【ワクチン・新薬・検査】
米国上院議員・台湾訪問・“米国政府から台湾にワクチン75万回分”(6月6日)
新型コロナウイルスの感染が急拡大している台湾を米国議会上院の軍事委員会や外交委員会に所属する超党派の議員3人が訪問した。
3人は空港内であいさつし、このうち米国民主党・ダックワース上院議員は新型コロナのワクチンについて「ホワイトハウス当局者との話し合いで、ワクチン75万回分が台湾に提供されることになった」と述べた。 台湾の総統府によると台湾・蔡英文総統が空港に出向き地域の安全保障問題などについて3人と話し合った。
EU医薬品規制当局・ファイザーのワクチン12歳~15歳も使用承認(5月29日)
EMA(ヨーロッパ医薬品庁)は28日、製薬大手「ファイザー」などが開発した新型コロナワクチンについてこれまで16歳以上に限っていた使用許可を12歳から15歳の子どもにも拡大すると発表した。
12歳から15歳の子ども2200人余りを対象にワクチンの効果を調べたところ、およそ2000人に有効性が認められたという。 接種後に頭痛や発熱、筋肉や関節の痛みなどの副反応が出る場合があるということだが、接種によるメリットはこうした副反応のリスクを上回るとしている。...
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ワクチンでの出遅れを取り戻すチャンス(5月29日)
日本は2つの点で他国よりワクチン接種が遅れてしまった。その第一の原因は国内治験を行うなど時間を要した結果、約2カ月間、遅れてしまったことである。2つ目は、法的にワクチンの打ち手を確保していなかったことも接種が遅れてしまう原因となった。これらのことがなければ今頃は余裕をもって五輪を迎えることができたはずである。
とは言え今回、日本はまだ恵まれたポジションにいる。 そもそも世界の中で感染者数も重症者数も死者数も圧倒的に少ない日本が、世界で一番安全で有効性の高いファイザーワクチンをなぜ優先的に獲得できたのかといえば、お金があり大国でもある日本で五輪が開催されるというプラス要素が、ファイザー本社に大きな意味をもたらしたからである。...
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モデルナワクチン・“12~17歳も有効・安全”(5月27日)
米国の製薬会社・モデルナは自社の新型コロナウイルスワクチンについて、12歳から17歳を対象にした臨床試験の結果、有効性と安全性が確認されたと発表した。
現在、18歳以上を対象に接種が行われているモデルナのワクチン。接種の対象年齢の拡大を目指し、モデルナは12歳から17歳の子どもおよそ3700人を対象に臨床試験を行い、25日、その結果を発表した。 それによると、1回目の接種から2週間後では93%の有効性を示し、2回目の接種から2週間後以降では発症した人はなく、また安全性について、顕著な懸念は確認されなかったとしている。...
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モデルナ・アストラゼネカ・承認へ(5月21日)
新型コロナワクチンは現在、国内承認はファイザー社のみとなっている。
厚生労働省専門部会は米国のモデルナと英国のアストラゼネカのワクチンも承認することを了承した。 横浜市立大学研究チームによると、感染から1年後の中和抗体確認割合は従来型で「重症」の場合、100%だった。
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