【Globali】
米・英・フィリピン・中国メディア;仲裁裁定後のフィリピン他の対応(2016/07/15)7月13日付Globali「仲裁裁定直後の国際会議に神経を尖らす中国」の中で、“中国の主張が全面否定された、国際仲裁裁判所(PCA)裁定直後に開かれるアジア欧州会合(ASEM)において、中国は、南シナ海問題を同会議での話題にしないよう躍起になっている”と報じた。しかし、勝訴したフィリピンはもとより、米国とともに強くPCA支持を打ち出していた安倍首相も、ASEMサミットにおいて、当事者が裁定を尊重する必要性につききっちり訴えるとしている。
7月15日付米『ロイター通信米国版』:「フィリピン外相、南シナ海問題で自制を要請」
「・7月15日からモンゴルで始まったASEMサミットにおいて、フィリピンのペルフェクト・ヤサイ外相は、同国はPCA裁定を尊重するとともに、関係各国は緊張を高めず、自制するよう要請。 ・中国が、PCA裁定を無視し、防空識別圏(ADIZ)を設定する等無理難題を言い出していることへの牽制。」 7月14日付英『BBCニュース』:「フィリピン、中国はPCA裁定を尊重するよう要求」 「・フィリピンのヤサイ外相は、中国の李克強(リー・コーチアン)首相も出席するASEMサミットにおいて、中国は南シナ海問題に関わるPCA裁定を尊重するよう訴えると強調。...
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