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2024年04月20日(土)
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【Globali】
 

中国が南沙諸島人工島に灯台を建設(2015/10/13)

中国は、南沙諸島の岩礁を埋め立てた人工島に灯台を建設した。これに対し中国による南沙諸島の領有権を認めない米国は、米軍艦船による付近海域のパトロールを行おうとしており、両国間での緊張が高まっている。

10月9日付『新華社通信』は、中国交通運輸部が南沙諸島の華陽(ファヤン)岩礁2ヵ所に灯台を建設し、運用を開始したと報じた。それによると、これらの灯台は、南沙海域で初めて通行船舶に対し、航路案内、安全情報、緊急時救助などの航行支援をおこなうものである。灯台は高さ50メートルのコンクリート製で、光達距離は22海里、点滅サイクルは8秒である。
南シナ海は太平洋とインド洋に接続し、中国と世界を結ぶ重要な海路であるが、航行支援や救難、原油流出対策などの深刻な不備が、同海域の航行の安全や社会的経済的発展を阻んできた。...
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世界が見るインドネシアの高速鉄道導入見送り(2015/09/04)

インドネシアのナスティオン調整相は、ジョコ大統領が日中間で競われていたジャワ島での高速鉄道計画を、財政面から考慮した結果、見送ることを決めたと発表、インドネシアは日中に対して、中速鉄道の新たな計画を提示するよう要請した。日本は数年前から新幹線をインドネシアに対して売り込んでいたが、中国が今年3月になって突然参入し、水面下で両国の激しいロビー活動が繰り広げられていた。インドネシアの高速鉄道導入の見送りの背景には、日中双方と亀裂を作りたくないという政治的判断も働いたものとみられる。各国は、インドネシアの高速鉄道導入見送りについて以下のように報じた。

9月4日付『ウォールストリートジャーナル』(米国)は、「インドネシアが高速鉄道導入を見送り」との見出しでインドネシアが財政面からの考慮で、ジャカルタからバンドゥンを結ぶ高速鉄道の導入を見送ることを決めたことを伝え、「インドネシアには高速で長距離を移動する需要がないことに加え、財政的に厳しく、インドネシア政府が計画を見送ったことは決して驚くべき選択ではない」との、ジャカルタのインフラ整備会社のディレクターであるスコットヤンガー氏のコメントを紹介した。...
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