地球温暖化対策強化のために活動している環境保護団体「絶滅への反逆(Extinction Rebellion)」が7日、ロンドンやパリなど世界複数の都市で道路を占拠して温暖化対策の緊急性を訴えた。
『フランス アンフォ』によると、同団体の各国のメンバー達が、パリ(フランス)、シドニー(オーストラリア)、アムステルダム(オランダ)、ロンドン(イギリス)などの都市で道路を占拠して抗議活動を展開した。
同団体は、時間の経過、そして気候変動と戦うために行動する緊急性を表す砂時計をロゴマークとして掲げている。この団体は1年前にイギリスで生まれ、以来大きな成功を収めている。 世界中に100,000人を超えるメンバーがいると推定されている。...
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『フランス アンフォ』によると、同団体の各国のメンバー達が、パリ(フランス)、シドニー(オーストラリア)、アムステルダム(オランダ)、ロンドン(イギリス)などの都市で道路を占拠して抗議活動を展開した。
同団体は、時間の経過、そして気候変動と戦うために行動する緊急性を表す砂時計をロゴマークとして掲げている。この団体は1年前にイギリスで生まれ、以来大きな成功を収めている。 世界中に100,000人を超えるメンバーがいると推定されている。
この団体の活動が人々にとって魅力的である理由の一つは、市民的不服従の哲学だ。 市民による道路の封鎖など、非暴力でありつつインパクトの強い活動を展開している。
『ルフィガロ』によると、同団体は、「現在の生態学上の危機の深刻さと緊急性」を各国政府に認識させ、温室効果ガスの即時削減と2025年までに二酸化炭素の排出をゼロにすることを訴えているという。
昨年10月の同団体設立時には、スウェーデンの環境保護活動家のグレタ・トゥンベリさんも「ルールは変更される必要があり、ルールを守っていては世界を救うことはできません。 すべてを変えなければならず、それは今日から始めなければなりません。 今は市民的不服従の時です。 今こそ反逆の時です」とサポートを表明した。
以後、「絶滅への反乱」運動は特定リーダーのいない水平運動でありながら、米国、イタリア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、ケベック、ベルギー、フランスにもその運動が広がっているという。
『BBC』によると、同団体の活動家達による抗議活動は、今後2週間で約60の都市で予定されているという。7日には、同団体メンバー達がロンドン中心部の橋や道路を封鎖して交通の混乱を招き、270人が逮捕されている。アムステルダム(オランダ)でも100人以上が逮捕された。
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米国沿岸警備隊は24日、6トンのコカインを積んだ小型潜水艦を太平洋の海で拿捕することに成功した。南米からの薬物の密輸は今では潜水艦で行われるようになっており、今回のような小型潜水艦の拿捕は初めてではない。
『BFM TV』によると、今月、米国沿岸警備隊が太平洋南東の国際海域で定期的なパトロールを行っている際に潜水艦を拿捕したという。約1億4500万ユーロ(=約171億円)に相当する6トンほどのコカインが押収され、4人の乗組員は麻薬密売の疑いで逮捕された。
『フランス アンフォ』によると、現在、自作の小型潜水艦は南米の麻薬密売人が米国に麻薬を密輸するための新しい手段となっているという。そのため、米国沿岸警備隊は小型潜水艦の監視に力を入れている。...
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『BFM TV』によると、今月、米国沿岸警備隊が太平洋南東の国際海域で定期的なパトロールを行っている際に潜水艦を拿捕したという。約1億4500万ユーロ(=約171億円)に相当する6トンほどのコカインが押収され、4人の乗組員は麻薬密売の疑いで逮捕された。
『フランス アンフォ』によると、現在、自作の小型潜水艦は南米の麻薬密売人が米国に麻薬を密輸するための新しい手段となっているという。そのため、米国沿岸警備隊は小型潜水艦の監視に力を入れている。今年の6月には、18トンものコカインを積んだ小型潜水艦と5人の乗組員を逮捕したことが報道された。
小型潜水艦は、発見することが非常に難しく、麻薬密売人にとっては非常に信頼できる手段となっている。 米国当局は太平洋を横断する薬物の密輸のうち11%のみ押収できていると推測されている。
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