フランス24TVチャンネルによると、2013年夏に若い匿名登山家がモンブラン山塊で偶然にも宝石箱を発見したが、8年経過した現在、ようやく15万ユーロ(=約2000万円)相当の宝石を受け取ることが可能となった。
若い登山家がモンブランの山塊のボッソン氷河で発見したデコボコ状態の金属製小箱は、1966年のエアー・インデア航空機事故で犠牲になった乗客のものと見られている。小箱の中には数千個の宝石が発見された。
小さな箱の中身の宝石は、ほとんどエメラルドとサファイアで、若い登山家は宝石の持ち主に返還するため地元警察に届けた。
小さい箱の発見後、8年経った12月4日土曜日、シャモニー市は箱の中身を発見した登山家とシャモニー市の2者間で分配することとなったと発表した。...
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若い登山家がモンブランの山塊のボッソン氷河で発見したデコボコ状態の金属製小箱は、1966年のエアー・インデア航空機事故で犠牲になった乗客のものと見られている。小箱の中には数千個の宝石が発見された。
小さな箱の中身の宝石は、ほとんどエメラルドとサファイアで、若い登山家は宝石の持ち主に返還するため地元警察に届けた。
小さい箱の発見後、8年経った12月4日土曜日、シャモニー市は箱の中身を発見した登山家とシャモニー市の2者間で分配することとなったと発表した。
シャモニーのエリック・フルニエ―市長は、「今週、数千個の宝石は2人の鑑定者により同等の価値を持つように2等分され、各々の価値は約15万ユーロ(=約2000万円)となる。」と追加説明した。
なお、法律によると価値のある拾得物の持ち主が2年以内に見つからなかった場合、拾得物の半分は、発見した登山者に与えられ、後の半分は拾得物が発見されたボッソン氷河の土地所有者すなわちシャモニー市に寄贈されることになる。
宝石の小箱は1966年に117人を乗せて高度4750mから墜落したエアー・インデアのムンバイ/ニューヨーク便ボーイング707機の乗客の持ち物と推測されている。
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