ノルマンディー進行作戦開始75周年式典にドイツ首相も参加で英王室が困惑?【米メディア】
第二次大戦におけるナチス・ドイツ撃破の端緒となった、“ノルマンディー進行作戦開始(D-Day、注後記)”75周年を祝う式典がポーツマス(英国南端沿岸都市)で開かれた。同式典には、ドナルド・トランプ大統領初め16ヵ国の首脳が出席したが、その中にはアンゲラ・メルケル首相も含まれている。本来は連合国側のための記念式典であるにも拘らず、英王室も抜かったのか、エリザベス2世女王がメルケル首相と握手する姿を放映してしまった。
6月6日付
『CNNニュース』:「D-Dayに何が起こったか」
D-Day 75周年記念式典が6月5日、英海軍ポーツマス記念館(英国南岸)で開催された。
同式典には、ドナルド・トランプ大統領初め16ヵ国の首脳、及びエリザベス2世女王が出席された。
フランス北岸のノルマンディー進行作戦は、第二次大戦において、ナチス・ドイツから欧州を解放する端緒となった連合国側の上陸作戦である。...
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6月6日付
『CNNニュース』:「D-Dayに何が起こったか」
D-Day 75周年記念式典が6月5日、英海軍ポーツマス記念館(英国南岸)で開催された。
同式典には、ドナルド・トランプ大統領初め16ヵ国の首脳、及びエリザベス2世女王が出席された。
フランス北岸のノルマンディー進行作戦は、第二次大戦において、ナチス・ドイツから欧州を解放する端緒となった連合国側の上陸作戦である。
連合軍は77日かけてナチス軍を打ち破り、1944年8月、パリをナチス軍から解放させることに成功した。
なお、同式典では、エリザベス女王及びテリーザ・メイ首相が演説した。
米・英国首脳の他に出席したのは、フランス、ドイツ、カナダ、豪州、NZ、ベルギー、チェコ、ギリシャ、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スロバキア、デンマークの首脳、及び300人以上の退役軍人である。
同日付『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「英国女王のツイッターアカウントで、D-Day式典放映でミスが発生」
エリザベス2世女王は6月5日、D-Day 75周年式典に出席された。
その際、英王室が、同女王が式典出席の各国首脳を歓迎する映像を王室ツイッターアカウントで流した。
ただ、その際に、連合国側ではなく、敵国であったドイツのアンゲラ・メルケル首相と握手する姿も放映してしまった。
なお、同じく敵側であったイタリア、日本の首脳は同式典に出席していない。
(注)D-Day:計画開始予定日。特に、1944年6月6日、連合軍のノルマンディー進行作戦開始の日を指す。
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トランプ大統領;2度目の来日時に大相撲観戦の上、優勝力士に新トランプ・カップ授与で足跡【米メディア】
これまで何度か報じたとおり、ドナルド・トランプ大統領は5月下旬、新天皇の最初の国賓として来日する。安倍晋三首相が何度も訪米して露払いをしているせいか、日米間の深刻な交渉というより、むしろ物見遊山の意味合いが強い。そして極め付けは、大相撲五月場所千秋楽観戦で、優勝力士に新たにトランプ・カップ創設・授与を行い、しっかり足跡を残すという。優勝力士にいくらの請求書(関税)が届くのかとのジョークも言われているが、米メディアでは、日本政府や相撲協会側から、“天皇杯より大きいカップは困る”という声が出るはずだとのユーモアコメントが掲載されている。
5月14日付
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「大相撲優勝者にトランプ・カップ授与」
大相撲5月場所において、天皇杯、内閣総理大臣杯に続いて、新たにトランプ・カップが授与されることになる。
『サンフランシスコ・ゲート』紙は5月14日、5月下旬に訪日するドナルド・トランプ大統領が、大相撲千秋楽を観戦した際、優勝力士に新たに創設したトランプ・カップを贈呈することになると報じた。...
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5月14日付
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「大相撲優勝者にトランプ・カップ授与」
大相撲5月場所において、天皇杯、内閣総理大臣杯に続いて、新たにトランプ・カップが授与されることになる。
『サンフランシスコ・ゲート』紙は5月14日、5月下旬に訪日するドナルド・トランプ大統領が、大相撲千秋楽を観戦した際、優勝力士に新たに創設したトランプ・カップを贈呈することになると報じた。
ホワイトハウスはまだ何もコメントしていないが、同大統領は、先月安倍晋三首相が訪米した際、大相撲優勝力士に優勝カップを贈呈する話が持ち上がったと言及した。
そして、自身は常に素晴らしいことを考えるとした上で、優勝カップを授与することを決めたと付言している。
米相撲競技会を運営しているアンドリュー・フロインド氏(注1後記)は、米大統領が大相撲に関心を持ち、かつ優勝カップを寄贈することは良いことだとした。
ただ、どのような優勝カップとなるのかとの質問には、杓子定規な取り決めはないと思うが、ただ一つ言えることは、天皇杯よりも大きいカップとすることはまずいと思うとコメントした。
そして、恐らく日本側からも、その要請は出ているはずだとも付言した。
なお、同氏は、『東京ジャーナル』(注2後記)に相撲関連のコラムを掲載している。
(注1)アンドリュー・フロインド:かつて日本在住時に大相撲に興味を持ち、25年程前に米国大相撲競技会を立ち上げ、ほぼ毎年米国各地でオープン競技会を開催している。
(注2)『東京ジャーナル』:日本の観光情報を世界へ提供する洋書のベストセラー国際旅行誌で、東京及び日本の今の文化にフォーカスした季刊発行の英字雑誌。1981年創刊。
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