キプロス島で低コスト、ソーラーパネルカーのレースを開催
『AFP通信社』 によると、6月23日の日曜日、地中海の島国、キプロス共和国の首都ニコシアで低コストのソーラーパネルカーレースが開催された。
‘キプロス研究所ソーラーカー・チャレンジ’と銘打って、10台のソーラーカーが参加してレースは3時間にわたって行われた。
ソーラーカーのスピードは数10km/hにもおよび、公道をバリケードで囲って造られたにわか仕立てのコースで、照り付ける太陽光のみをエネルギー源とする車でレースを競った。
レースには多くの高校生が参加し、その中にはベネチアという女子高生も含まれていた。
キプロス共和国で無公害のソーラーカーのレースが行われたことはそれなりに意味があった。...
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‘キプロス研究所ソーラーカー・チャレンジ’と銘打って、10台のソーラーカーが参加してレースは3時間にわたって行われた。
ソーラーカーのスピードは数10km/hにもおよび、公道をバリケードで囲って造られたにわか仕立てのコースで、照り付ける太陽光のみをエネルギー源とする車でレースを競った。
レースには多くの高校生が参加し、その中にはベネチアという女子高生も含まれていた。
キプロス共和国で無公害のソーラーカーのレースが行われたことはそれなりに意味があった。すなわち、この島は、車を所有する人の割合が、EU諸国の中で最も高く、EU統計局(EUROSTAT)によると、住民1000人当たり、595人が自動車を所有している。 そのため、ソーラーパネルカーなどの無公害自動車の使用は、島の環境保護の意味からも重要課題となっている。
しかしながら、2016年においては、登録された新車28,000台のうち、22台のみが電気自動車などの無公害車にとどまっている。
ベネチアの通う高校の先生の1人、タソス・ファラス氏はメカニック仲間と協力して5000ユーロ(=約60万円)のコストで80km/hのスピードまで出るソーラーパネルカーを開発している。
なお、今回のレースに参加した10台のソーラーパネルカーも8000ユーロ(=約96万円)以下のコストで製作されているという。
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広州汽車集団、デトロイトに研究開発センターを計画
【19日付
『チャイナデイリー』 】 GACとして知られる広州汽車集団は、米国デトロイト郊外のファーミントンヒルズに445万ドルの研究開発施設を建設中で、62の雇用を創出する予定だと発表した。
GACはセンター建設資金として6月にミシガン戦略ファンドから50万ドルの助成金を受領した。
市場分析会社の米自動車研究センター(Center for Automotive Research、CAR)のシアン・ホン研究員は、今回のセンターは、2017年にカリフォルニア州シリコンバレー開設した研究開発施設に続くものだと指摘し、「北米市場で拡大を目指す外国自動車メーカーに、ミシガンのような伝統的な自動車産業の州が果たす重要でユニークな役割を、GACが認めたことは意義深い。...
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GACはセンター建設資金として6月にミシガン戦略ファンドから50万ドルの助成金を受領した。
市場分析会社の米自動車研究センター(Center for Automotive Research、CAR)のシアン・ホン研究員は、今回のセンターは、2017年にカリフォルニア州シリコンバレー開設した研究開発施設に続くものだと指摘し、「北米市場で拡大を目指す外国自動車メーカーに、ミシガンのような伝統的な自動車産業の州が果たす重要でユニークな役割を、GACが認めたことは意義深い。」と語った。
GACは、昨年1月にデトロイトで開かれた北米国際自動車ショーで、中国ですでに販売されている中型SUVのGS8を、来年中に米国市場に投入すると発表した。また北米本部の設置を予定しており、候補地を探していることもほのめかした。
「(ミシガンのような)自動車産業の盛んな州に研究開発センターおよび/または最終的には北米本社を設置することは、グローバル製品開発にも役立つ可能性がある。本部立地の選択には、幅広い企業戦略、主要パートナー、製造施設の立地と政府との関係など多くの要因が関係するだろう。米中の自動車投資は非常にダイナミックな環境であり、GACが慎重に調査し適切な決定を下すと確信している。」とホン研究員は述べた。
中国でGACはインテリジェントでインターネット接続された運転技術の推進に取り組んでいる。昨年9月にネット大手のテンセントと提携し、テンセントのAIシステムを搭載したiSPACE電動コンセプトカーを発表した。
子会社のGACモーターは、先月、新型QiyunスマートSUVをリリースした。このSUVはベストセラーのGS4 SUVのアップグレード版で、滞在型のモバイルライフスタイルのための複数のスマートテクノロジーの強化を施している。
GACモーターのユン・ジュン社長は、「新型GS4は、技術革新と産業変革の時代におけるチャレンジ、チャンス、競争に向き合う、GACモーターの新しいアプローチの始まりである。将来的には、テンセント、アイフライテック、オートナヴィなどのデジタル技術のリーダー企業と協力し、スマートドライブ分野でさらに飛躍していきたい。」と語った。
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