岸田首相・国連総会出席へ・きょう米国に向け出発(9月19日)
岸田首相はニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、きょう午前、政府専用機で羽田空港を出発する。総会では一般討論演説に臨み、長期化するロシアのウクライナ侵攻や食料・エネルギー問題、気候変動など、国際社会が複合的な危機にあるとして各国と協調する重要性の他、国連の機能強化などを呼び掛ける方針。
また岸田首相は、ウクライナ情勢をめぐる国連安保理の首脳級会合にも出席し、力による一方的な現状変更の試みを容認しない姿勢を改めて示すとともに、法の支配の基づく国際秩序の維持強化に向けた連携強化に向けた連携を呼び掛ける考え。...
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岸田首相はニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、きょう午前、政府専用機で羽田空港を出発する。総会では一般討論演説に臨み、長期化するロシアのウクライナ侵攻や食料・エネルギー問題、気候変動など、国際社会が複合的な危機にあるとして各国と協調する重要性の他、国連の機能強化などを呼び掛ける方針。
また岸田首相は、ウクライナ情勢をめぐる国連安保理の首脳級会合にも出席し、力による一方的な現状変更の試みを容認しない姿勢を改めて示すとともに、法の支配の基づく国際秩序の維持強化に向けた連携強化に向けた連携を呼び掛ける考え。
このほか核兵器のない世界への機運を高めるため、30年前に国連で決議が採択された兵器用核物質生産禁止条約(FMCT)の交渉を始めるよう訴える会合をフィリピンやオーストラリアと共に開くことにしている。
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補佐官に国民元議員起用へ“連立政権入りへ布石か”(9月15日)
岸田総理大臣は改造内閣の発足に伴い、国民民主党の元参議院議員の矢田稚子氏を首相補佐官に起用する意向を固め、きょうの閣議で決定することにしている。
国民民主党・玉木代表は昨夜ネット番組で“矢田氏は現在党の顧問も外れ一個人であり、党としてどうこうということはない”と述べた。ただ、与野党の間では“国民民主党の連立政権入りの布石ではないか”との見方が広がっている。
また、矢田氏は大手電機メーカーなどの労働組合「電機連合」から支援を受けていることから“岸田首相は選挙で労働組合の協力を得たいということだろう”との指摘も出ている。...
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岸田総理大臣は改造内閣の発足に伴い、国民民主党の元参議院議員の矢田稚子氏を首相補佐官に起用する意向を固め、きょうの閣議で決定することにしている。
国民民主党・玉木代表は昨夜ネット番組で“矢田氏は現在党の顧問も外れ一個人であり、党としてどうこうということはない”と述べた。ただ、与野党の間では“国民民主党の連立政権入りの布石ではないか”との見方が広がっている。
また、矢田氏は大手電機メーカーなどの労働組合「電機連合」から支援を受けていることから“岸田首相は選挙で労働組合の協力を得たいということだろう”との指摘も出ている。
立憲民主党などからは“連合傘下の組合の切り崩しにつながる”との懸念の声が出ている。連合・芳野会長は国民の連立政権入りは認められない考えを重ねて示した。自民党内でも公明党との関係への影響を心配する声がある。
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新内閣が発足・政権浮揚につなげられるか(9月14日)
岸田総理大臣はきのう、自民党の役員人事と内閣改造を行い、第2次岸田第2次改造内閣が発足した。
岸田総理大臣は記者会見で、経済や社会、国際情勢は急速に変化しているとしたうえで「この内閣は「変化を力にする内閣」変化を力として閉塞感を打破し「あすはきょうより良くなる」誰もがそう思える国づくりを一緒に行っていこうではありませんか」と述べた。
そして、経済を最優先にする姿勢を強調し、物価高などを受けた経済対策を来月中をメドに取りまとめ、裏付けとなる補正予算案の編成を指示する考えを明らかにした。...
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岸田総理大臣はきのう、自民党の役員人事と内閣改造を行い、第2次岸田第2次改造内閣が発足した。
岸田総理大臣は記者会見で、経済や社会、国際情勢は急速に変化しているとしたうえで「この内閣は「変化を力にする内閣」変化を力として閉塞感を打破し「あすはきょうより良くなる」誰もがそう思える国づくりを一緒に行っていこうではありませんか」と述べた。
そして、経済を最優先にする姿勢を強調し、物価高などを受けた経済対策を来月中をメドに取りまとめ、裏付けとなる補正予算案の編成を指示する考えを明らかにした。岸田総理大臣としては、対策を実行に移しながら、物価高を上回る持続的な賃上げの実現などを目指していく考え。
また、デジタル行財政改革も重要政策に掲げ、マイナンバーカードの問題の総点検と再発防止を着実に進め、国民の不安払拭に努めることにしている。さらに岸田総理大臣は、中国や北朝鮮などの動向も踏まえ、来週、米国を訪れ国連総会に出席するなど、首脳外交を積極的に展開する考え。
今後は、衆議院の解散総選挙や、来年の自民党総裁選挙もにらみながら、低迷する内閣支持率を回復させ、政権浮揚につなげられるかが焦点となる。
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内閣改造・松野官房長官・留任の意向固める(9月12日)
あす行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、自民党・安倍派の松野官房長官を留任させる意向を固めた。
松野官房長官は7年前に安倍内閣で文部科学大臣として初入閣し、自民党の総務会長代行などを歴任した。一昨年10月に岸田内閣の発足に伴い官房長官に就任、新型コロナや物価高騰対策の取りまとめ、北朝鮮のミサイル発射を含めた危機管理や拉致問題への対応にあたってきた。
総務会長に森山氏・選対委員長に小渕氏で検討(9月12日)
岸田総理大臣はあす内閣改造と自民党の役員人事を行うことにしていて、きのう麻生副総裁や茂木幹事長、萩生田政務調査会長、それに森山選挙対策委員長ら党幹部と相次いで会談するなど調整を急いでいる。
このうち自民党の役員人事で、岸田総理大臣は麻生氏と茂木氏を留任させることにしている。また複数の政府与党関係者によると、新たに総務会長には森山氏を、選挙対策委員長には小渕組織運動本部長をそれぞれ起用する方向で検討を進めている。...
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岸田総理大臣はあす内閣改造と自民党の役員人事を行うことにしていて、きのう麻生副総裁や茂木幹事長、萩生田政務調査会長、それに森山選挙対策委員長ら党幹部と相次いで会談するなど調整を急いでいる。
このうち自民党の役員人事で、岸田総理大臣は麻生氏と茂木氏を留任させることにしている。また複数の政府与党関係者によると、新たに総務会長には森山氏を、選挙対策委員長には小渕組織運動本部長をそれぞれ起用する方向で検討を進めている。
さらに党内最大派閥、安倍派の有力議員でもある萩生田氏については、政務調査会長を続投する案も含め政権の要職への起用が検討されている。
岸田総理大臣はきょう、自民党の役員会と総務会で人事の一任を取り付けることにしていて、あす党の役員人事を行ったあと、臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後内閣改造を行う見通し。
一方、岸田総理大臣は公明党の山口代表とも会談し、公明党が引き続き求めている国土交通大臣のポストの扱いなどを巡って、詰めの調整を行うことにしている。
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