2月14日付
『人民日報』の、「春節期間中の民族大移動は延べ13億8千万人」と題した報道記事:
「・中国観光局の2月13日発表によると、春節期間中のこれまでの中国人旅行者は延べ13億8千万人と、昨年より3.3%増加。
・鉄道旅行者が+9.1%、車移動が+2.8%、飛行機が+3.1%だが、船の移動は▼3.2%。
・80%が帰省客で、純粋な旅行客は10%。また、そのうち、17.7%が海外旅行客。...
全部読む
2月14日付
『人民日報』の、「春節期間中の民族大移動は延べ13億8千万人」と題した報道記事:
「・中国観光局の2月13日発表によると、春節期間中のこれまでの中国人旅行者は延べ13億8千万人と、昨年より3.3%増加。
・鉄道旅行者が+9.1%、車移動が+2.8%、飛行機が+3.1%だが、船の移動は▼3.2%。
・80%が帰省客で、純粋な旅行客は10%。また、そのうち、17.7%が海外旅行客。」
同日付
『東方日報(上海)』の、「北京、春節期間中の観光収入増」と題した報道記事:
「・北京市観光課の2月13日発表では、春節期間中の北京市の観光収入が49億2千万人民元(7億5,300万ドル、約850億円)となり、昨年比+2.9%増。
・北京を訪問した観光客は延べ919万人で、同+1.9%増。」
一方、同日付
『チャイナ・デイリィ』の、「日本向け中国人観光客は増えるも、消費の伸びは鈍化」と題した報道記事:
「・日本の観光庁の発表では、中国人が日本で消費したお金は、2015年4~6月期が前年同期比3.2倍だったが、同年10~12月期は同2.2倍に鈍化。
・従来、訪日中国人が買い漁った化粧品、家電製品等が、現在では本国のネット通販で遜色なく買えるようになったためと分析。
・中国企業がオーナーとなっている家電量販店のラオックスも、中国国内にネット・ショップを開設済み。
・また、直近の人民元安で日本での買い物に割高感が出てきたのも、爆買い鈍化の背景。
・更に、複数回の訪問客が増えたこともあって、買い物より別の観光に消費する傾向。」
なお、国連の世界観光機関(UNWTO、注後記)によると、友好国の多さを示す指標となる「世界のパスポート最強ランキング(ビザなし渡航先国数)」は以下のとおり、日本は4位だが、中国は、香港や台湾より低い84位である。
1位 米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フィンランド:174ヵ国
2位 カナダ、デンマーク:173ヵ国
3位 イタリア、オランダ、ベルギー:171ヵ国
4位 日本、フランス、ノルウェー、スペイン、ポルトガル:170ヵ国
7位 韓国:166ヵ国
15位 香港:152ヵ国
24位 台湾:129ヵ国
84位 中国:53ヵ国
(注)UNWTO:スペインのマドリードに本部を置く、観光に関する国際機関で1975年設立。2003年12月に国連の専門機関となった。2015年9月現在の加盟国は158ヵ国、準加盟地域は6つ。
閉じる