【人種差別抗議活動】
米国・黒人女性射殺の警察官・殺人罪問われず…デモ再燃(9月25日)
黒人女性を射殺した警察官が殺人の罪に問われなかったことを受け、米国各地で再び抗議デモが激しさを増している。
この事件は今年3月、ケンタッキー州ルイビルで黒人の女性(当時26歳)が自宅で寝ていたところ、麻薬捜査で踏み込んだ警察官3人に複数回撃たれ死亡したもの。女性と一緒にいた交際相手が警察官を侵入者と勘違いして先に発砲したとされていて、警察官の行動の是非が問われていた。 こうした中、ケンタッキー州の大陪審は23日、警察官3人のうち1人を危険行為の罪で起訴したものの、残る2人は正当防衛だとして不起訴とした。...
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キング牧師演説57年“初めてのメリーゴーラウンド”(9月23日)
米国の首都・ワシントンでキング牧師が人種差別撤廃を訴える演説を行ってから57年たった。
演説の当日、ワシントンの近くでもう一つ歴史的な出来事が起きていた。白人専用だったメリーゴーラウンドに、黒人が乗ることが認められた。白人専用だった遊園地が、公民権運動の高まりを受けて初めて黒人に入場を認めた。黒人として初めてこの木馬に乗ったシャロンラングレーが思いを語った。 メリーゴーラウンドはキング牧師が演説した広場の一角に移された。...
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大坂なおみ・全米オープン決勝・貫いた人種差別への抗議(9月15日)
テニスの四大大会の1つ、全米オープン女子シングルス決勝で、大坂なおみと、アザレンカ(ベラルーシ)が対戦した。
フルセットまでもつれる展開だった。今大会、ハイチ出身の父と日本人の母を持つ大坂は、人種差別への抗議の意思を示してきた。 黒いマスクには、事件に巻き込まれ、亡くなった黒人の男性や女性の名前がそれぞれ入っている。 大坂は先月、全米オープンの前哨戦でも、黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として、一時大会のボイコットを表明した。...
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人種差別問題で立場の違い鮮明に(9月4日)
米国大統領選挙まで2か月を切る中、人種差別の問題を巡り警察官などを擁護するトランプ大統領と、人種差別と戦う姿勢を強調するバイデンと立場の違いが鮮明になっている。
トランプ大統領は演説で「バイデンは極左の暴徒が警察官などを攻撃し、商店を焼き打ちするのを黙認してきた」と述べ、法と秩序を掲げて取締りを強化するとアピールした。 民主党・バイデン候補は黒人男性が先月、警察官に背後から銃で撃たれたウィスコンシン州を訪問し、家族らと面会し、本人とも電話で話した。...
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警察官が発砲・黒人男性死亡・米国カリフォルニア州(9月3日)
ロサンゼルス近郊で警察官が自転車に乗っていた黒人男性に停止求めたところもみあいになった。
その後警察官が発砲して男性は死亡した。 地元メディアは警察官は20発以上発砲したと伝える。 警察は男性が持っていた拳銃を落として警察官を殴ってきたから発砲したものだとしている。
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