下村博文元文部科学大臣が加計学園・加計孝太郎理事長から闇献金200万円(6月29日)
きょう発売「週刊文春」に下村博文元文部科学大臣が加計学園・加計孝太郎理事長から闇献金200万円、内部文書入手と報じている。収支報告書に記載がない。下村元文科相は「明日出たらきちんと記者会見する」とコメントした。
民間議員・52年間も行政をゆがめてきた(6月27日)
学校法人加計学園の獣医学部新設を巡る動き。国家戦略特区諮問会議の民間議員が記者会見し「新設校を1校に限ったのは政府側の判断ではなく、日本獣医師会の要望を踏まえたものだ」と強調した。大阪大学・八田達夫名誉教授は「提案されたところはどこでも適用できるような条件でやるのが本来の趣旨だが、既得権側がさまざまな条件を付けてきた。元来は原則として1つのところでできれば他のところでもできるのだから、それを曲げたのは獣医師会の側ではないか」と述べた。...
全部読む
学校法人加計学園の獣医学部新設を巡る動き。国家戦略特区諮問会議の民間議員が記者会見し「新設校を1校に限ったのは政府側の判断ではなく、日本獣医師会の要望を踏まえたものだ」と強調した。大阪大学・八田達夫名誉教授は「提案されたところはどこでも適用できるような条件でやるのが本来の趣旨だが、既得権側がさまざまな条件を付けてきた。元来は原則として1つのところでできれば他のところでもできるのだから、それを曲げたのは獣医師会の側ではないか」と述べた。
文部科学省の前川喜平前事務次官は23日に「規制に穴を開けたことそのものより、その穴の開け方に問題がある。“行政がゆがめられた”と言っているのは、今治市の加計学園獣医学部開設を認めるに至るプロセスであり、まず“加計ありき”で、不明朗で不公正なものがあったのではないか」と発言。
これに対し民間議員、東洋大学・竹中平蔵教授は「前次官が数日前に記者会見されたようだが、私には、最初から最後まで極めて違和感がある。“行政がゆがめられた”と言っているが、違うでしょう。あなたたちが52年間も設置の申請さえもさせないことで、あなたたちが行政をゆがめてきたのだ。だから今回、国家戦略特区でそのゆがみをただしたのだ。今回の決定プロセスには一点の曇りもない」と述べた。
閉じる
獣医学部認可の裏側(6月26日)
23日、前川前文科次官が二度目の会見を日本記者クラブで行った。前川前文科次官は様々な文書の中で最大のポイントは獣医学部の開学時期だと語った。謎を解くヒントになる文書が先週火曜日に公表された。文科相・松野博一は文書が専門教育課の共有フォルダに確認されたと発表した。
萩生田官房副長官のご発言概要と書かれた紙には「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」と書かれている。萩生田官房副長官は記者団に対し、私から文科省に指示や働きかけをしたわけではないと否定した。...
全部読む
23日、前川前文科次官が二度目の会見を日本記者クラブで行った。前川前文科次官は様々な文書の中で最大のポイントは獣医学部の開学時期だと語った。謎を解くヒントになる文書が先週火曜日に公表された。文科相・松野博一は文書が専門教育課の共有フォルダに確認されたと発表した。
萩生田官房副長官のご発言概要と書かれた紙には「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」と書かれている。萩生田官房副長官は記者団に対し、私から文科省に指示や働きかけをしたわけではないと否定した。注目したのは10月7日の未確認文書、平成30年4月は早いと書かれている。2週間でなぜ変わったのか。元文科省官僚・寺脇研は京都産業大学が提案してくるという中で急がなきゃいけないなと話す。10月17日初めて京都産業大学と京都府が獣医学部の提案を内閣府に持ち込んだ。
京産大が提出した23ページの資料、その中にはiPS細胞研究を行うという記述もある。元文科省官僚・寺脇研は京産大の提案を高く評価した。なぜ細密な資料を提出した京産大は応募すらしなかたったのか。京産大に事実確認を行った。特区申請の公募条件の中に平成30年4月開学とあったのでこの条件では難しいと計画を断念したとの回答。京産大に応募を断念させるため平成30年4月を開学時期にしたのではないか。
加計学園が平成30年4月開学に向けて準備を進めていた事実がある。11月1日にボーリング調査を開始している。日本獣医師会顧問・北村元議員と石破前大臣との会話の記録。石破前大臣は獣医学部の特区制度について自民党総務会でも議論をすべきとの意見だったという、しかし党内プロセスは省かれてしまった。
加計学園をめぐる文書は全部で22にある。先週公開された新文書、萩生田官房副長官ご発言概要と書かれている。「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」と書かれ、30年4月という時期が重要なポイントになる。萩生田官房副長官は否定している。
フジテレビの25日「報道2001」を参考にした。
閉じる
前川前事務次官が記者会見(6月23日)
学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐり文部科学省・前川前事務次官が記者会見。
「官邸、内閣府には国民に対して本当の意味での説明責任を果たしてもらう必要がある」とコメント。
さらに萩生田官房副長官が文部科学省局長と面会した時のやりとりを記したとされる新たな文書について「在職中に見たことはないが局長より下の担当者間で共有するため作成されたのではないか。虚偽を書いたり聞き間違いが入ったりした文書をつくることはありえない」とコメントした。
疑問深まる公文書ガイドライン(6月22日)
先の通常国会では、大阪府豊中市の国有地売却や国家戦略特区での獣医学部新設などをめぐり、公文書や省内で共有されたメールの管理や保管のあり方などが議論となった。
野党側は公文書の管理強化などを求める法案を提出した。菅官房長官は「ガイドラインを今年度中に見直す」と述べた。政府は、職員の間で共有された文書やメールを公文書として認定して保管する場合の基準を明確にするとともに、保存期間の徹底など公文書管理の適正化に向けて、今年度中にガイドラインの見直しを行い、すべての府省庁に周知徹底を図ることにしている。...
全部読む
先の通常国会では、大阪府豊中市の国有地売却や国家戦略特区での獣医学部新設などをめぐり、公文書や省内で共有されたメールの管理や保管のあり方などが議論となった。
野党側は公文書の管理強化などを求める法案を提出した。菅官房長官は「ガイドラインを今年度中に見直す」と述べた。政府は、職員の間で共有された文書やメールを公文書として認定して保管する場合の基準を明確にするとともに、保存期間の徹底など公文書管理の適正化に向けて、今年度中にガイドラインの見直しを行い、すべての府省庁に周知徹底を図ることにしている。
今まで、どんな内容のガイドラインであったのか疑問は深い。
閉じる
「衆院選後の動き」内の検索