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2024年04月23日(火)
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【Globali】
 

仏メディアが見る生前退位:天皇のお気持ち表明(2016/08/09)

明仁天皇の生前退位とお気持ちの表明にフランスでも先週から行方を見守る。特にフランスメディアでは以前より明仁天皇への尊敬と人気は高く、「常に国民に寄り添う」、「平和主義を人々の心に刻み込む」、「控えめな暗示を巧みにおりまぜた高度な表現や造詣の深いお言葉」と、フランスのメディアは常に敬意と賛辞とともに報じてきた。

『ルモンド紙』は生前退位のご意向を「常に公務を重視される明仁天皇の責任感の深さ」と 報じる。健康状態は良好に見えても現在82歳のご高齢であること、ここ数年のご病気のため公務を減らされた事と、体力的に公務を続けられる事への懸念を側近に表明されたと報じる。また平和と和解への強いお気持ちをお持ちで、日本の平和主義のイメージを回復したと敬意を示す。

『フィガロ紙』は生前退位は制定時に想定しておらず皇室典範に記載がないため改正を伴うが、与野党総じてお気持ちを尊重する方向性に進む事を伝える。...
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仏メディアが見るCEO報酬:カルロス・ゴーン氏報酬減額(2016/08/01)

以前からカルロス・ゴーン氏の報酬額は度々批判の的となったが、ついにゴーン氏はルノーの報酬減額を決定した。ゴーン氏の報酬は、ルノーから約9億円、日産から10億円といわれる。フランスメディアはこの報酬論争が示す二つの問題を報じる。

『ルモンド紙』は社説で「大口筆頭株主である仏政府と、ルノーCEOの権力闘争」の側面を報じる。5月に前哨戦があった。ゴーン氏の2015年の報酬総額725万ユーロがルノー株主総会54%で否決されたにも関わらず、ルノー取締役会は報酬を即刻承認しただけでなく2016年の増額検討すら示唆した。これに激怒した仏政府は報酬関連の労働法可決という「脅しとも言える最終手段にでた」。これまで民間企業のCEO報酬上限は自主規制だったが、今後株主総会の決定が不可欠となる。...
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