【香港情勢】
民主派議員15人・抗議の辞表提出(11月13日)
香港の立法会に辞表を提出した民主派の議員たちであるが、きっかけは、中国の全人代全国人民代表大会の常務委員会が11日、立法会の議員について、国家の安全に危害を加えた場合などに、議員の資格を失うとする新たな基準を示したことだった。
この基準を受けて香港政府は、民主派の議員4人の資格を失効。これに抗議する民主派の議員15人が、相次いで辞表を提出した。 欧米各国は、香港の高度な自治を約束した一国二制度を放棄するものだとして、中国への批判を一斉に強めている。...
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香港・民主派議員団・抗議の辞職へ(11月12日)
香港政府が、中国の全人代の常務委員会の決定に基づき、香港の議会にあたる立法会の民主派の議員4人の資格を失効させたのに対し、民主派の議員団は全員で議員を辞職すると発表し、議会のチェック機能は大幅に失われることになる。
香港の独立を主張したり外国勢力に香港への介入を求めたりした場合は、直ちに資格を失うとしている。 香港・“反政府的な言動”民主派議員が資格失効(11月11日)
中国国営の新華社通信は、「全人代(全国人民代表大会)の常務委員会が、香港で国家の安全に危害を加えるなど反政府的な言動を行った議員について直ちに資格を失う」との判断を示したと伝えた。
これを受けて香港政府は、民主派の議員4人について議員の資格を直ちに失効させたと発表した。 香港・民主活動家の黄之鋒を逮捕(9月25日)
香港で民主派への弾圧が強まる中、警察は国際的に知られる民主活動家・黄之鋒を逮捕した。
黄之鋒は「当局は政治的な訴追をやめるべきだ」だと訴えた。 「リンゴ日報」創業者“自由のため声あげ続ける”(9月12日)
中国に批判的な論調で知られる香港紙「リンゴ日報」の創業者で香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕され保釈中の黎智英がNHKのインタビューに応じ香港の自由を守るために引き続き力を尽くしたいという考えを強調した。
「資金援助はしておらず、香港の現状を伝え支援を呼びかけることがなぜ外国勢力との結託に当たるのか」とコメントした。 香港国家安全維持法については“政治的意図に沿うよう都合よく使える余地が大きい”としたうえで“香港の言論や集会の自由が大きく損なわれた”と批判した。...
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