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『ブライトバート』によると、ジャッド会長は、米フォックスニュースへの寄稿文で、バイデン大統領が1月下旬以降、同伴者のいない外国人の未成年の不法入国者、家族単位で不法入国してきた者、または一人で不法入国した成人などを、累計で60万人以上を米国に解放していると主張している。
バイデン政権誕生後、大規模なキャッチ&リリース作戦が行われているアメリカでは、国境を越えた人や不法滞在者が、移民裁判所への出頭通知や移民税関捜査局(ICE)への出頭通知のみで米国内に解放されている。...
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『ブライトバート』によると、ジャッド会長は、米フォックスニュースへの寄稿文で、バイデン大統領が1月下旬以降、同伴者のいない外国人の未成年の不法入国者、家族単位で不法入国してきた者、または一人で不法入国した成人などを、累計で60万人以上を米国に解放していると主張している。
バイデン政権誕生後、大規模なキャッチ&リリース作戦が行われているアメリカでは、国境を越えた人や不法滞在者が、移民裁判所への出頭通知や移民税関捜査局(ICE)への出頭通知のみで米国内に解放されている。しかし、2019年のデータによると、移民裁判所への出頭通知を受けた不法滞在者の10人中9人は、裁判所の審問には現れないことが確認されている。圧倒的多数の不法入国者がアメリカ国内で不法に生活し続けていることが判明している。
ジャッド会長は、この推計60万人の不法入国者は、国土安全保障省が過去8カ月間に南部国境経由で米国への越境に成功したと推定している30万人以上の不法滞在者とは別であると指摘している。そして、「キャッチ・アンド・リリース作戦は、現在の不法移民の急増の最大の要因であり、不法に国境を越えた人に報酬を与えれば、彼らはどんどんやってくる。」と批判している。
米『ナショナルレビュー』によると、国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官が26日に発表したところ、バイデン政権はここ2、3週間で少なくとも1万2千人のハイチからの難民も米国内に解放したとしている。
テキサス州デル・リオ市に逃げてきた3万人の難民のうち、約1万2400人が移民審査官による審理を受けることになり国内に解放された。さらに5000人が国土安全保障省による処理を受けているという。
ジャッド会長は、『フォックスニュース』への寄稿文で、「バイデン大統領をはじめとする左派勢力は、法の執行や法の支配を攻撃し続けており、楽観主義でいることを難しくしている。自分たちが引き起こした国境の危機の責任を逃れようと、今度は、国境警備隊員を悪者にしようとしている。」と指摘し、「私たちが地球上で最も偉大な国であるのは、私たちに自由を与える憲法と権利章典に加えて、最も偉大な法律があるからだ。しかし、警察の予算削減を求めるリベラル派の政策に傾いているバイデン政権によって、この国の構造そのものが引き裂かれようとしている。」と述べている。
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