8月22日付英
『Guardian』:「急速に都市化するアフリカの6都市、2035年人口10億人突破へ」:
若者の人口増加により世界一都市化が進むアフリカでは、2035年までに6都市で人口が10億人以上となると予測されている。
アフリカの都市に関する「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」の報告書によると、その6都市とは、アンゴラの首都ルアンダ、タンザニアの商業中心地ダルエスサラームを加えた、カイロ、キンシャサ(コンゴ)、ラゴス(ナイジェリア)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)である。...
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8月22日付英
『Guardian』:「急速に都市化するアフリカの6都市、2035年人口10億人突破へ」:
若者の人口増加により世界一都市化が進むアフリカでは、2035年までに6都市で人口が10億人以上となると予測されている。
アフリカの都市に関する「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」の報告書によると、その6都市とは、アンゴラの首都ルアンダ、タンザニアの商業中心地ダルエスサラームを加えた、カイロ、キンシャサ(コンゴ)、ラゴス(ナイジェリア)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)である。
これらの都市は創造性やイノベーションの宝庫として期待される一方、今年は政治腐敗、増税、雇用の少なさへの反発に端を発した抗議デモで注目された。2035年までには、アフリカの人口の半数以上が都市に居住することから、富、経済的活力、ビジネスチャンスが増えるとみられるが、過密化、住所未登録の住人や失業者の増加、公的サービスの劣化、気候変動など、都市計画における大きな課題も指摘されている。
また、アフリカでは2035年までに人口500万人以上の都市が17に、100万人以上の都市が100に達すると予測されている。100都市の中でも、エチオピアの首都アディスアベバが年平均10.6%の成長が見込まれ、カンパラ(ウガンダの首都)、ダルエスサラーム(タンザニアの首都)、アビジャン(コートジボワールの都市)では約9%と予測されている。
昨年には約6千500万人だったアフリカの都市人口は2035年までに10億人に達すると予測されており、最も都市化が進んでいる地域は東アフリカ、次に中央アフリカ、西アフリカと続く。西部海岸600キロにまたがるコートジボワールのアビジャンから東へガーナ、トーゴ、ナイジェリアのラゴスまでが、人口5千万人超で、世界で最も人口が伸びている人口密集地帯だと指摘される。
他の都市化地域には、エジプトのカイロやアレクサンドリア、南アフリカのヨハネスブルグやプレトリア、ケニアのナイロビ、ウガンダのカンパラ、モロッコとアルジェリアの回廊地帯がある。
国連によると、アフリカの人口は今後30年で22億万人と倍以上に増加し、その70%が30歳未満と試算している。
同日付ガーナ『MyJobOnline』:「クマシ等の6都市が急成長、人口は10億人に」:
アフリカのクマシ他6都市は、インフラの発達、都市化、メガ都市の台頭により急速に成長している。
英国の「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」によると、アフリカの100経済都市の中でも、カイロ、ラゴス、ヨハネスブルグは2035年にも巨大都市であり続ける。
他の成長著しい6都市には、キンシャサ、ダルエスサラーム、アディスアベバ、アビジャン、アビジャン、ダカール(セネガル)がある。これらはアフリカの産業、商業や流通、貿易の拠点として市場成長が期待されているという。その一方、都市では過密化や非定住者の増加、失業率の悪化、公共サービス低下等が懸念されている。
EIUの報告書によると、都市人口は2035年に約10億人となる。これは年平均成長率が約3.5%で、2035年に都市部に住む人の割合が50%を超えることを意味する。
アフリカ地域の都市化と人口増加は2030年代に急速に進むが、アジア地域では人口が減少、欧米は2030年代に横ばいとなる。アフリカでは、東部、中央アフリカ、西アフリカで2023年から2035年にかけて都市の人口増加が最も早く進むと予測されてている。
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