【台湾情勢】
中国・民間機航路を台湾寄りに変更(1月31日)
中国当局は、台湾海峡の上空に設定している民間機の航路の1つをこれまでより台湾寄りに変更して2月1日から運用を始めると発表した。
台湾の新聞「自由時報」などによると、“台湾海峡の「中間線」に最短で7.8キロの所まで接近”するという。台湾当局は「一方的な発表で、政治的軍事的に不当な企てだ」と強く反発している。 台湾総統選挙・与党・民進党・頼清徳氏が当選(1月14日)
きのう行われた台湾の総統選挙で与党・民進党・頼清徳氏が当選した。
頼清徳氏は国民党・侯友宜氏、民進党・柯文哲氏を抑え、得票率40%で当選した。投票率は71.86%。頼氏は、米国などとの連携を強め中国を抑止する現職・蔡英文総統の路線を継承すると訴えた。頼氏は5月に就任予定。 台湾で1996年に総統の直接選挙開始から初めて、同じ政党が3期続けて政権を担うことになる。 一方、同時に行われた議会立法院選挙。...
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中国・台湾製品完全優遇停止・拡大示唆(12月28日)
中国が台湾で生産された12の化学製品の輸入について、来月から行うとしている関税優遇措置の停止した。
中国政府で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官は、優遇措置を停止させる製品をさらに増やす可能性を示唆した。台湾総統選挙の投票日まで2週間余りとなる中、中国への対抗姿勢を示す台湾の与党民進党への圧力を強めるねらいがあるものと見られる。 台湾総統選挙・候補者・テレビ政権発表会(12月21日)
来月投票が行われる台湾総統選挙の候補者3人によるテレビでの政見発表会が行われた。
最大野党・国民党の侯友宜氏は「戦争がどんどん近づき平和がどんどん遠くなっている」と意思疎通と交流を行い衝突のリスクを下げるとした。 与党民進党の頼清徳氏は「防衛力・経済・民主主義陣営との協力を強めることで抑止力を発揮させる。戦争に備えることによって戦争を避ける」と主張。 野党第2党・民衆党の柯文哲氏は「中国と台湾が互いに受け入れられる方法で交流を進める」と述べた。 台湾の外交部長がエストニア訪問へ(11月4日)
ヨーロッパの一部で台湾との関係を強化する動きが相次ぐ中、台湾の呉ショウ燮外交部長が来週、エストニアを訪れる予定であることが分かった。
エストニアのシンクタンクは台湾の呉外交部長が今月8日に首都タリンで開かれるセミナーに対面で出席する予定だと明らかにした。 またエストニア外務省は3日、台湾の出先機関の開設を受け入れる用意があることを明らかにした。名称は駐エストニア台北代表処になるということだ。...
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