認識しているという。
3月21日付米
『WIRED』は、「第三者である民間企業がロック解除に成功しFBIが容疑者の携帯にアクセスするには、当第三者企業との司法上の秘匿合意手続きを経て行う必要がある。」と報道。
同日付米
『ニューヨークタイムズ』は、「今回の司法省の動きは、先月のFBIによるアップル社への協力命令以来、プライバシーVS安全性の議論を呼んできた、FBIとアップルの抗争に終止符を打つ可能性がある。』と報道。
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