イアシン氏は38才でモスクワの司法新聞によると、プーチン大統領への批判やウクライナ戦争に対する反対をテレグラム紙に記載したことなどで「警察に対する服従を行わなかった」罪で起訴された。
逮捕された月曜日、イアシン氏とモスクワの公園を散歩していた友人でジャーナリストのイリナ・バブロイアンの証言によると警察がやってきて、警察を侮辱して罵った罪で逮捕されたが、そのような事実はなかったという。
イアシン氏は数年前からロシアの反体制派の人物として注目されており、2011-2012年には反体制運動を主導している。...
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イアシン氏は38才でモスクワの司法新聞によると、プーチン大統領への批判やウクライナ戦争に対する反対をテレグラム紙に記載したことなどで「警察に対する服従を行わなかった」罪で起訴された。
逮捕された月曜日、イアシン氏とモスクワの公園を散歩していた友人でジャーナリストのイリナ・バブロイアンの証言によると警察がやってきて、警察を侮辱して罵った罪で逮捕されたが、そのような事実はなかったという。
イアシン氏は数年前からロシアの反体制派の人物として注目されており、2011-2012年には反体制運動を主導している。反体制派のNO.1で現在、9年間の刑で服役中のナバルニ氏や2015年に暗殺されたボリス・ネムトフ氏と近い関係にあった。
イアシン氏はモスクワ市地域の反体制派の国会議員として選出されており、ウクライナに対するロシアの軍事侵攻を強く非難してきた。
2月24日のロシアのウクライナへの軍事侵攻以来、反体制派運動や独立系メデイアに対する抑圧が増している。ロシアの治安当局としてはウクライナ侵攻に対する反対派に対して法的手段に訴え、最高15年間の投獄に至るまでの刑罰を科している。
なお、治安当局は、法的手段に訴えるまでに反体制派の人物や独立系メデイアに対して行政的ないしは司法的な‘嫌がらせ’を行っているという。
このようにロシアでは言論の自由が益々なくなっていくことになるが、インターネットの時代で外国の情報も入ってくる中、プーチン体制にロシア国民がいつまで我慢できるのかと考えさせられる。
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