米上院幹部、ロシアが化学兵器使用の場合は飛行禁止区域設定を支持
米国共和党のリンゼー・グラム上院議員は、今月ロシアのウクライナ侵攻について、SNSでプーチン大統領の暗殺を呼び掛けていたが、今週のテレビのインタビューでは、ウクライナへの戦闘機供与を見送ったバイデン政権を批判し、ロシアがウクライナに生物兵器を使用の際の飛行禁止区域設定を呼びかけた。
3月14日付露
『スプートニク』:「グラム議員、ウクライナに化学兵器が使われた場合は飛行禁止区域設定を支持すると表明」:
リンゼー・グラム米上院議員は、プーチン大統領の暗殺と拘束を呼びかけていたのだが、バイデン米大統領が、世界戦争に発展することを危惧し、ポーランドのソ連製戦闘機をウクライナへ供与するのを拒否したことを厳しく批判した。
今月13日FOXニュースのインタビューで、共和党の重鎮であるグラム氏は、ロシアが化学兵器を使えば、ウクライナ上空の飛行禁止区域設定を支持するとし、ウクライナへ戦闘機供与を呼びかけ、供与をしても第三次戦争は起きないと主張した。...
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3月14日付露
『スプートニク』:「グラム議員、ウクライナに化学兵器が使われた場合は飛行禁止区域設定を支持すると表明」:
リンゼー・グラム米上院議員は、プーチン大統領の暗殺と拘束を呼びかけていたのだが、バイデン米大統領が、世界戦争に発展することを危惧し、ポーランドのソ連製戦闘機をウクライナへ供与するのを拒否したことを厳しく批判した。
今月13日FOXニュースのインタビューで、共和党の重鎮であるグラム氏は、ロシアが化学兵器を使えば、ウクライナ上空の飛行禁止区域設定を支持するとし、ウクライナへ戦闘機供与を呼びかけ、供与をしても第三次戦争は起きないと主張した。
NATOのストルテンベルグ事務総長は、ロシアが科学攻撃を検討している可能性があると主張していたが、今月13日米国防総省は、ロシア側がウクライナへ生物兵器攻撃を仕掛ける動きはみられないとした。
この主張をロシアは根拠がないとして否定し、今週、ウクライナ国内の米国関連の研究施設の秘密文書とされるデータを公開。ロシア軍は、米国防脅威削減局がウクライナ国内の30余りの研究施設に関与しており、生物兵器の貯蔵とリサーチが研究室で進められていると主張している。
ロシア国防総省によると、ウクライナが民族集団を標的とする生物兵器を開発している証拠がみつかったという。ウクライナで行われたロシア軍事特別演習期間に入手したサンプルによると、ウクライナの科学者が生物兵器の媒体として、ロシア・ウクライナ間の渡り鳥の移動を研究していたという。
先週ビクトリア・ヌーランド米政治問題担当国務次官は、ウクライナ国内の生物研究施設の存在を確認し、使節がロシアの支配下となり、進行中のプロジェクトの病原体が戦闘に巻き込まれるのを懸念しているという。
3月13日付米『FOXニュース』:「グラム議員が(戦闘機供与に)゛及び腰゛のバイデン氏を批判、露が化学兵器使用時は飛行禁止支持」:
今月13日、共和党上院のグラム議員は、ロシアのプーチン大統領が化学兵器の使用を承認したことが判明した場合、ウクライナ上空の飛行禁止宣言を支持すると述べた。
同氏はバイデン氏がポーランドからの28機の戦闘機移送を停止したことを批判。ウクライナに戦闘機を供与した場合の第三次大戦の懸念はないと主張した。プーチンは核戦争では誰も勝利しないのを分かっている。米国への先制攻撃を命じたら、彼を幹部が暗殺するだろう。」と述べている。
また、「ロシア経済を潰し、武器をウクライナに供与すればウクライナは勝てるが、バイデン氏はプーチンがウクライナ戦争に負けることをより懸念している。バイデン政権は、プーチンを戦争犯罪者ではなく、イラン合意や気候変動のパートナーとしてみている。」とした。
ウクライナの中立化については、「ロシアは中立化ではなく、ウクライナ崩壊を望んでいる。プーチンは昨年の演説で、ウクライナだけでなく、モルドバ、ジョージアも求めるとし、ロシア周辺を手中に収めソビエト連邦を再建しようとしているのだ。ウクライナ割譲だけで終わらない。プーチンはこの1,2年で権力を確固たるものとし、NATOからの干渉を受けず、ソビエト連邦を復活させようとするだろう」としている。
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ミニーマウスがパンツスーツ着用
米国ディズニーランドを代表するキャラクター、ミニーマウスのコスチュームが、時代を象徴しパンツスーツに変更されるという。ポリティカルコレクトネスな印象に近づけようとするも賛否が巻き起こっているという。
1月4日付米国
『CNN』:「ミニーマウスがトレードマークの赤いドレスを一新」:
誕生から一世紀近いミニーマウスにパンツスーツ姿が加わることとなる。従来のまっすぐなラインのスラックス型でなく、英国のデザイナー、ステラ・マッカートニーによるアイコニックなデザインなのだという。ネット上では既に一部が話題だが、全容は国際女性デーとパリ・ディズニーランドの開園30周年記念日の3月に発表となる。
プレスリリースによると、サステイナビリティと「女性リーダー」の象徴として同デザイナーが選ばれた。...
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1月4日付米国
『CNN』:「ミニーマウスがトレードマークの赤いドレスを一新」:
誕生から一世紀近いミニーマウスにパンツスーツ姿が加わることとなる。従来のまっすぐなラインのスラックス型でなく、英国のデザイナー、ステラ・マッカートニーによるアイコニックなデザインなのだという。ネット上では既に一部が話題だが、全容は国際女性デーとパリ・ディズニーランドの開園30周年記念日の3月に発表となる。
プレスリリースによると、サステイナビリティと「女性リーダー」の象徴として同デザイナーが選ばれた。パンツスーツは女性リーダーのファッションの定番で、政治家ではドイツのメルケル元首相、アメリカのクリントン元国務長官やハリス副大統領が着ている。クリントン氏は2004年ファーストレディとして初めて黒のドレススーツを直用し世間を沸かせた。ミニーの黒の水玉のタキシードには「しっかりした調達先からの生地」が使用され、新世代の進化と発展のシンボルとなって欲しいとの願いが込められているという。
ミニーマウスという架空の女性キャラクターの服が変わったことなど本来なら意見が分かれるトピックではないのだが、実際は複雑な反響を呼んでおり、FOXニュースの司会者は、「男っぽく見せる服を着せられたパンツ姿のミニーは我々の社会のファッション業界にとり破壊行為だ」とコメントしている。
同日付米国『CBS』:「パンツスーツ姿のミニーマウスが登場」:
ウォルト・ディズニーの象徴的キャラクターであるミニーマウスの服が女性史月間を記念し新調されるという。
これまでの白の手袋、白の水玉模様の赤いドレス、ローヒール靴姿は1928年に誕生したが、今年のミニーマウスはイギリス人デザイナーの手により先進的で現代的なパンツスーツ姿となる。
このスーツ変更を巡っては、最近M&Msのキャラクター変更(緑のキャラクターの靴がスニーカーに変更された)が炎上している影響もあり、不満や批判が上がっている。クリントン元国務長官は、今回の発表についてツイッターで「とても素敵」とコメントしたが、TVニュースの女性政治コメンテータは批判した。
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