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2024年03月29日(金)
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【Globali】
 

世界が見るNSAのスパイ行為疑惑と日米関係

米国NSA(国家安全保障局)が、日本へのスパイ行為を行っていたとウィキリークスが伝えたことが日米関係を揺るがしている。この件で、安倍首相とジョーバイデン副大統領の電話会談が行われ、安倍首相は「仮に日本の関係者が対象となっていたことが事実であれば、同盟国間の信頼関係を揺るがしかねないものであり、深刻な懸念を表明せざるを得ない」とバイデン副大統領に直接懸念を伝え調査の上、結果を日本側に説明するよう求めた。これに対しバイデン副大統領は、「オバマ大統領ともども、本件が日本において大きな論議を呼んでおり、安倍首相及び日本政府にご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思う。現在米国政府は日米同盟間の信頼関係を損なう行動は行っていないと述べた。各国は、NSAのスパイ行為疑惑と日米関係について以下のように報じた。

8月5日付『AP通信』(米国)は、「先週、ハワイで行われたTPP閣僚会合では合意に達することはできなかったが、オバマ大統領は米国のアジアでの影響力を強めることにもつながるTPPを締結させるためにも、日本の態度を緩和させる必要があり、そのための努力を行ってきたが、そうした最中にウィキリークスによる今回のリークが起きた」と伝えた上で、「同盟国との緊張関係を防ぐために、ジョーバイデン副大統領は、安倍首相と電話会談を行い、NSAのスパイ行為疑惑について、現在の米国は友好国の監視を制限していると述べて安倍首相の懸念を払拭させた」と報じた。...
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米メディア;米NSAのスパイ活動、日本も例外ではなかった

8月4日付「米国家安全保障局(NSA)による日本へのスパイ活動が表面化」の中で、“米国が同盟国日本に対しスパイ活動を行い、情報を豪州、ニュージーランド、カナダ、英国に渡していたと発表したウィキリークス(注1後記)は、これまで米国のスパイ活動を暴露し、ブラジル、ドイツ及びフランスなどの同盟国と米国との信頼関係を失墜させたが、今度はアジアに焦点を当てている”と報じた。このスパイ行為に対して日本側は、週末は静かにしていたが、週が明けて厳しい抗議に出てきたと米メディアが伝えた。

8月3日付『アル・ジャジーラ・アメリカ(注2後記)』『AFP通信』記事引用)は、「日本側、米国のスパイ行為に遺憾の意」との見出しで、「ウィキリークスが暴露した、米NSAのスパイ活動に対して、菅義偉官房長官は8月3日、仮に真実とすれば大変遺憾なことだと表明した。そして、現在クラッパー米国家情報長官に真偽を質しているところだと付け加えた。暴露された文書によると、安倍首相はNSAの諜報活動の対象となっていなかったが、宮沢経済産業相、黒田日銀総裁やその他省庁、大手企業の電話が盗聴されていたという。...
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