トランプ前大統領は去年1月6日ワシントンの国会議事堂での熱狂した支持者たちによる占拠の関与についてバイデン大統領から責任追及されている。これについては今回の会議で何らかの反論をするものと見られる。さらに、2022年11月中間選挙の選挙運動の口火を切りたいものと見られる。
アリゾナのフローレンスの会議にはトランプ氏が公式に支持を表明している多くの中間選挙候補者が参加すると予想されている。...
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トランプ前大統領は去年1月6日ワシントンの国会議事堂での熱狂した支持者たちによる占拠の関与についてバイデン大統領から責任追及されている。これについては今回の会議で何らかの反論をするものと見られる。さらに、2022年11月中間選挙の選挙運動の口火を切りたいものと見られる。
アリゾナのフローレンスの会議にはトランプ氏が公式に支持を表明している多くの中間選挙候補者が参加すると予想されている。
一方ではトランプ前大統領の2022年初めの会議の目的は、いわば2020年の大統領選の結果を否定している議員たちが誰なのかを確認するための会合ではないかと皮肉を言うメデイアもある。
トランプ前大統領からの招待者として名を連ねる中でカリ・レーク氏がまず挙げられる。彼女はフォックス・ニューズの地方局の元司会者で、トランプ前大統領にアリゾナ州の次期知事に推薦された人物である。彼女は前回の大統領選の開票に偽りがあったとした運動を行ってきている。なお世論調査ではレーク氏が次期州知事選挙の有力な候補となっている。
なお、トランプ前大統領は今回の会議で中間選挙での候補者と一堂に会することで、11月の中間選挙の選挙運動の口火を切り、ジョー・バイデン政権に反撃したいと考えている。
一方、バイデン大統領は、1月6日の国会議事堂占拠事件の記念式典で2020年の大統領選挙でのトランプ前大統領の虚言を強く非難し、民主主義に対し、自らのエゴをさらけ出しその結果、犠牲者を出したことについて糾弾している。
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