トランプ大統領;票集めのためなら一般有権者の結婚式にも飛び入り参加【米メディア】(2019/07/22)
来秋の大統領選での再選を目論むドナルド・トランプ大統領は、自身に批判的な民主党候補者らを支持者集会などでおもむろに非難し、分断をあることで支持獲得を狙っている。このように、票集めのためには形振り構わぬ模様で、今度は、自身所有のリゾート・ゴルフクラブで行われた一般有権者の結婚式に飛び入り参加した。なお、今回が初めてではないようで、2017年6月には、訪米中の安倍晋三首相も引き入れて市民の結婚式に顔を出していた。
7月21日付
『Foxニュース』(
『CNNニュース』配信):「トランプ大統領、自身所有のニュージャージー州のゴルフ・クラブで行われた一般有権者の結婚式に飛び入り参加」
ドナルド・トランプ大統領は7月20日夜、自身が所有するニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブで行われた、一般有権者の結婚披露宴に飛び入り参加した。
花婿のP.J.モンゲリ氏によれば、同大統領に招待状は送っていたものの、まさか姿を見せてくれるとは思ってみなかったようで、花嫁のニコル・マリーさん初め、家族・親戚一同みな感激したという。...
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7月21日付
『Foxニュース』(
『CNNニュース』配信):「トランプ大統領、自身所有のニュージャージー州のゴルフ・クラブで行われた一般有権者の結婚式に飛び入り参加」
ドナルド・トランプ大統領は7月20日夜、自身が所有するニュージャージー州ベッドミンスターのトランプ・ナショナル・ゴルフ・クラブで行われた、一般有権者の結婚披露宴に飛び入り参加した。
花婿のP.J.モンゲリ氏によれば、同大統領に招待状は送っていたものの、まさか姿を見せてくれるとは思ってみなかったようで、花嫁のニコル・マリーさん初め、家族・親戚一同みな感激したという。
新婚カップルはもとより、結婚披露宴の参加者のほとんどが強烈なトランプ支持者である。
モンゲリ氏は、2017年11月に婚約を発表したのも、同ゴルフ・クラブであり、その関係もあって、結婚披露宴も同じ場所を選択し、トランプ大統領をダメ元で招待したという。
なお、トランプ大統領が一般有権者の結婚披露宴に飛び入り参加したのは初めてではなく、2017年6月、安倍晋三首相と日米首脳会談をフロリダ州パームビーチの別荘マー・ア・ラゴで開催した際も、同リゾートで行われた結婚披露宴に、同首相も引き入れて顔を出していた。
同日付『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「結婚披露宴に押しかけたトランプ大統領を、出席者が“USA、USA”と連呼して歓迎」
トランプ大統領は、ベッドミンスターのゴルフ・クラブで行われた一般有権者の披露宴に押しかけた。
同披露宴は、主催者が“米国を再び偉大に(MAGA、トランプ大統領が良く使う言葉)”と銘打ったパーティで、参加者はみな赤い帽子(赤は共和党のシンボル色)を被り、入り口には“トランプ2020(来秋の選挙キャンペーン標語)”との旗を飾っていた。
新婚カップルの思いも寄らないゲストの参加に、出席者一同は“USA、USA”また“トランプ、トランプ”と連呼して同大統領を歓迎した。
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反トランプ派の元CIA長官、トランプ大統領のイラン攻撃命令撤回を評価【米・ロシアメディア】(2019/06/22)
6月21日付Globali「
イラン軍が米軍ドローンを撃墜し、米・イラン間で新たな火種に」で報じたとおり、それに至った原因・経緯につき、米、イランそれぞれの言い分の食い違いが生じていて、両国間の新たな火種になりつつある。そして、トランプ大統領のツイートで明らかにされたことだが、この事件を理由に、イランへの軍事攻撃が展開されようとしたのを、作戦実行10分前に取り止めたという。この事態に関し、反トランプ派の急先鋒である、オバマ政権時代の中央情報局(CIA)長官が珍しく同大統領の判断を評価している。
6月21日付米
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「ジョン・ブレナン氏、トランプ大統領のイラン攻撃命令撤回を評価」
元CIA長官のジョン・ブレナン氏(2013年3月~2017年1月就任、63歳)は6月21日、ドナルド・トランプ大統領がイラン攻撃命令を直前で撤回した事態につき評価するとのコメントを発表した。
かねてより同大統領を批判する急先鋒であったブレナン氏は、『MSNBCニュース』のインタビューに答えて、同大統領がイラン攻撃作戦実行を思いとどまったことによって、中東における戦火拡大を防ぐことになったとして、珍しく同大統領の判断を称賛した。...
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6月21日付米
『ザ・デイリィ・コーラー』オンラインニュース:「ジョン・ブレナン氏、トランプ大統領のイラン攻撃命令撤回を評価」
元CIA長官のジョン・ブレナン氏(2013年3月~2017年1月就任、63歳)は6月21日、ドナルド・トランプ大統領がイラン攻撃命令を直前で撤回した事態につき評価するとのコメントを発表した。
かねてより同大統領を批判する急先鋒であったブレナン氏は、『MSNBCニュース』のインタビューに答えて、同大統領がイラン攻撃作戦実行を思いとどまったことによって、中東における戦火拡大を防ぐことになったとして、珍しく同大統領の判断を称賛した。
なお、同大統領は6月20日、同日早朝にイラン革命防衛隊によって米軍ドローンが撃墜されたことから、一旦は報復攻撃を認めたが、片や撃墜されたのが無人機であることと、こなた空爆した場合の推定犠牲者150人との不釣り合いから、イラン攻撃命令を直前に撤回していた。
6月22日付米『Foxニュース』:「反トランプ派のジョン・ブレナン元CIA長官、イラン攻撃作戦中止のトランプ大統領を称賛」
トランプ大統領は6月21日のツイッターで、イラン攻撃作戦実行10分前に攻撃中止を指示したと言及した。
同大統領は当初、厳しい外交政策で知られるジョン・ボルトン大統領補佐官(米国家安全保障問題担当)の突き上げで、一旦は対イラン攻撃を許可したものの、同作戦実行による相手方犠牲者が150人前後と推定されるとの報告を受けて、失ったのは無人機だけであるため、同作戦実行は不釣り合いだと判断したという。
そこで、いつもは同大統領に厳しい批判をしているブレナン氏が6月21日、タカ派のボルトン氏やマイク・ポンペオ国務長官の進言を聞き入れなかった同大統領を称賛すると表明した。
一方、同日付ロシア『スプートニク・インターナショナル』オンラインニュース:「トランプ大統領、イラン攻撃について語る」
トランプ大統領は6月22日、『NBCニュース』の番組でのインタビューに答えて、一旦は対イラン軍事行動を認め、直前にそれを撤回した経緯を説明した。
それによると、同大統領がイラン攻撃を実行した場合、イラン側の犠牲者はどうなるかと将校に質したところ、150人前後と推定されるとの回答だったので、無人機が撃墜されただけの米国側に比して不相応だと判断して、攻撃を止めさせたという。
なお、同大統領が攻撃命令を撤回した事態を受けて、反トランプ派の急先鋒であるブレナン元CIA長官は、中東における戦火拡大のリスクを回避することになったとして、同大統領の決断を評価する旨公に表明している。
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