旧統一教会・被害者救済法案・あす衆院通過の見通し(12月7日)
今の国会の会期末が今週10日の土曜日に迫る中、旧統一教会の被害者救済に向けて悪質な献金を規制する新たな法案はきのうから衆議院の特別委員会で審議が行われている。
特別委員会はけさの理事会であすの午前、岸田総理大臣が出席して質疑を行ったあと法案の採決を行うことで与野党が合意。これを受けて衆議院議院運営委員会の理事会は、あすの特別委員会のあと本会議でも採決することで与野党が合意し、法案はあす衆議院を通過して参議院に送られる見通しになった。...
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今の国会の会期末が今週10日の土曜日に迫る中、旧統一教会の被害者救済に向けて悪質な献金を規制する新たな法案はきのうから衆議院の特別委員会で審議が行われている。
特別委員会はけさの理事会であすの午前、岸田総理大臣が出席して質疑を行ったあと法案の採決を行うことで与野党が合意。これを受けて衆議院議院運営委員会の理事会は、あすの特別委員会のあと本会議でも採決することで与野党が合意し、法案はあす衆議院を通過して参議院に送られる見通しになった。
立憲民主党・安住国会対策委員長は寄付の勧誘を行う法人などに課す配慮義務について法案の実効性を高めるために今、最終調整をしていると述べた。今週10日までの国会の会期内に法案を成立させたいという意向を示した。
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来年度の税制改正・富裕層の課税強化で調整(12月7日)
所得税をめぐっては1億円の所得を境に税の負担率が下がる1億円の壁という問題が指摘されていた。政府与党は経済力のある人には応分の負担をしてもらう必要があるとして、来年度の税制改正の議論の中で総所得が著しく高額な場合に一定の税率をかけ課税する新たな仕組みを検討する方針。
対象となる総所得の水準は与党内で5億円や10億円など複数の意見が出ている。国税庁によるとおととしの総所得が5億円を超えたのは1600人程度で、このうち10億円を超えたのは600人余りで、今後課税対象なる水準の調整が進められる見込み。
岸田首相・5年間の防衛費約43兆円確保の方針(12月6日)
防衛力の抜本的な強化に向けて、岸田総理大臣は昨夜、鈴木財務大臣と浜田防衛大臣と会談し、来年度から5年間の防衛費について、これまでの1.5倍の水準に当たる総額およそ43兆円を確保する方針を示した。
政府は、この財源について歳出改革に加え、年度内に使われなかった「剰余金」や税金以外の収入を活用すること、そして、増税を含めた歳入の見直しも一体的に行って捻出する考えで、自民党・公明党のハイレベルでの議論を経て、年内に方向性を決めたいとしている。...
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防衛力の抜本的な強化に向けて、岸田総理大臣は昨夜、鈴木財務大臣と浜田防衛大臣と会談し、来年度から5年間の防衛費について、これまでの1.5倍の水準に当たる総額およそ43兆円を確保する方針を示した。
政府は、この財源について歳出改革に加え、年度内に使われなかった「剰余金」や税金以外の収入を活用すること、そして、増税を含めた歳入の見直しも一体的に行って捻出する考えで、自民党・公明党のハイレベルでの議論を経て、年内に方向性を決めたいとしている。
防衛費の財源をめぐり、与党内では、当面は国債の発行で賄うとしても、将来的な増税も含めた方針を年内に明確にしておく必要があるという意見の一方、増税の議論は来年以降、時間をかけて丁寧に進めるべきだという声もある。このため、政府・与党として安定的な財源確保の道筋を、年末までにどこまで具体的に示せるかが焦点。
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旧統一教会被害者救済法案・政府・与党“修正の余地”検討(12月3日)
国会ではきのう、今年度の第2次補正予算が成立し、今月10日の会期末まで残り1週間となった。焦点は旧統一教会の被害者救済に向けて、悪質な寄付を規制する新たな法案の扱いとなる。
法案は来週6日から審議が始まり、政府・与党は野党側の要望も可能な限り反映したものだとして会期内での成立に向けて協力を求めている。これに対し立憲民主党などは“法案は実効性に欠ける。協力には修正が必要”として、政府与党に対しいわゆるマインドコントロールによる悪質な献金全てを「取消権」の対象にできるようにすることなどを求めている。...
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国会ではきのう、今年度の第2次補正予算が成立し、今月10日の会期末まで残り1週間となった。焦点は旧統一教会の被害者救済に向けて、悪質な寄付を規制する新たな法案の扱いとなる。
法案は来週6日から審議が始まり、政府・与党は野党側の要望も可能な限り反映したものだとして会期内での成立に向けて協力を求めている。これに対し立憲民主党などは“法案は実効性に欠ける。協力には修正が必要”として、政府与党に対しいわゆるマインドコントロールによる悪質な献金全てを「取消権」の対象にできるようにすることなどを求めている。
政府・与党は“憲法で保障されている権利との関係などから主要な部分の修正は難しい”とする一方で“できるだけ多くの野党から法案への賛同を得たい”として修正の余地はないか検討を進めている。
一方、自民党・茂木幹事長らは昨夜、日本維新の会・馬場代表らと東京都内で会談し、法案の早期成立への協力を重ねて求めた。国会対応で日本維新の会と連携している立憲民主党をけん制する狙いもあるものとみられる。
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旧統一教会・被害者救済法案など論戦(12月2日)
国会では参議院予算委員会で集中審議が行われ、旧統一教会の被害者救済を図るための新たな法案などを巡って論戦が交わされた。
国民民主党の会派・上田清司は今回の補正予算案について質問。岸田総理「予備費は世界規模の経済下振れリスクに備えるために必要」。
共産党・山添拓は旧統一教会の被害者救済を図るための新たな法案について。岸田総理「法律の中にどこまで書き込めるか努力したうえで作成した」。
れいわ新選組・天畠大輔は介助者とコミュニケーションを取りながら質問し、杉田総務政務官について批判。...
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国会では参議院予算委員会で集中審議が行われ、旧統一教会の被害者救済を図るための新たな法案などを巡って論戦が交わされた。
国民民主党の会派・上田清司は今回の補正予算案について質問。岸田総理「予備費は世界規模の経済下振れリスクに備えるために必要」。
共産党・山添拓は旧統一教会の被害者救済を図るための新たな法案について。岸田総理「法律の中にどこまで書き込めるか努力したうえで作成した」。
れいわ新選組・天畠大輔は介助者とコミュニケーションを取りながら質問し、杉田総務政務官について批判。岸田総理「過去の表現に関し謝罪を市、撤回をしたと報告を受けている」。
NHK党・浜田政調会長は再来年度から導入される森林環境税について質した。松本総務大臣「国税の森林環境税は森林整備等に必要な財源を国民に等しく負担を分かち合ってもらうものとして創設されたもの」。
委員会では物価高騰対策などを盛り込んだ今年度の第2次補正予算案の採決が行われ、自民党、公明党の両党、国民民主党などの賛成多数で可決された。このあと参議院本会議で可決され、成立する運び。
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