9月4日付
『CNNニュース』は、豪州人旅行者が神社境内での不敬行為の疑いで逮捕されていると報じた。
61歳の豪州人旅行者は8月22日、当日午前に気仙沼市内の神社境内で知人女性(40代)と性行為をしたとして逮捕された。
同市警が『CNN』の取材に答えて、両容疑者が礼拝所に対し公然と不敬な行為をした疑いがあり、前者は逃亡の恐れがあったために拘束したが、後者はその恐れがないため解放したと表明している。...
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9月4日付
『CNNニュース』は、豪州人旅行者が神社境内での不敬行為の疑いで逮捕されていると報じた。
61歳の豪州人旅行者は8月22日、当日午前に気仙沼市内の神社境内で知人女性(40代)と性行為をしたとして逮捕された。
同市警が『CNN』の取材に答えて、両容疑者が礼拝所に対し公然と不敬な行為をした疑いがあり、前者は逃亡の恐れがあったために拘束したが、後者はその恐れがないため解放したと表明している。
なお、同市警は、その後豪州人容疑者も釈放したが、追って罰金刑が科される可能性があると付言した。
かかる事件は非常に稀ではあるが、過去には以下のような事例がある。
●2023年奈良市唐招提寺金堂(国宝)での落書き事件
・カナダ人少年(17歳)が金堂の木の柱に爪で自分の名前(Julian)と落書き。
・奈良市警によると、「文化財保護法違反」の容疑で逮捕したが、同容疑者は“日本文化を傷つける意図はなかった”と釈明しているという。
●2010年青山霊園等でのヌード撮影
・著明写真家篠山紀信氏(1940~2024年)が青山霊園等公共の場でヌード撮影を行ったことで逮捕・起訴。
・東京簡易裁判所は、公然わいせつ罪と礼拝所不敬罪で罰金30万円の略式命令。
(参考)9月4日『宮城テレビ』報道によると、仙台地検が当日、「事件に関する一切の事情を考慮し起訴を猶予した」との説明を付して、豪州人容疑者を不起訴処分にしたと発表。
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