【リビア内戦】
リビア・内戦状態・エジプト大統領・停戦を提案(6月7日)
国が分裂して内戦状態が続く北アフリカ・リビアをめぐり、隣国・エジプトのシシ大統領は8日からの停戦を提案した。
エジプトを支持する軍事組織・ハフタルは提案を受け入れる一方、対立関係にある暫定政府が応じるかは不透明となっていて、事態の打開につながるかは見通せない状態となっている。 リビアは独裁政権の崩壊後、国が東西に分裂し、エジプトやロシアが支持する軍事組織と国連が承認しトルコが支援する暫定政府との間で激しい戦闘を続けている。...
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内戦続くリビア・暫定政府“首都掌握”(6月5日)
内戦が続く北アフリカのリビアで、西部を拠点とする暫定政府は4日、東部の軍事組織と1年余にわたって激しい戦闘が続いていた首都・トリポリの全域を掌握したことを宣言した。
リビアでは、独裁的なカダフィ政権の崩壊後、国が東西に分裂し去年4月から東部の軍事組織が、西部の暫定政府がある首都・トリポリを攻略すべく攻勢をかけ、激しい戦闘が続いていた。 こうした中、暫定政府・シラージュ首相がトルコで会見し、トリポリ全域を掌握したことを宣言した。...
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シリアの若者ら1万人以上よう兵に(6月1日)
リビアでは西部の暫定政府と東部の軍事組織が激しい戦闘を続け、周辺国などが支援している。人権団体「シリア人権監視団」は「シリア人の若者らおよそ1万1600人がよう兵としてリビアに送り込まれている」と発表した。
よう兵は暫定政府側を支援するトルコによって送り込まれ、すでに351人が死亡し、そのうち20人が18歳未満の子どもだとしている。 シリアの人たちは1か月2000ドル(21万円余)の報酬で勧誘されているということで、人権団体は長引くシリアの内戦で貧困に苦しむ人たちを搾取する行為だとして厳しく非難している。 「リビア内戦」内の検索 |