【G7、G20】
G7広島サミット・経済分野の成果は(5月22日)
今回のサミットでは経済安全保障では重要鉱物や半導体などのサプライチェーン=供給網を新興国や途上国とも協力して強化することで一致した。
また、中国を念頭に、禁輸などの措置で他国の政策や意思決定に影響を与えようとするいわゆる経済的威圧に対抗するため、G7として被害を受けた国々を支援する調整プラットフォームを立ち上げることで合意、さらにデジタル分野では、ChatGPTなどの急速な普及を受けて広島AIプロセスとして、信頼できるAIの普及に向けて閣僚級で議論し、年内に報告をまとめることで一致した。 G7内で立場が異なる問題に表立った焦点があたらず、G7の結束やグローバルサウスとの連携強化を優先。 核軍縮に焦点・成果文書・サミット開催・広島の思い(5月22日)
日本では7年ぶりの開催となったG7広島サミット、国内の地方で開催されるサミットとしては、過去最大規模の警備となった。
サミットでは、ロシアに対する制裁や、ウクライナ支援の継続強化を確認したほか、G7としては初めて、核軍縮に焦点を当てた成果文書を発表。現実的なアプローチを通じて、核兵器のない世界を目指していくことで一致した。 またグローバルサウスと呼ばれる新興国や途上国を含む招待国との拡大会合を開き、こうした国々が直面する食料エネルギー問題に協力して取り組んでいくことも確認した。...
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招待国首脳ら・原爆慰霊碑・献花(5月21日)
G7サミットは本日最終日。原爆資料館にはG7サミットのメンバー7ヶ国に加えて招待された国の首脳、或いは国際機関の代表が相次いで訪れた。見学を終えた首脳、代表らに花束が手渡され、原爆慰霊碑に花が手向けられた。
今日はウクライナ・ゼレンスキー大統領も参加してG7や招待国の首脳らによるセッションが行われる。議長国の日本は一連の討議を通じ、法の支配に基づく国際秩序を維持・強化する重要性を強く発信したい考え。 G7・原爆資料館・訪問・各国首脳の思いは(5月20日)
G7首脳は、きのう原爆資料館を訪れた。芳名録への記帳内容が公表されている。岸田総理大臣は「歴史に残るG7サミットの機会に議長として各国首脳と共に『核兵器のない世界』をめざすためにここに集う」と記帳。
米国・バイデン大統領は「この資料館で語られる物語が、平和な未来を築くことへの私たち全員の義務を思い出させてくれますように。世界から核兵器を最終的に、そして、永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう。...
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首脳宣言を発表・ウクライナ支援継続(5月20日)
G7広島サミットは、首脳らによる討議の成果をまとめた首脳宣言を発表した。ウクライナ情勢をめぐっては首脳宣言とは別に声明を発表したことに触れ、「ウクライナへの支援を継続、強化するとともに、世界の弱い立場の人たちへの影響を軽減するよう取り組む」としている。
核軍縮・不拡散をめぐっては、「現実的で実践的なアプローチを通じて核兵器のない世界」の実現に向けて取り組む」と強調している。 また、中国について、東シナ海や南シナ海の状況に深刻な懸念を表明し、「力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対する」としている。...
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