【米中覇権争い】
米中首脳会談・両政府が原則合意・今月サンフランシスコで(11月1日)
米中関係を巡っては、今月中旬に米国のサンフランシスコで開かれるAPECアジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて、バイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談を実現できるかが焦点となっている。
これについて、バイデン政権の高官は31日、サンフランシスコで米中の首脳が会談を行うことで、両政府が原則合意したと明らかにした。この高官は計画を確定させるために引き続き詳細について調整しているとしている。...
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中国外相訪米へ・首脳会談調整か(10月24日)
米国国務省は中国の王毅外相が首都ワシントンを訪問し、ブリンケン国務長官と会談すると発表した。米国政府高官によると、ホワイトハウスで安全保障政策担当のサリバン大統領補佐官とも会談することにしているという。
会談では中国が海洋進出を強める南シナ海と東シナ海、台湾について議論するほか、イスラエル、パレスチナ情勢や露によるウクライナ侵攻、北朝鮮をめぐる問題も議題にするとしている。 政府高官は「中国との競争を責任あるかたちで管理するために対話のチャンネルを維持する努力の一環」としている。...
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米国国防総省報告書“中国・予測上回る速さで核戦力増強”(10月20日)
中国の軍事動向に強い警戒感。米国国防総省は、中国が保有する運用可能な核弾頭は推定で500発を超え、予測を上回る速さで核戦力を増強していると指摘した報告書をまとめた。習主席“対米関係の安定化に前向き姿勢”(10月10日)
中国の習近平国家主席は中国を訪れている米国議会上院の民主党トップ、シューマー院内総務ら超党派の議員団のメンバーとの会談で、米国との関係の重要性を強調した。
そのうえで習主席は“新型コロナウイルスからの世界的な回復と気候変動への対応などには中国と米国の協力が必要”と述べ、米国との関係安定化に前向きな姿勢を示した。 両国間で安全保障分野でのやり取りが滞り、半導体など先端技術をめぐる対立が続く中、習主席のこうした姿勢が来月行われるAPECの首脳会議に合わせたバイデン大統領との首脳会談との実現につながり、両国関係が安定化に向かうきっかけとなるかが注目される。 米中高官・外相会談に向け協議か(9月29日)
米国国務省は28日、東アジアなどを統括するクリテンブリンク国務次官補が中国外務省の孫衛東次官とワシントンで前日の27日に会談したと発表した。
それによると会談では北朝鮮や台湾などを巡って意見が交わされ、双方は協力できる分野だけでなく利害が一致しない分野においても連絡ルートを維持する重要性を強調したとしている。 また米中両政府で調整が進められているブリンケン国務長官と王毅外相との外相会談についても協議が行われたとみられる。...
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