ワクチン接種・一般向けの開始時期“早ければ5月頃”案も(1月20日)
現在、厚生労働省がワクチンの安全性や有効性を審査している。
承認されれば、来月下旬をめどに医療従事者の一部に先行して接種を開始する計画である。
3月中旬をめどに医療従事者など、3月下旬をめどに65歳以上、4月以降に基礎疾患のある人など優先的に順次接種を進める。
早ければ5月頃から一般の人にも接種を開始する案も出ている。
兵庫県は医療従事者の優先接種へ、45の医療機関を会場に指定する方針。和歌山市はワクチン接種専門部署の設置を決定。和歌山市・尾花正啓市長は「迅速に進めたい」とコメントした。
変異ウイルス・濃厚接触者も「陽性」(1月20日)
緊急事態宣言が11都府県に拡大して1週間、感染の広がりは止まらない。
静岡県で3人が確認された変異ウイルスへの感染だが、さらに濃厚接触者1人が、変異ウイルスのPCR検査で陽性となった。
静岡県・川勝知事は感染拡大緊急警報を発令した。
去年9月に英国で現れた変異ウイルスだが、国立感染症研究所によると、ヨーロッパなどからの報告では感染のしやすさが最大70%程度増している可能性がある。...
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緊急事態宣言が11都府県に拡大して1週間、感染の広がりは止まらない。
静岡県で3人が確認された変異ウイルスへの感染だが、さらに濃厚接触者1人が、変異ウイルスのPCR検査で陽性となった。
静岡県・川勝知事は感染拡大緊急警報を発令した。
去年9月に英国で現れた変異ウイルスだが、国立感染症研究所によると、ヨーロッパなどからの報告では感染のしやすさが最大70%程度増している可能性がある。
東京医科大学・濱田篤郎教授は「変異ウイルスが広がれば今の第3波が長期化する恐れがあり、感染対策のいっそうの徹底が必要」としている。
政府は自治体と協力しながら感染経路の把握などに努め、全国の監視体制も強化する方針である。
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変異ウイルス・国内で市中感染か(1月19日)
緊急事態宣言が11の都府県に拡大してから明日で1週間になるが、東京では6日連続で1000人を超える感染が確認されるなど感染拡大が続いている。
海外に滞在歴がなく、感染者との接触も確認されていない男女3人が変異ウイルスに感染していたことがわかった。
厚生労働省は、国内で市中感染したとみている。緊急事態宣言が出されている11の都府県だが、昨日も感染確認が相次いだ。
神奈川県では横浜刑務所で新たに刑務官や受刑者ら50人が感染した。...
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緊急事態宣言が11の都府県に拡大してから明日で1週間になるが、東京では6日連続で1000人を超える感染が確認されるなど感染拡大が続いている。
海外に滞在歴がなく、感染者との接触も確認されていない男女3人が変異ウイルスに感染していたことがわかった。
厚生労働省は、国内で市中感染したとみている。緊急事態宣言が出されている11の都府県だが、昨日も感染確認が相次いだ。
神奈川県では横浜刑務所で新たに刑務官や受刑者ら50人が感染した。千葉県では県立高校や老人ホームで。東京都では杉並区の2つの病院で40人から50人規模のクラスターが発生した。
変異したウイルスに感染した男女3人は、静岡県の20代の女性と40代の女性、60代の男性で今月上旬に症状が出た。
検査で陽性になった人の検体の遺伝情報を無作為に解析する過程で変異ウイルスへの感染がわかった。
変異ウイルスの感染が確認された人で海外の滞在歴がなく感染経路がわからないケースは初めてである。
英国から世界各地に広がる変異ウイルスである。
昨夜は、感染者が確認された静岡県も会見を行った。いずれも軽症で女性2人は既に治療を終え、男性は自宅療養を続けている。
昨日は全国で4925人の感染が発表された。東京都は1204人で1日の感染の確認が1000人を超えるのは6日連続となった。
全国で58人の死亡が発表された。重症者は973人で過去最多を更新した。
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“宣言地域に準じた対策”広島市は見送りに(1月17日)
緊急事態宣言の対象地域に準じた対策が検討されていた広島市であるが、西村経済再生相は広島県・湯崎知事と電話で会談し、ここ数日、感染状況が改善していることなどから、広島市を宣言対象地域に準じた対策の対象とするのは見送られることになった。
米国でも急速拡大の見通し(1月16日)
英国で見つかった新型コロナの変異ウイルスが米国でも急速に拡大し、3月には感染の主流になるとの予測が発表された。
米国CDCは、英国で発見の変異ウイルスが他より拡散しやすい“一連の証拠”があるとした。
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