1月17日放送、マツコの知らない世界(第498回)
今回は全国1万社以上を参拝し巷で神社ソムリエと呼ばれる佐々木優太が開運神社やパワースポットの最新情報を紹介してくれた。
「どんな人が来るのかしら。神社ソムリエだなんて、肩書を聞くと一気に信ぴょう性がなくなるわよね」とつぶやくマツコだったが、本人が登場すると「今のところ信頼性ゼロなんですけど…」と毒舌を浴びせた。スタジオ爆笑。
この発言にめげずに佐々木は、「神社参拝というのは、日本人にとって古来からのエンターテインメントであり、もっと気軽に楽しむべきものだ」と主張した。
これに対し、マツコは「アタシが伊勢神宮に最初に行ったときに思ったのは、作りとか楽しませ方とか、自然の使い方とかがよくできているなということを感じた。だからお伊勢参りって江戸時代とかに流行ったじゃない?当時の人たちにとってはこれが、おそらくディズニーランドとかに近い感覚だったんじゃないかなって思った」との持論を佐々木にぶつけた。
佐々木は「開運神社は心のジムであり、細かい悩みにも力を発揮する」として細かい悩みに対応していると話し、いくつかの開運神社を紹介した。
まず、糖尿病を治したいのであれば、群馬県富岡市にある貫前神社がお勧め。...
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今回は全国1万社以上を参拝し巷で神社ソムリエと呼ばれる佐々木優太が開運神社やパワースポットの最新情報を紹介してくれた。
「どんな人が来るのかしら。神社ソムリエだなんて、肩書を聞くと一気に信ぴょう性がなくなるわよね」とつぶやくマツコだったが、本人が登場すると「今のところ信頼性ゼロなんですけど…」と毒舌を浴びせた。スタジオ爆笑。
この発言にめげずに佐々木は、「神社参拝というのは、日本人にとって古来からのエンターテインメントであり、もっと気軽に楽しむべきものだ」と主張した。
これに対し、マツコは「アタシが伊勢神宮に最初に行ったときに思ったのは、作りとか楽しませ方とか、自然の使い方とかがよくできているなということを感じた。だからお伊勢参りって江戸時代とかに流行ったじゃない?当時の人たちにとってはこれが、おそらくディズニーランドとかに近い感覚だったんじゃないかなって思った」との持論を佐々木にぶつけた。
佐々木は「開運神社は心のジムであり、細かい悩みにも力を発揮する」として細かい悩みに対応していると話し、いくつかの開運神社を紹介した。
まず、糖尿病を治したいのであれば、群馬県富岡市にある貫前神社がお勧め。門をくぐると目の前には全国的にも珍しい下り参道の景色が広がる。多くの神社は階段を上っていくのに、その逆にこの神社は階段を下りていく。「血糖値が下がりますように」という思いで下り参道を歩き、刀剣の神様であるフツヌシに祈願することで病気との縁を断ち切ることができるという。
痛風を治したい方にお勧めなのが、大阪・豊中市にある服部天神宮。こちらは昔から足の神様として信仰されていて、菅原道真が旅の途中で足の具合が悪くて先に進めなくなっていたところ、地元の人に教えられてこの神社を参拝したところ、足の具合が治ったという言い伝えがある。医薬の神スクナヒコナが祀られているので、医学系、医薬系の御利益があるのも心強い。
佐々木によれば今年、特に運気が爆上がりするお勧めの開運神社が3つあるという。
第三位は大阪府八尾市にある創建1500年を迎える恩智神社。神様の御遣いの動物が今年の干支であるウサギと来年の干支である龍であることから特にお勧めだという。神社にあるウサギ像を手でさすり、その手で自分をさすると無病息災にあやかれるという。
この神社には空海が見つけたという難病を治すといわれる井戸もある。佐々木によるとここに限らずきれいな水が流れる神社は開運パワーに優れているという。
第二位は栃木県足利市にある伊勢神社月讀宮。メインの社殿を参拝したらそのまま帰ってしまう人が多いが、ここには月や夜を司る神様であるツキヨミノミコトが祀られており、お月様のツキ、運がついているという2つのツキがかかっていて、生活のバイオリズムを整えるツキ回りが良くなるという。月ということで神様の御遣いがウサギである点もラッキーポイントで、参拝すると運がつき、運気がはねるというW効果がある。
開運神社の第一位は宮崎県宮崎市にある一葉稲荷神社。この神社の名前の由来が一葉の松で通常の松場は2本に分かれているが、分かれていない一葉の松は縁起がいいとされている。今年は60年に一度だけめぐってくる癸卯の年で新たな生命・出来事が起きる開運を意味している、この神社にはウサギが津波から神社を守ったという言い伝えがあり、参拝する人の悩みや不安を跳ね除けてくれるという。
番組の締めに佐々木は開運がアップする正しい参拝マナーを教えてくれた。まずお賽銭に関してだが、心を込めた金額で行うべきということ。例えば1000円を持っている人の10円と10円しか持っていない人の10円では同じ10円でも価値が異なる。
お賽銭というのは自分の願い事の対価ではなく、社殿が末長く建っていられるように願い納めるべきもの。神様とか自分の後ろの人にバトンタッチしていく思いでお賽銭ができれば開運に近づくという。お賽銭をいれたら鈴を鳴らすが、多くの人は鈴を横に揺らすこれではいい音は鳴らない。上にたゆませて上下に揺らすことが音を鳴らすコツ。神道では音が重要視されており、きちっと音は鳴らすこと。
最後に手を打つ際には左手が右手よりやや上にくるように打つのが良いそうだ。
最後に佐々木はマツコに恐る恐る「どうでしょうか。これまでの説明で私の信頼性ゼロという印象は変わりましたでしょうか」と聞いた。
これに対し「一切変わっておりません!」とマツコはぶっきらぼうに答え、スタジオは笑いに包まれた。
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1月10日放送、マツコの知らない世界(第497回)
2017年には旅客数が252.9人だったクルーズ業界だが、コロナ禍に苦しみ、2021年には旅客数がゼロとなった。実は今、クルーズ船が驚きの進化を遂げている。今回はクルーズライター・上田寿美子(69)をゲストに迎え、クルーズ業界の現在を紹介した。
「おかげさまでやっとクルーズ業界にも明るい兆しが見えてまいりました」と地球22周分のクルーズ旅行を体験し、クルーズ業界を知り尽くす上田は実感を込めて語った。
「最近はネットをみていて、クルーズ船の動画がよくアップされるようになってきたなと思っていたところよ。だから業界が動き始めたというのはアタシにはよくわかる」「アタシ実は気にしてたのよ、寿美子のことを」と上田を見てしみじみと話すマツコ。
実は上田は4年前、「マツコの知らない世界」に出演し、豪華クルーズ船の世界を番組で紹介していた。その後、コロナが世界を襲い、クルーズ業界は窮地に立たされた。
「マツコさんはクルーズ業界の福の神ですから」と応える上田。スタジオ爆笑。
上田によれば、日本のクルーズ業界はコロナ禍前と比べると、楽しみ方が少し変わってきたといい、船旅の原点に戻り、ゆったりと海に親しむ方向になってきたという。...
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2017年には旅客数が252.9人だったクルーズ業界だが、コロナ禍に苦しみ、2021年には旅客数がゼロとなった。実は今、クルーズ船が驚きの進化を遂げている。今回はクルーズライター・上田寿美子(69)をゲストに迎え、クルーズ業界の現在を紹介した。
「おかげさまでやっとクルーズ業界にも明るい兆しが見えてまいりました」と地球22周分のクルーズ旅行を体験し、クルーズ業界を知り尽くす上田は実感を込めて語った。
「最近はネットをみていて、クルーズ船の動画がよくアップされるようになってきたなと思っていたところよ。だから業界が動き始めたというのはアタシにはよくわかる」「アタシ実は気にしてたのよ、寿美子のことを」と上田を見てしみじみと話すマツコ。
実は上田は4年前、「マツコの知らない世界」に出演し、豪華クルーズ船の世界を番組で紹介していた。その後、コロナが世界を襲い、クルーズ業界は窮地に立たされた。
「マツコさんはクルーズ業界の福の神ですから」と応える上田。スタジオ爆笑。
上田によれば、日本のクルーズ業界はコロナ禍前と比べると、楽しみ方が少し変わってきたといい、船旅の原点に戻り、ゆったりと海に親しむ方向になってきたという。
一例をあげればコロナの経験を踏まえ、これまで客船内で頻繁に行われてきた豪華なイベントが減った。その代わりゆったりと移り行く海景色を眺めたり、海に親しむ時間を楽しんでもらうという路線になってきた。今まで椅子がなかったような場所にも椅子がさりげなく置いてあり、ゆったりのんびり過ごすことができる。
感染対策もちゃんと行われている。船側が行っている対策は、乗船当日に港でPCR検査を受け、陰性の人だけが乗船してもらう。さらに客室が一緒の方のみが同じテーブルで食事をすることができる、劇場でも座席と座席の間に距離を設けているなど徹底した感染防止対策がとられている。
一方、世界のクルーズ船は豪華さの度合いを強め、日々進化を遂げている。中東ドバイのMSCワールドエウローバは未来を感じさせるクルーズ船。全長333メートル、乗客定員6762人、22階建ての豪華客船。中には日本のヴィーナスフォートのような商店街もある。土産店にはチョコレートのオーダーマシンがあり、自分好みのチョコレートを注文することができる。20階から8階に一気に滑り降りるためのスライダーが設置されていて、乗客なら誰でも無料で乗ることができる。他にも5Dゲームシアターなども備えている。
4年ぶりの出演の締めくくりとして上田は「今、世界のクルーズ業界は一丸となって未来への道を歩みだしたところです。ぜひクルーズにお出かけください」と結んだ。
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1月7日放送、マツコ会議(第496回)
今回は米国ロサンゼルスに住む大女優・桃井かおりと中継を結び、マツコと長尺トークバトルを繰り広げた。
桃井は「この仕事って激流をずっと泳いでないと怖いというのがある。泳いだ時に誰かにぶつかったとか、あたしのせいで1人死んでしまうとかなっても、あたしは振り返らないで泳いじゃうみたいな勢いが必要だったような気がする。それを当然のように正義のようにやってきたけど、米国に来たぐらいからちょっと丘の上に上がってしまったって感じている。乾く間だけ日向ぼっこしていたら景色が見えてきてしまって、何をやっているのだろうと思ってしまった」と一気に話した。
これに対しマツコは「痛いわぁ、痛い」と悲痛な表情をして叫んだ。スタジオ爆笑。
桃井は「でも、反省する老後も悪くはないわ。いい感じの70代になっていると思っている。それともう1個(言いたいこと)は働いているからおカネがたまるじゃない?でも、あんまり役に立たないから本当に驚いてしまう」と話した。
桃井は「だから使うってことも少し覚えないといけない」とさらに追加した。
次から次へとメッセージを繰り出す桃井に対し、マツコは「何かが見えてるの?」と問いかけ、スタジオは爆笑となった。...
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今回は米国ロサンゼルスに住む大女優・桃井かおりと中継を結び、マツコと長尺トークバトルを繰り広げた。
桃井は「この仕事って激流をずっと泳いでないと怖いというのがある。泳いだ時に誰かにぶつかったとか、あたしのせいで1人死んでしまうとかなっても、あたしは振り返らないで泳いじゃうみたいな勢いが必要だったような気がする。それを当然のように正義のようにやってきたけど、米国に来たぐらいからちょっと丘の上に上がってしまったって感じている。乾く間だけ日向ぼっこしていたら景色が見えてきてしまって、何をやっているのだろうと思ってしまった」と一気に話した。
これに対しマツコは「痛いわぁ、痛い」と悲痛な表情をして叫んだ。スタジオ爆笑。
桃井は「でも、反省する老後も悪くはないわ。いい感じの70代になっていると思っている。それともう1個(言いたいこと)は働いているからおカネがたまるじゃない?でも、あんまり役に立たないから本当に驚いてしまう」と話した。
桃井は「だから使うってことも少し覚えないといけない」とさらに追加した。
次から次へとメッセージを繰り出す桃井に対し、マツコは「何かが見えてるの?」と問いかけ、スタジオは爆笑となった。
マツコは「あたしは全然、物欲というのがなくて、結構(おカネが)たまってんのよ。けどどう使ったらいいかもわからず、何のために働いてるんだろうってなってる。さっき桃井さんが言ったけど、あたし達は泳ぎ続けてるけど、最近泳いでいてわかるのは、水も濁ってて生物が生息するような場所じゃなくなってきていて、本当に泳ぎ続けなければいけない場所なのかなっていう感じになってます」と、ここ最近持っている思いを打ち明けた。
桃井は「当然ですね。私は54歳で米国に来たんだけど、1回仕切り直さないと、絶対やばいとは思っていたのね。けどそれが何のためかわからないけど、父が死んで、一番やりたくないことをやってみようと思って、オーディションを受けたら当然落ちて、アタシ下積みとかやってないし、でもそういうつらい目に遭うというのをこれからやってもそんなにつらくないと思っている。おカネがあるから。辛い目にあったって、あたしたちはつらくはないのよ」と語った。
マツコは「アタシはつつましやかに暮らせば一生困らない分は貯金できたからこそ、ますます今やっていることの意味が分からなくなってきているのよ」と返した。
桃井はマツコに「過激になればいんじゃない?」とアドバイスした。
桃井は「あたし、子どももいないし、去年、99歳の母が亡くなったから、もう何してもいいのよ」と付け足し、スタジオは爆笑となった。
マツコは「桃井さんの場合はお子さんがいらっしゃらないから、おかまと一緒なのよね、親がいなくなった段階で謝んなきゃいけない人がいなくなったってことね」と桃井に仲間宣言。
桃井は「そうよ、子どものいない女優の末路はあなたの未来だから」とスタジオを再び笑わせた。
マツコは桃井について「今日、話してみて改めて思想が近い人だったんだなということがよくわかった。びっくりするぐらいアタシがしゃべってるんじゃないかっていうぐらい、アタシが言いたいことを桃井さんが喋ってくれたって」と語った。
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1月6日放送、マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP(第495回)
今回は有吉がスキーのジャンプにかみついた。
「スキージャンプってさ、あの人達、雪がない時でも練習やるじゃない?あれって大丈夫なのかな?」と有吉。
「あたしも、本当にバカみたいな質問していいかしら?あれって痛くないの?」とマツコ。スタジオ爆笑。
「いくらきれいに着地したとしても、あんな100メーター向こう側からから飛んでくるのよ、きっと痛いに違いないわよ」とマツコの妄想はどんどん膨らんでくる。
「どう考えたってあれ、絶対に痛いよね」と有吉がマツコの妄想をさらに増幅する。
「べーんっていって『痛ててーっ!』ってなるわよ、きっと」とゼスチャーを交えて感情移入するマツコ。
「痛いさ、それは」と着地のゼスチャーを交えて有吉も同調。
「しかも雪の日じゃないのに、なんで(人工)芝でやってんだよ!」と有吉。スタジオ爆笑。
「ジャンプ台からうわーっと押された時は、俺らもどうなるのかな?」と有吉。
「きっとバン、ガラガラ、バキーンって下でひっくり返るわよ」とマツコ。スタジオ爆笑。
実際、スキージャンプで着地した場合、本当のところどうなのか。ウイキペディアで調べてみると「位置エネルギーを運動エネルギーに換えることでスムーズに転換することができるため(スキージャンプでの着地の)衝撃はほとんど感じない」と書いてある。...
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今回は有吉がスキーのジャンプにかみついた。
「スキージャンプってさ、あの人達、雪がない時でも練習やるじゃない?あれって大丈夫なのかな?」と有吉。
「あたしも、本当にバカみたいな質問していいかしら?あれって痛くないの?」とマツコ。スタジオ爆笑。
「いくらきれいに着地したとしても、あんな100メーター向こう側からから飛んでくるのよ、きっと痛いに違いないわよ」とマツコの妄想はどんどん膨らんでくる。
「どう考えたってあれ、絶対に痛いよね」と有吉がマツコの妄想をさらに増幅する。
「べーんっていって『痛ててーっ!』ってなるわよ、きっと」とゼスチャーを交えて感情移入するマツコ。
「痛いさ、それは」と着地のゼスチャーを交えて有吉も同調。
「しかも雪の日じゃないのに、なんで(人工)芝でやってんだよ!」と有吉。スタジオ爆笑。
「ジャンプ台からうわーっと押された時は、俺らもどうなるのかな?」と有吉。
「きっとバン、ガラガラ、バキーンって下でひっくり返るわよ」とマツコ。スタジオ爆笑。
実際、スキージャンプで着地した場合、本当のところどうなのか。ウイキペディアで調べてみると「位置エネルギーを運動エネルギーに換えることでスムーズに転換することができるため(スキージャンプでの着地の)衝撃はほとんど感じない」と書いてある。
「位置エネルギーは高ければ高いほど大きくなる。その一方で運動エネルギーは速ければ速いほど大きくなる」。
スキージャンプの高さだけを位置エネルギーだけで考えると、着地した時点で強い位置エネルギーを身体に受けてしまうので、とんでもないことになるが、スキージャンプは落ちるだけでなく、位置エネルギー自体も前に進むことになり、その結果、運動エネルギーに転換され、衝撃がおよそ25分の1に軽減されるという。
スキージャンプだけが特別なのではない。実はわれわれの日常生活でも位置エネルギーを運動エネルギーに換えている瞬間がある。
それは走る瞬間である。足を上げると位置エネルギーが増えるが、前に進むために足を前に出す動きが着地の衝撃の一部を運動エネルギーに転換し、前に進むことを可能にしている。
「今日は位置エネルギーから運動エネルギーへの転換、これを覚えたわ」とマツコは理系っぽく締め、スタジオを爆笑させた。
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1月1日放送、月曜から夜ふかし元日SP(第494回)
今回は株主優待だけで生活する男・桐谷広人の年末を密着取材した。
桐谷の部屋の中にスタッフが入ると、そこは足の踏み場もないほど、段ボール箱で溢れていた。
「部屋、汚いじゃないですか?」「足元にあるのはプチプチですよね?」とスタッフが問うと、桐谷は「そうですかね?私としては結構片付いている方だと思っているのですが」と返してきた。
まずは桐谷が「実は気がかりなことがありまして、歯間ブラシで耳かきをすると気持ちがいいので、やってたんです。そうしたら歯間ブラシの先っぽが耳の中で取れてしまったんですよ。未だに見つからないんで、多分、耳の中に残ってるんじゃないかと心配してるんです」近況報告をしてくれた。
ということで桐谷とスタッフは耳鼻科へと向かった。
耳鼻科の院長先生によると、歯間ブラシで耳そうじする人は結構多いのだという。早速、院長先生に耳の穴を診てもらったところ、特に異常はなく、少なくとも桐谷の耳の穴の中に歯間ブラシの先っぽはなかったようで、スタッフ一同一安心した。
すると今度は桐谷が「まだまだ年末にやらねばならないことが山積している」と語り始めた。年賀状を240枚印刷しなくてはならないのだという。...
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今回は株主優待だけで生活する男・桐谷広人の年末を密着取材した。
桐谷の部屋の中にスタッフが入ると、そこは足の踏み場もないほど、段ボール箱で溢れていた。
「部屋、汚いじゃないですか?」「足元にあるのはプチプチですよね?」とスタッフが問うと、桐谷は「そうですかね?私としては結構片付いている方だと思っているのですが」と返してきた。
まずは桐谷が「実は気がかりなことがありまして、歯間ブラシで耳かきをすると気持ちがいいので、やってたんです。そうしたら歯間ブラシの先っぽが耳の中で取れてしまったんですよ。未だに見つからないんで、多分、耳の中に残ってるんじゃないかと心配してるんです」近況報告をしてくれた。
ということで桐谷とスタッフは耳鼻科へと向かった。
耳鼻科の院長先生によると、歯間ブラシで耳そうじする人は結構多いのだという。早速、院長先生に耳の穴を診てもらったところ、特に異常はなく、少なくとも桐谷の耳の穴の中に歯間ブラシの先っぽはなかったようで、スタッフ一同一安心した。
すると今度は桐谷が「まだまだ年末にやらねばならないことが山積している」と語り始めた。年賀状を240枚印刷しなくてはならないのだという。
240枚の年賀状印刷など、すぐに終わりそうな気がするが、問題は桐谷のプリンターの調子が悪いことで、桐谷が常に横にいて竹串で端末を突っつかないと印刷ができないのだという。
ということで、スタッフは部屋の掃除を手伝い、桐谷は年賀状の印刷を役割分担して臨んだ。
調子よく作業が進むかに見えたその時、玄関のインターフォンが鳴った。宅急便である。
無事、荷物を受け取った桐谷は「ヤマザキ春のパンまつり」でもらったお皿を見せてくれた。毎年、桐谷は「ヤマザキ春のパンまつり」に参加しているという。
桐谷は「ヤマザキを食べるのは春だけです」と語った。つまり皿をもらうためにヤマザキパンを春だけ食べているというわけである。スタジオは爆笑となった。
「今月末で使えなくなる優待券が結構多いんですよ」と語り、優待券の束をスタッフに見せた桐谷。12月締め切りの大量の優待券を消化するべく桐谷は「行ってきまーす」と叫び、フルスロットルで自転車をこぎ始めた。
和食「さと」堀越駅前店ではカキフライ定食をわずか7分で胃袋にかきいれた。その後、怒涛の勢いで原宿方面に向かい、眼鏡屋に入店するも、滞在時間わずか3分で何もせず。その後、50分かけて上野の東京国立博物館に行き、わずか20分で国宝展を鑑賞した。
その後、ゲームセンター優待券で太鼓の達人に挑戦し、映画「スラムダンク」を2時間観賞。印象に残ったシーンをスタッフが問うと「バスケットボールでドリブルをしているシーン」と答えた。
その後、桐谷は余っている優待券やお米などを友人に配りまくった。実は10年以上これを続けているという。まるでサンタクロースのようである。
スタッフがなぜ人にあげてしまうのか聞いたところ、「人にモノをあげて親切にすると体内の炎症物質が減って長生きできるということを、ためしてガッテンで知ったため」だという。スタジオ爆笑。
今やりたいこととして人生最後の海外旅行に行きたいという桐谷。実はパスポートの有効期限が切れるからというのも理由のひとつである。ということで急遽、桐谷とスタッフは友達がいるシンガポールに飛んだ。
あこがれのマーライオンの前で写真を通行人に撮ってもらう桐谷。その後、海外で使える株主優待券を使い1万円の天ぷらを平らげ、そのまま、お土産屋に向かい、マーライオンのキーホルダーをゲットした。さらにその足で海水浴をし、カジノを経て友人宅に向かった。シンガポールには多くの投資家が集まり日々情報交換をしているのだという。
人生最後の海外旅行だからという理由でシンガポールに付き合ったのにまた行きたいという煮え切らない桐谷にスタッフは呆れるしかなかった。
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