【北朝鮮を追う】
北朝鮮・国営メディア通じて発表・「火星18号」発射実験きのう成功(7月13日)
北朝鮮はキムジョンウン総書記立ち合いの下、従来の液体燃料式よりも迅速に発射できる固体燃料式の新型ICBM大陸間弾道ミサイル火星18型の2回目の発射実験にきのう成功したと今朝発表した。
北朝鮮はきのう、首都ピョンヤン付近から日本海に向けてICBM級の弾道ミサイル1発を発射している。 北朝鮮・撃墜の可能性言及・米国けん制か(7月10日)
北朝鮮国防省は米軍の偵察機が9日まで8日間、日本海と朝鮮半島西側の黄海の上空を飛行し、複数回にわたり北朝鮮の領空を侵犯したと非難する談話を発表した。偵察機を撃墜する可能性にも言及している。
北朝鮮は米国に勝利したと位置づける朝鮮戦争の休戦協定の締結から27日で70年となるのを前に対決姿勢を鮮明にしていて、米国をけん制するねらいがあると見られる。 北朝鮮“国連で拉致問題”非難の論評(6月28日)
北朝鮮外務省傘下の研究所は、日本政府などの主催で拉致問題を話し合う国連のシンポジウムが開催されることを非難する論評を発表した。拉致問題の解決を前面に掲げるのは首脳会談を希望する日本の立場を否定することに等しいと強調していて、日本側に揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。
日本政府は今月29日、米国や韓国などとともに拉致問題について話し合う国連のシンポジウムをオンラインで開くことにしている。これについて北朝鮮外務省傘下の日本研究所は、きのう付けの研究員の論評を発表し、拉致問題について「われわれの誠意ある努力によって、すでに最終的かつ完全無欠に解決された」と従来の立場を改めて示した。...
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北朝鮮・異例の総会“核兵器を増産”(6月20日)
北朝鮮の重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会。ことし2回目の開催で、上半期に2回開かれるのは異例。核やミサイル開発についての議論が行われ、核兵器を増産する党の方針が確認されたという。
さらに軍事演習などを行う米国と韓国を非難し、敵に対抗するとして圧倒的かつ攻勢的な措置を実行するための具体策を承認したとした。 具体策の内容は明らかにしていないが、韓国の通信社はミサイルの発射実験や核実験などを実施する可能性もあるという見方を伝えていて、米韓両国への対決姿勢を強調した形。...
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北朝鮮・軍事偵察衛星・2回目打ち上げ急ぐ方針(6月19日)
北朝鮮はきのうまでの3日間、朝鮮労働党の重要政策を決定する中央委員会総会を開いたと、きょう、国営メディアを通じて発表した。
この中で、先月31日の軍事偵察衛星の打ち上げについて、最も重大な失敗だったとして、原因を徹底的に分析したうえで早い時期に打ち上げを成功させ、偵察情報能力を高めるとして、2回目の打ち上げを急ぐ方針を改めて示した。 総会には金正恩総書記が出席したとしている。北朝鮮は2回目の打ち上げを巡って、先月31日の失敗直後に原因を究明して対策を講じさまざまな試験を経たうえで、可及的速やかに行うとしていた。 「北朝鮮を追う」内の検索 |