【トランプその後】
ケリー大統領首席補佐官・年内までに辞任(12月9日)
米国・トランプ大統領はケリー大統領首席補佐官が年末までに辞任することを明らかにした。
ケリー首席補佐官は去年7月、事実上更迭されたプリーバスに代わり大統領首席補佐官に起用された。 しかし、ポンペイオ国務長官などと比べ政権の中での存在感が低下しており、辞任の可能性が度々報じられてきた。 トランプ大統領は米国軍制服組の新トップに陸軍のミリー参謀総長を指名した。 ワシントンポストは“今回の決断はマティス国防長官の影響力の低下を示すものだ”との見方を示している。...
全部読む
トランプ大統領と前国務長官・非難の応酬(12月8日)
米国・ティラーソン国務長官は就任から1年余りで解任され公の場にはほとんど姿を見せず6日、テキサス州の催しで地元メディアのインタビューに応じ、在任中を振り返りトランプ大統領について、ほとんど規律が無く本や報告書も読まず多くの物ごとの詳細まで気にしない人のもとで働くのは大変だったと述べた。
これにトランプ大統領はツイッターで、ポンペイオ国務長官はいい仕事をして誇りに思うがティラーソン国務長官はとても愚かだったので解任したと非難。...
全部読む
米国・10月対中国貿易赤字が過去最大規模に(12月7日)
米国商務省は10月の貿易統計を発表し、国別で最も多い中国に対する貿易赤字は431億ドル(4兆8500億円余り)となった。これは前月比7.1%増加し、1か月間の規模としては過去最大を更新した。
内訳は、中国からの輸入は4.4%の増加となっている一方、中国への輸出は報復関税によって米国産の大豆の輸出が減少したことなどから6.7%減少。トランプ政権は貿易赤字の拡大を受けて、中国との協議で知的財産権の侵害への対応に加え貿易不均衡の是正を強く迫る方針である。...
全部読む
OPEC総会へ・原油・減産踏み切るか(12月6日)
サウジアラビアなど主な産油国で作るOPEC石油輸出国機構は来年の生産量を決める総会を開く。このところ値上がりから一転して値下がりしている原油の価格だが、高値を維持したい産油国が減産に踏み切るかが焦点となる。
トランプ政権はイランへの制裁を再開表明し、供給不足の不安から一次値上がりし、それから値下がりが続いている。 下落の原因はサウジアラビアやロシアなどが値上がりによる消費国の石油離れを懸念して増産したことことに加えて、米国もシェールオイル生産を増加させた。...
全部読む
トランプ大統領・米中協議決裂なら関税引き上げ(12月5日)
トランプ大統領はツイッターで「中国との貿易協議についておそらく合意するだろう」と投稿し期待感を示す一方で、「私は関税の男だ」と強調。交渉が決裂した場合は制裁関税を引き上げる方針を改めて示し中国を牽制した。
これを受けて、4日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、一時800ドル以上値を下げた。 「トランプその後」内の検索 |