【Globali】
ゼレンスキー大統領、世界経済フォーラムダボス会議で演説(2022/05/16)
世界経済フォーラムは、ウクライナのゼレンスキー大統領が、今月末にスイスのダボスで開催されるグローバル経済フォーラムにオンライン形式で演説することを明らかにした。経済界及び各国のリーダーが集まる年次総会は、過去2年間、新型コロナウイルスのため、オンラインで開催されたが、今月末に再びスイスのスキーリゾート地であるダボスで開催される。
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『ブライトバート』によると、5月22日から26日まで開催されるこの会議には、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、アメリカのジョン・ケリー気候問題担当大統領特使、ドイツの副首相兼経済・気候保護大臣ロベルト・ハーベック、世界貿易機関のンゴジ・オコンジョ・イウェアラ事務局長、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁などが出席する予定である。
2月のロシア軍によるウクライナへの本格的な侵攻以来、ゼレンスキー大統領は欧米メディアの常連となり、英国、カナダ、ドイツ、米国など、世界各国の議会や委員会にオンライン形式で頻繁に出演している。...
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『ブライトバート』によると、5月22日から26日まで開催されるこの会議には、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、アメリカのジョン・ケリー気候問題担当大統領特使、ドイツの副首相兼経済・気候保護大臣ロベルト・ハーベック、世界貿易機関のンゴジ・オコンジョ・イウェアラ事務局長、欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁などが出席する予定である。
2月のロシア軍によるウクライナへの本格的な侵攻以来、ゼレンスキー大統領は欧米メディアの常連となり、英国、カナダ、ドイツ、米国など、世界各国の議会や委員会にオンライン形式で頻繁に出演している。日本の国会でも3月23日にオンラインで演説を行った。
スイスの仏語ラジオ局『RTN.ch』は、10日後に開催される世界経済フォーラムの年次総会では、ウクライナ情勢が焦点となると伝えている。ロシアからの参加は禁止とされた一方で、ウクライナからは、政府、民間企業、市民団体まで、数多くの代表団が参加するという。ウクライナに関する話し合いには、ゼレンスキー大統領をはじめ、副大臣と国会議員5名が参加する。クレーバ外務大臣もダボス会議に直接参加する予定となっている。
ウクライナ国営通信『ukrinform.net』によると、ゼレンスキー大統領は5月23日のダボス会議での演説について、「今年は、我が国にとって特に重要な会議となる。戦後の復興が議論される。世界の支持を十分に集めるために全力を尽くしているが、ダボス会議への参加はその絶好の機会の一つである。」と述べている。そして、各国からのウクライナ支援を引き出すために、アフリカやアジアの議会でも、演説を行っていくいことを目指しているという。
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