【香港情勢】
香港国家安全維持法・施行から3年(7月1日)
香港国家安全維持法が施行されてから3年。法律の施行は香港で行われた大規模な抗議活動の翌年だった。その後政府への抗議デモや集会が抑え込まれ、市民の言動が政府への憎悪を煽ったなどとして罪に問われるケースが相次いだ。
また国家の安全を脅かす行為を見つけた場合には当局への通報を呼びかけているが警察の窓口にはこれまでに50万件以上の情報が寄せられていて言論統制が強まっていると指摘されている。さらに法律の施行以降、人材の流出が続いていて、香港政府によると去年1年間だけで6万人が移住や留学などを理由に香港を離れたとのこと。 <香港・TVB>中国本土と香港・往来緩和へ(1月6日)
香港政府は新型コロナウイルス対策として約3年にわたって続けてきた中国本土との往来の制限を緩和すると発表した。
往来の人数は香港から本土、本土から香港のどちらも1日6万人までで、今後状況を見ながら増やしていくという。 香港返還25年で記念式典・習主席「一国二制度は成功」(7月3日)
中国に返還されてから25年の節目の日を迎えた香港。記念の式典に出席した習近平国家主席は「一国二制度の実践は香港で世界が認める成功を収めた」などと述べ、中国共産党の指導による統治の正しさだとして、みずからの実績を強調した。香港返還25年・記念式典に習主席出席(7月1日)
香港はきょう中国に返還されてから25年の節目の日を迎え、中国・習近平国家主席も出席して記念式典が行われる。
習主席はきのう高速鉄道で香港入りし、退任する香港政府トップ・林鄭月娥行政長官らと面会。新華社通信によると面会の中で香港を混乱から安定した統治へ転換させたと述べ、大規模なデモを抑え込み、選挙制度の変更によって香港を安定に導いたと評価。記念式典の演説で政府の主導で進めてきた統制強化の成果をアピールするものとみられる。...
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香港・林鄭行政長官・立候補せず(4月4日)
香港で5年に1度行われる行政長官選挙は来月8日に行われる予定で、きのうから今月16日までが立候補の受け付け期間となっている。
これまでに立候補を届け出た人はおらず、ことし6月末で任期が終わる林鄭月娥長官が2期目を目指すのか注目されていたが、林鄭長官は、きょう、記者会見し自身は立候補しないことを明らかにした。 これについて林鄭長官は「中央には、このことについて直接伝えた。考慮したのはただ家族のことだけ」と説明している。...
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