ホワイトハウスのテニスパビリオンでメラニアに批判
ホワイトハウスの敷地内に新たなテニスパビリオンが建設された。資金は個人献金で賄われているが、コロナ禍のタイミングでの完成発表にSNS上では批判が上がった。
12月7日付米国
『CBSニュース』は「メラニア・トランプがホワイトハウスのテニスパビリオンを公表」との見出しで以下のように報道している。
バイデン氏にホワイトハウスを明け渡す前に、メラニア夫人がテニスコートや子供向けの庭を一新し建設されたパビリオンが完成したことを発表した。ファーストレディの事務所は、パビリオンのデザインはホワイトハウスの構造、特に東棟と西棟を模したものだとしている。
このプロジェクトは2018年に始まったもので、翌年に米国美術委員会と国家資本計画委員会が承認、同年、夫人は竣工式に出席した。...
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12月7日付米国
『CBSニュース』は「メラニア・トランプがホワイトハウスのテニスパビリオンを公表」との見出しで以下のように報道している。
バイデン氏にホワイトハウスを明け渡す前に、メラニア夫人がテニスコートや子供向けの庭を一新し建設されたパビリオンが完成したことを発表した。ファーストレディの事務所は、パビリオンのデザインはホワイトハウスの構造、特に東棟と西棟を模したものだとしている。
このプロジェクトは2018年に始まったもので、翌年に米国美術委員会と国家資本計画委員会が承認、同年、夫人は竣工式に出席した。建設には国立公園局等が関わっており、資金は個人献金で賄われている。ホワイトハウスは経費を公表している。
コロナ禍の始まった今年初め、夫人はヘルメットでパビリオンの構想を確認していた姿をツイートしていた。今回の完成発表には、コロナの恐怖の渦中に無神経だ等の批判が相次いだが、夫人は反論の中で「プライベートなスペースが未来のファーストファミリーの憩いの場となることを願う」としている。
バイデン氏は来年1月20日、46代大統領として就任予定。オバマ前大統領は、テニスコートをバスケットボール用にも使えるよう改良していた。トランプ大統領は地元ニューヨークの全米オープン(テニス)を毎年観戦していたが、大統領就任後は観戦していなかった。
12月7付英国『インディペンデント』は「ホワイトハウスのテニスパビリオン完成発表のメラニア・トランプに批判」との見出しで以下のように報道している。
バイデン就任を数週間後に控え、メラニア・トランプは月曜、ホワイトハウスの南にあるテニスパビリオンの完成を発表した。予想どおり、このニュースはソーシャルメディア上で厳しい批判を受けた。全米でコロナ感染者が急増しているこのタイミングでの発表や、プロジェクトの費用は適切なのかとの疑問が上がった。
ツイッター上では、「どれだけPPE、検査キット、マスク、コンタクトトレーシング(接触者追跡)、ICU病床が買えただろう」や、マリー・アントワネットに準え、「ケーキをたべればよい」等コロナに関連付けた批判が見られた。今年、夫人はローズガーデンのデザイン変更の際にも同様の批判を受けていた。
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マスクとシールドを付けてモールにやって来るサンタ
コロナ禍のクリスマスでは工夫が行われている。ショッピングモールでは、距離を保ちつつ、子どもと交流できるよう準備を整えている。今年はバーチャルサンタも登場する。
11月16日付米国
『CBS』は「パンデミックの中、客寄せにやって来るサンタ」との見出しで以下のように報道している。
パンデミックの中でも、モール側は今年もサンタを呼ぶ予定だという。だが重症化するリスクが高い高齢男性のサンタの膝に座るのを禁止するなどの安全確保を行っている。子ども達は、6フィート離れ、仕切り版越しにプレゼントをお願いすることとなる。全員がマスクを着け、写真撮影時にもマスク着用が求められる。...
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11月16日付米国
『CBS』は「パンデミックの中、客寄せにやって来るサンタ」との見出しで以下のように報道している。
パンデミックの中でも、モール側は今年もサンタを呼ぶ予定だという。だが重症化するリスクが高い高齢男性のサンタの膝に座るのを禁止するなどの安全確保を行っている。子ども達は、6フィート離れ、仕切り版越しにプレゼントをお願いすることとなる。全員がマスクを着け、写真撮影時にもマスク着用が求められる。
他の安全対策としては、行列回避のためオンライン予約、店員はオーナメントを定期的に消毒し、手の消毒剤も十分確保する。集団を避け時間も短縮。
Macy’sは、ニューヨークの主な店舗で、25万人以上が参加するイベントは安全な環境確保が出来ないとして、対面でのサンタ訪問を今年中止した。
客を呼び寄せたいショッピングモールでは、かきいれ時となる季節の一大行事の伝統を崩さないよう試行錯誤をしている。昨年は1000万人以上の世帯がモールや店舗のサンタイベントに参加。そのうち約73% が、近辺の飲食店やショップを利用しているという。
ステイホームの人が多いことから、チェリーヒルプログラム社は、Zoom電話を初めて取り入れた。ブルックフィールドは、バーチャルサンタ企業「JingleRing」と提携し、家にいながらサンタと会話できるサービスを行っている。
11月15日付米国『シカゴ・トリビューン』は「パンデミックの中、サンタクロースのモール訪問は異例づくし」との見出しで以下のように報道している。
コロナ禍のクリスマスでは工夫が行われている。イリノイ州の規制では、サンタも子どもも、直接交流する際、マスクを着用する必要がある。シカゴ近郊のモールでは、距離を保ちつつ、子どもと交流できるよう準備を整えている。期間も短く設定。11月上旬からサンタは回り始めるが、今年は下旬開始となる。事前予約でモールで並ばずに済む。
イリノイ州のオークブルックセンターでは、温かなテントでビンテージのそりに座り、距離を保ちサンタと写真を撮る事が出来る。170 のセンターやモールを持つブルックフィールド・プロパティは、クリスマスは大切な伝統のため続けていきたいとする。サンタと子どもの間にプラスチック板を置く小売店もある。
ブルックフィールドプロパティのモールでは、オンラインサービス「JingleRing」を使い、バーチャルサンタ訪問を企画。画面越しのサンタは臨場感に欠けるが、バーチャル訪問もより親密な一体感を演出できるという。読み聞かせる話に合わせ、言語、人種、宗教色の度合いを選ぶこともできる。
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