韓国・連合ニュース“東部ウォンサンから飛しょう体発射” (10月2日)
韓国・合同参謀本部は北朝鮮がけさ早く、東部のウォンサン付近から日本海の方向に向けて飛しょう体を発射したことを明らかにした。
韓国軍は米国軍と共に詳しい情報の収集や分析を急いでいる。
北朝鮮は今年5月、7月に2度ずつ、8月には5度にわたり短距離弾道ミサイルなどを相次いで発射したのに続き、先月も1度発射を強行している。
ボルトン前補佐官批判し・大統領との違い鮮明に(10月1日)
米国のボルトン前大統領補佐官はトランプ大統領に解任されてから初めて公の場で講演し、北朝鮮との関係について大統領との姿勢の違いを鮮明にした。
ボルトン前大統領補佐官は核兵器や長距離弾道ミサイルの実験が行われていないのは北朝鮮は実験が終了したという判断をしたからだとコメントした。
トランプ大統領は実験中断を自らの外交成果と主張している。
また悪化する日韓関係についてもボルトン前補佐官は、米国政府がこの問題に関心を払わないのは大きな間違いだと述べ、トランプ政権がより積極的にかかわるべきだと指摘した。...
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米国のボルトン前大統領補佐官はトランプ大統領に解任されてから初めて公の場で講演し、北朝鮮との関係について大統領との姿勢の違いを鮮明にした。
ボルトン前大統領補佐官は核兵器や長距離弾道ミサイルの実験が行われていないのは北朝鮮は実験が終了したという判断をしたからだとコメントした。
トランプ大統領は実験中断を自らの外交成果と主張している。
また悪化する日韓関係についてもボルトン前補佐官は、米国政府がこの問題に関心を払わないのは大きな間違いだと述べ、トランプ政権がより積極的にかかわるべきだと指摘した。
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風雪の白頭山を取材(9月26日)
9月25日の『環球時報』(電子版)に標記の記事が掲載されていた。しかもトランプ大統領の記事と並んで5番目に掲載されていた(午後になるとさすがに掲載の順番は下がっていたが)。
記事の内容としては、北朝鮮に赴任後、かねてより行きたいと願っていた中朝国境をまたいで聳える白頭山に9月の初旬に行ってきたという記事に過ぎない。白頭山は、北朝鮮では「革命の聖地」であり、中国名を長白山と呼び、標高は2750メートルである。...
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9月25日の『環球時報』(電子版)に標記の記事が掲載されていた。しかもトランプ大統領の記事と並んで5番目に掲載されていた(午後になるとさすがに掲載の順番は下がっていたが)。
記事の内容としては、北朝鮮に赴任後、かねてより行きたいと願っていた中朝国境をまたいで聳える白頭山に9月の初旬に行ってきたという記事に過ぎない。白頭山は、北朝鮮では「革命の聖地」であり、中国名を長白山と呼び、標高は2750メートルである。
自動車に乗って白頭山の山麓の三池淵に行き、そこで一泊した記者は、三池淵郡の人民委員会外事部職員の説明を聞く。説明によると、三池淵郡には2.5万名の住民がいるのだが、現在北朝鮮全土をあげて三池淵郡の建設を支援しており、来年11月には住宅ビルや公共施設が総て竣工するという。そうすると三池淵郡の住民は総て新築の住宅ビルに入居できるだけでなく、六星級のホテルも出来上がり、外国人観光客用の総合病院はレジャー施設が出来上がり、三池淵郡は世界的なリゾート地になるという。
三池淵郡で一泊して夜が明けると、例年ならば9月下旬に初冠雪を見るのだが、9月初旬にも関わらず初冠雪していた。雪のため登山はできないかと諦めていたが、なんとか登ることができ、おまけに頂上に着くと、先ほどまで曇っていた天気が一転晴れ渡り、天然の湖である美しい天池を眺めることができた、というものである。
「革命の聖地」である白頭山に、朝鮮の人は憧れを持っており、多くの人々が白頭山を登頂する。また中国やロシア、オランダ、日本からの観光客も多く、毎年延べ20万人が白頭山を訪問している。三池淵郡と中国吉林省の旅行社は提携して、多くの中国人旅行客に便宜を図っている。
なぜこの時期にこの記事が掲載されたのか。一つには、北朝鮮への経済制裁に含まれていない観光の分野で、これからも中国が北朝鮮に協力すべく、北朝鮮の観光の目玉である白頭山の紹介記事を掲載したのかもしれない。さらに憶測をたくましくすれば、「白頭の一族」と呼ばれる金正恩委員長が、中朝国交樹立70周年に訪中するのではと噂されるなか、中国の人たちに北朝鮮に関心を持ってもらいたく白頭山をわざわざ紹介したのかもしらないが、さすがにこれは裏読みし過ぎか。
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北朝鮮:東京五輪会場への「旭日旗」の持ち込み許すな(9月25日)
北朝鮮の労働党の機関紙「労働新聞」は24日、日本が「旭日旗」を東京オリンピック会場へ持ち込むのは何ら問題ない、としたことに対し、「『旭日旗』は日本の帝国主義侵略戦争の象徴であり、日本が軍国主義を復活させようとしていることの表れだ」として非難した。
東京オリンピック会場に「旭日旗」を持ち込もうとするのは、日本帝国主義が侵略したアジアの人々を冒瀆するものであり、平和と友好を追及するオリンピック精神を愚弄するもので、「旭日旗」はゴミ箱に放り捨てなければならない、と述べている。...
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北朝鮮の労働党の機関紙「労働新聞」は24日、日本が「旭日旗」を東京オリンピック会場へ持ち込むのは何ら問題ない、としたことに対し、「『旭日旗』は日本の帝国主義侵略戦争の象徴であり、日本が軍国主義を復活させようとしていることの表れだ」として非難した。
東京オリンピック会場に「旭日旗」を持ち込もうとするのは、日本帝国主義が侵略したアジアの人々を冒瀆するものであり、平和と友好を追及するオリンピック精神を愚弄するもので、「旭日旗」はゴミ箱に放り捨てなければならない、と述べている。
北朝鮮では23日にも「統一新報」で、日本が「旭日旗」を使用するのは、日本が再度朝鮮半島とアジアを侵略する道を歩み出そうとしていることを宣告したことに他ならない、との記事を掲載している。
9月11日には、韓国の文化体育観光部の国際オリンピック委員会が書面で、「旭日旗」の競技場への持ち込みを禁止することを要求していた。同委員会はオリンピックの競技場では、一切の政治活動をすべきではない、と述べていた。
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平壌国際映画祭で中国映画上映(9月24日)
第17回平壌国際映画祭の「中国映画上映活動」の開幕式が22日、平壌の大同映画院で開催された。駐朝鮮中国大使の李進軍、朝鮮映画総局副局長の飄敬豪および中国人留学生や平壌市民など400名が参加した。
李進軍大使は開幕式で、「今回の中国映画上映活動は折しも中朝国交樹立70周年にあわせて開催され、意義深く、中朝両国の芸術家たちが映画やテレビなどの文化領域で交流を深めるプラットフォームとなり、両国の芸術家が両国の人民のためにさらに素晴らしい作品を生み出すと共に、中朝の友好に多大な貢献を果たすだろう」と祝辞を述べた。...
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第17回平壌国際映画祭の「中国映画上映活動」の開幕式が22日、平壌の大同映画院で開催された。駐朝鮮中国大使の李進軍、朝鮮映画総局副局長の飄敬豪および中国人留学生や平壌市民など400名が参加した。
李進軍大使は開幕式で、「今回の中国映画上映活動は折しも中朝国交樹立70周年にあわせて開催され、意義深く、中朝両国の芸術家たちが映画やテレビなどの文化領域で交流を深めるプラットフォームとなり、両国の芸術家が両国の人民のためにさらに素晴らしい作品を生み出すと共に、中朝の友好に多大な貢献を果たすだろう」と祝辞を述べた。
飄敬豪副局長は「中国映画の上映は、中国映画の制作技術が長足の進歩を遂げていることを示すとともに、朝鮮の人々が中国の様子や人々の生活を知る窓口となるだろう」と述べた。
当日は、『先生、こんにちは』など多数の中国映画が大同映画院や平壌国際映画会館などで上映された。
平壌国際映画祭は20日~27日開催されていて、中国の他にインドやロシアなど多数の国が参加している。これまでは隔年で開催されていたが、本年は昨年に引き続き開催された。
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