12月27日付米
『CNNニュース』:「安倍・オバマ両氏、真珠湾でのセレモニーで同盟関係の盤石さを再確認」
「●安倍晋三首相とバラク・オバマ大統領は12月27日、真珠湾を慰霊訪問した際のセレモニーで、両国間の同盟関係が盤石であることを再確認。
●その際オバマ氏は、ドナルド・トランプ次期大統領の保護主義政策を慮って、国民には内向きな対応を取ることのないよう求める旨発言。
●一方、安倍氏は、両国首脳の真珠湾訪問は日米関係の和解の象徴であり、また、改めて不戦の誓いをすると宣言。...
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12月27日付米
『CNNニュース』:「安倍・オバマ両氏、真珠湾でのセレモニーで同盟関係の盤石さを再確認」
「●安倍晋三首相とバラク・オバマ大統領は12月27日、真珠湾を慰霊訪問した際のセレモニーで、両国間の同盟関係が盤石であることを再確認。
●その際オバマ氏は、ドナルド・トランプ次期大統領の保護主義政策を慮って、国民には内向きな対応を取ることのないよう求める旨発言。
●一方、安倍氏は、両国首脳の真珠湾訪問は日米関係の和解の象徴であり、また、改めて不戦の誓いをすると宣言。」
同日付米
『ハフィントン・ポスト』オンラインニュース(
『ロイター通信』配信):「安倍首相、歴史的な場所である真珠湾を訪問し哀悼の意を表明」
「●安倍首相とオバマ大統領の今回の真珠湾訪問は、トランプ次期大統領就任の僅か数週間前に実施されたが、中国の益々の台頭や、トランプ氏の対日政策に不透明さが覗えることから、両国間の同盟関係を強調しておくという意味があったと評価。
●なお安倍氏は、(真珠湾攻撃についての)謝罪の言葉は発しなかったが、代わりに犠牲者の御霊に哀悼の意を表すると発言。」
同日付英
『メール・オンライン』(
『AP通信』配信):「日本の首相、真珠湾を歴史的訪問し
て犠牲者に哀悼の意を表明」
「●現職の日本の首相と米大統領が、揃ってアリゾナ記念館を慰霊訪問するのは初めて。
●オバマ大統領はスピーチで、両国間が敵同士で戦った悲惨な過去にも拘らず、安倍首相の真珠湾慰霊訪問によって、日米両国が和解に至ったことを象徴し、両国の同盟関係をより盤石にするものと発言。
●米大統領府のダニエル・クリテンブリンク主任補佐官(アジア担当)は、(オバマ大統領就任時の)8年前には想像もつかなかったことだが、今年5月のオバマ氏の広島訪問及び今回の安倍氏の真珠湾訪問が実現したことは、正に両国が友好関係を強化しようとした努力の成果だと強調。」
12月28日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「日本の
首相、1941年の真珠湾攻撃による犠牲者を追悼」
「●安倍首相は、1941年12月7日の旧日本軍による真珠湾攻撃によって犠牲になった米国軍人・市民の追悼施設を、オバマ大統領と訪問。
●安倍氏は共同記者会見で、真珠湾の犠牲者に深く哀悼の意を表する旨コメント。」
一方、同日付韓国
『KBSニュース』:「日本の市民団体、安倍氏にアジアの犠牲者への謝罪
を要求」
「●
『共同ニュース』によると、“村山首相談話を継承する会”と名乗る市民団体が12月27日、安倍首相には真珠湾だけでなく、アジア侵略の犠牲者に謝罪するべきだと表明。
●同団体の代表は、安倍首相にはハワイ訪問の帰路シンガポールに赴き、虐殺犠牲者追悼碑に献花して欲しいと発言。
●また別の代表は、オバマ大統領が広島訪問時に被爆者と面談したことを引き合いに出し、安倍氏は韓国も訪問して、従軍慰安婦に直接会うべきだと主張。」
また、12月27日付中国
『新浪(シナ)英字ニュース』(
『新華社通信』配信):「安倍氏の真
珠湾訪問について、真の和解には誠実な反省こそが“唯一重要なこと”と中国がコメント」
「●中国外交部(省に相当)の華春瑩(ホァ・チュンイン)報道官は12月27日、安倍首相の真珠湾訪問について、第二次大戦を勝手に終わらせようとする一方的な政治的対応に過ぎないと酷評。
●旧日本軍の侵略の犠牲となった、中国含めたアジアの国々に対して謝罪をしようとせず、(侵略の歴史を)過去のものとすることはできないともコメント。
●更に、過去への誠実な反省なくば、アジア諸国との真の和解は成り得ないとも発言。
●なお統計によると、中国軍人や市民の死傷者は3,500万人にも上り、第二次大戦全体の犠牲者の3分の1にも相当。」
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12月25日付米
『ボイス・オブ・アメリカ』(
『AP通信』配信):「中国の空母が初の遠洋訓練」
「●中国国防部は12月25日、中国国産空母“遼寧”が12月24日、西太平洋における初の遠洋訓練のために出航したと発表。
●中国国営メディアによると、“遼寧”は2012年に中国海軍で建造され、今回の遠洋訓練で、西太平洋からオセアニアのニュージーランド、そして一部のアジア諸国まで航海予定。
●同国防部はまた、“遼寧”が中国東部の渤海(ボーハイ)で初の実弾訓練を実施した後、12月23日に黄海(ホァンハイ)で戦闘機の離着陸訓練、そして12月24日朝には東シナ海でも同様の訓練を実施したと公表。
●日本の防衛省は、“遼寧”を含む8隻の船隊が東シナ海を航行していることを確認したが、領海侵犯はなかったとコメント。」
同日付ロシア
『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「中国空母の“遼寧”、黄海で軍事訓練」
「●中国メディアは、“遼寧”の今後の訓練地域として南シナ海が考えられると報道。
●南シナ海をめぐっては、特に米中間で緊張が高められてきており、米軍の進出に対抗するため、“遼寧”を含めた防衛体制強化が必要だとするもの。
●なお、ドナルド・トランプ次期大統領の中国に対する最近の発言が物議を醸しているが、中国軍が先週、南シナ海で海中調査を行っていた米軍の無人潜水艦を一時押収したことに対しても、同氏は中国を揶揄するツイート。」
同日付中国
『新浪(シナ)英字ニュース』(
『北京時報』配信):「中国の空母が西太平洋で
軍事訓練実施予定」
「●中国人民解放軍の梁楊(リャン・ヤン)報道官は12月24日、中国初の国産空母“遼寧”が西太平洋で軍事訓練を行うと発表。
●同遠洋訓練は、中国海軍の呉勝利(ウー・シェンリ)司令官が指揮。
●なお、“遼寧”は今後、渤海、黄海、東シナ海はもとより南シナ海でも軍事訓練を実施予定。」
一方、同日付英
『インターナショナル・ビジネス・タイムズ』オンラインニュース:「中国
が数ヵ月以内に“数百発”のミサイルを南シナ海に配備する、と米高官がコメント」
「●二人の米高官は12月24日、2017年初めに中国軍が、地対空ミサイル“数百発”を南シナ海の人工島に配備する計画だとコメント。
●同高官によると、衛星写真で地対空ミサイルが海南(ハイナン)島に置かれているのが認められており、それらが後日、7つの人工島のうち、既に3島に整備されている滑走路を防衛するために移設されるものと付言。
●なお、海南島に仮置きされている地対空ミサイルは500基にも上るともコメント。
●一方、人工島7島に対空機関砲やミサイル迎撃システムが配備されていることが衛星写真に写っており、米国が習近平(シー・チンピン)主席の非軍事化の話と違うと非難していたが、中国国営メディアは軍事用のインフラ整備とは認められないと反論。」
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