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2024年04月20日(土)
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【Globali】
 

米大統領選で第三党の候補(2016/06/01)

米国大統領選で民主、共和党以外の第三党から新たな候補者が浮上。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏(元ニューメキシコ州知事)が党の大統領候補に指名された。リバタリアン党(自由主義者党)はこれまで上下院の議席獲得もなく、ジョンソン氏は前回2012年に出馬するも得票率1%のみ。元共和党員のジョンソン氏は知事経験が長く、拒否権行使の多用、マリファナ解禁支持で知られた。同党から、副大統領候補にはウィリアム・ウェルド氏(元マサチューセッツ州知事)が指名された。元共和党員のウェルド氏は人工中絶、同性婚支持で中道右派だが政策によってはリバタリアンと一線を課す。リバタリアン党は、トランプ氏を受け入れ難い有権者に新たな選択肢を与えることになるのだろうか。

5月30日付『ウォールストリートジャーナル』(ロイター通信引用)は「リバタリアン党、ゲーリー・ジョンソンとウィリアム・ウェルドを党候補に指名」との見出しで以下のように報道している。
・リバタリアン党は党大会で、元共和党で元ニュー・メキシコ知事ゲーリー・ジョンソン氏を大統領候補に、元マサチューセッツ州知事ウィリアム・ウェルド氏を副大統領に指名。元共和党員の両氏を指名することで、リバタリアン党は共和党指名候補ドナルド・トランプ氏と民主党最有力候補ヒラリー・クリントン氏への有力な対抗馬とするねらい。...
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米・英・中国メディア;OPEC復権なるか?(2015/12/24)

中東などの産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC、注後記)は、1970年代には世界の原油生産の5割を超え、世界の石油市場を席巻していたが、米国、ロシア、イギリス、メキシコなどの非OPEC諸国の産油量増大に伴い、シェアも4割弱となり影響力は減少した。そして、米国のシェール革命(シェールオイル生産増大に伴う石油供給ソースの大変革)に伴う原油生産増と、中国などの新興国の石油需要減退に伴い、2014年6月をピークに原油価格は暴落し、未だ低迷が続いている。そこで、石油市場における影響力復権を狙って、OPECが世界の原油生産シェアの増大を狙うべく、大胆な将来計画を発表したと各国メディアが伝えた。中には、石油代替エネルギーを過小評価しているとの厳しいコメントを掲載するメディアもある。

12月23日付中国『グローバル・タイムズ(人民日報英語版)』『新華社通信』記事引用)は、「OPEC、2020年には原油価格が70ドルまで上昇と予見」と題して、「OPECが12月23日に公表した“世界石油見通し報告”によると、目下低迷している原油価格は、2020年には1バレル(約159リットル)当り70ドルまで、また、2040年には95ドルまで再び上昇するという。但し、この予想価格は、2014年6月に記録した114ドルには遥かに及ばない。...
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