カナダの山火事で大気汚染
カナダのケベック州で起きた山火事によるスモッグは米国中西部やヨーロッパに運ばれ、大気に影響を与えているという。
6月27日付米
『NPR』:「カナダの山火事によるスモッグでヨーロッパに大気汚染」
ポルトガルの天気予報では27日、カナダの山火事による影響が続いており、「大気が煙粒子で霞んでいる」と注意を呼びかけた。
26日発表されたNASAの衛星画像によると、煙やすすは、ケベック地方から数千マイル大西洋を飛び、スペインやフランス、その北方の国々にも影響を与えている。気象機関によると、ヨーロッパのスモッグは、米国の低空に留まる危険な大気ではなく、1,100メートル以上と高度に位置しており比較的危険はすくない。...
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6月27日付米
『NPR』:「カナダの山火事によるスモッグでヨーロッパに大気汚染」
ポルトガルの天気予報では27日、カナダの山火事による影響が続いており、「大気が煙粒子で霞んでいる」と注意を呼びかけた。
26日発表されたNASAの衛星画像によると、煙やすすは、ケベック地方から数千マイル大西洋を飛び、スペインやフランス、その北方の国々にも影響を与えている。気象機関によると、ヨーロッパのスモッグは、米国の低空に留まる危険な大気ではなく、1,100メートル以上と高度に位置しており比較的危険はすくない。
カナダ環境・気候変動省 によると、ケベック地方など影響のある地域では、27日時点で、140以上の自治体が大気警報を発令した。カナダ省庁間森林火災センターによると、山火事が収まった様子はなく、カナダでは、ほぼ500件の山火事が発生し、その半数以上が制御されていないという。これは6月中旬の山火事件数より多い。
同日付米『NBC』:「カナダの山火事によりシカゴの大気世界最悪」:
カナダのケベック州で起きた山火事によるスモッグが米国中西部に運ばれ、シカゴ、ミルウォーキー、デトロイトでは27日、世界でも最も大気が汚れていると発表された。
米国の一部では山火事の影響を継続的に受けており、空気質指数は要注意区域に達しているという。
大気を測定政府サイト「AirNow」によると、27日のある時点では、シカゴの大気レベルは228で、「非常に不健康」な紫ゾーンに達した。近隣のミルウォーキーでは221だった。
世界の大気汚染を監視する「IQ Air」によると、汚染の度合いは世界の主要都市で最悪となっている。米中西部の主要都市シカゴ、ミルウォール、デトロイトでは世界最悪の大気を記録。27日時点では、パキスタンのラホールやカラチ、ドバイも上位を占めている。
山火事により今月は、多くの都市で大気警報が発令されており、健康に留意すべき人々は外出を避けている。7日、米国各地がスモッグの影響を受け、ニューヨーク市ではオレンジ色のもやが観測された。この日同市は、インドのデリーに次いで世界2位の大気汚染を記録した。その後デトロイトが2位に浮上している。
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トランプ前大統領;射殺された安倍氏を悼み、告別式に出席意向と表明【米メディア】
ドナルド・トランプ前大統領(76歳、2017~2021年在任)は、首脳同士の関係以外、大のゴルフ仲間でもあった安倍晋三氏(享年67)の急死を悼んだ。その上で、告別式には自ら出席する意向とともに、昭恵夫人(60歳)と連絡を取っているとも明かしている。
7月8日付
『ブライトバート(BB)』オンラインニュース(2005年設立の保守系メディア)は、「独占報道:トランプ氏、安倍氏の告別式に出席する意向と表明」と題して、ドナルド・トランプ前大統領が、在任中に最も親交を温めた安倍晋三元首相の告別式に出席することを検討している旨語ったと報じた。
ドナルド・トランプ前大統領は7月8日、『BB』との単独インタビューで、“安倍氏の急死を悼むとともに、告別式に出席することを考えている”とした上で、“昭恵夫人にも弔意を伝え、今後のことを話している”と語った。...
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7月8日付
『ブライトバート(BB)』オンラインニュース(2005年設立の保守系メディア)は、「独占報道:トランプ氏、安倍氏の告別式に出席する意向と表明」と題して、ドナルド・トランプ前大統領が、在任中に最も親交を温めた安倍晋三元首相の告別式に出席することを検討している旨語ったと報じた。
ドナルド・トランプ前大統領は7月8日、『BB』との単独インタビューで、“安倍氏の急死を悼むとともに、告別式に出席することを考えている”とした上で、“昭恵夫人にも弔意を伝え、今後のことを話している”と語った。
トランプ氏は、“安倍氏が、自身の大統領選勝利後、最初に訪米してくれた首脳だ”とし、“日米関係を強固にしてくれたリーダーであり、それが現在も引き継がれている”と称賛した。
トランプ氏は当日、ネバダ州・ラスベガスを訪問し、同州の連邦上院議員選候補アダム・ラクサルト元同州司法長官(43歳、2015~2019年在任)及び同州知事選候補ジョー・ロンバルド現同州クラーク郡保安官(59歳、2015年就任)の応援演説を行っていた。
なお、トランプ氏は演説の冒頭、安倍氏の死去に触れ、“平和と自由、かけがえのない日米の絆の擁護者であり、全世界にとって計り知れない損失だ”と嘆いた上で、“この惑星から偉大な人物を奪った犯罪者が迅速に、かつ大きな代償を支払うことを望む”と憤りをあらわにしている。
7月9日付『Foxニュース』(1996年開局の保守系メディア)は、「ポンペオ前国務長官、不幸な死を遂げたばかりの安倍氏を批判する左派系メディアを非難」と報じている。
マイク・ポンペオ前国務長官(58歳、2018~2021年在任)は『Foxニュース』のインタビューに答えて、“不幸な死を遂げたばかりの首脳について、批判的な記事を報じる左派系メディアにはうんざりする”と憤った。
同氏は、“安倍氏が、日本における最長在任期間だった首相であるのは明らかな理由があり、日本の人たちは彼を愛していて、その死を嘆き悲しんでいる”として、安倍氏が7月8日朝に射殺された事件に関し、同氏を批判する報道を行った『CBSニュース』(1927年開局)、『AP通信』(1846年設立)及び『NPR』(1971年開局の米公共ラジオ局)を非難した。
更に同氏は、“安倍氏は親しい友人の一人であり、米国にとって偉大なパートナーであった”と嘆き悲しんだ。
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