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2024年10月15日(火)
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【Globali】
 

国連安全保障理事会がシリア和平案を採択(2015/12/21)

国連安全保障理事会は18日、5年にわたり内戦が続くシリア情勢について、アサド政権と反政府勢力が停戦し、和平の公式協議を来年1月初旬を目標に開始することなどを求める決議を採択した。決議には、アサド政権と反政府勢力の双方が参加する「移行政権」の設置案も盛り込まれており、25万人以上の犠牲者を出した内戦が和平に向かうきっかけになるか注目される。一方、今回の和平案はアサド大統領の処遇に触れていないことや、イスラミックステート(IS)の掃討についての具体的な計画が盛り込まれていないなど、実効性を疑問視する声も多い

12月18日付『BBCニュース』は、国連安全保障理事会が、全会一致でシリアでの和平案を採択したと報じた。5年にわたるシリア内戦では25万人が死亡し、数百万人以上が難民となっている。決議ではシリア政府と反政府派が停戦し、来年1月初旬に和平交渉の席に着くことを求めている。
アサド大統領支持者は、国連決議が同大統領の処遇について触れていないため、これを歓迎している。これは、ロシアのシリア内戦への軍事的・外交的影響が強まり西側が妥協したものであるが、反政府勢力とその支援国にとっては交渉のあらゆる場面で進捗の妨げとなることは確実である。...
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米・英・中国メディア;中国でまたもスモッグが危険レベルに!(2015/12/18)

12月2日付「国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)へのポーズ? 北京市当局が公害工場閉鎖命令」の中で、“(北京市周辺のスモッグが危険レベルに達しているというニュースに関し)COP21で米国とともに、2020年以降の新しい温暖化対策の枠組み合意に向けて、中心的役割を果たそうとしている習主席にとっては、誠にきまりの悪いニュースだった模様で、早速地方政府をして厳しい対応措置を取らせた”と報じた。2千余りの工場を閉鎖させただけではなく、市内乗り入れの車を奇数、偶数ナンバー別とすることで半減させたりした。一時的な措置ではあるが、少しは効果があったのか、はたまた寒波襲来に伴う北西風のお蔭か、スモッグの原因となる微粒子状物質(PM2.5)が吹き飛ばされ、警戒レベルは下げられた。しかし、根本原因を根絶やしにする等の抜本的対策を講じない限り、スモッグ問題は容易に解決できるものではなく、あれから2週間が経って、またPM2.5が危険レベルに達するとのニュースが駆け巡っている。

12月17日付米『Foxニュース』は、「中国北部、今年最悪の大気汚染」との見出しで、「中国中央気象センターは12月17日、中国北部のスモッグが12月19日から4日間、今年最悪のレベルとなるとの予報を発表した。この予報は、2週間半前に、国家基準の4段階の注意報のうち、最も危険な“レッド・アラート”が出されて以来二度目となる。同センターによれば、PM2.5濃度が1立法メーター当り500マイクログラムを超えるという。...
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