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“球春到来“注目の新戦力のキャンプ初日は?(2月2日)
いよいよプロ野球12球団がキャンプインした。12球団揃って国内でスタートするのは5年ぶりのこと。日本一目指して各チームの2020年シーズンが本格始動する。新加入選手で話題が集まるチームのキャンプ初日をピックアップしてみよう。
まずは3連覇を達成したホークスから。31日には宮崎市内でパレードを行い、工藤監督や選手らが詰めかけた5万人もの歓声に応えた。スワローズからバレンティンが移籍し、リーグ最多の重量打線が益々凄みを増しそうだ。...
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いよいよプロ野球12球団がキャンプインした。12球団揃って国内でスタートするのは5年ぶりのこと。日本一目指して各チームの2020年シーズンが本格始動する。新加入選手で話題が集まるチームのキャンプ初日をピックアップしてみよう。
まずは3連覇を達成したホークスから。31日には宮崎市内でパレードを行い、工藤監督や選手らが詰めかけた5万人もの歓声に応えた。スワローズからバレンティンが移籍し、リーグ最多の重量打線が益々凄みを増しそうだ。ナインらは宮崎市の生目の杜運動公園野球場で4連覇に向けたスタートを切る。
同じく宮崎でキャンプを行うジャイアンツは宮崎空港で関係者らからの盛大な出迎えを受けた。神社で日本一を祈願した原辰徳監督は「それぞれが個の力をしっかり上げてもらって、高いレベルの中で選択できる状況になればいい」と抱負を語った。新外国人のヘラルド・パーラはメジャー通算1312安打の超大物。宮崎サンマリンスタジアムでのキャンプ初日から屋外フリー打撃で柵越えを連発し、快音を響かせている。
ルーキーのなかで最大の注目はやはりマリーンズ・佐々木朗希だろう。沖縄県石垣市で1軍キャンプに参加する“令和の怪物”は守備練習やランニングでプロの一歩を歩み始めた。
そして、かつて佐々木以上の大フィーバーを呼んだ“平成の怪物”松坂大輔は14年ぶりの古巣復帰に。初日は軽めのキャッチボールなどマイペース調整ながら、「なるべく早くブルペンに入りたい」と意気込みを語った。期待と熱気にあふれた令和初の球春到来である。
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札幌市が2030年冬季五輪に名乗り・課題は(1月31日)
2030年冬の五輪・パラリンピックについては日本オリンピック委員会(JOC)は国内候補地を札幌市に決定したことを発表した。今後、招致活動が本格化することとなる。連絡を受けた札幌市の秋元克広市長は「オール北海道、そしてオールジャパンによる招致態勢の構築に取り組んで参りたい」と抱負を述べた。
2030年大会についてはスペインのピレネー・バルセロナやアメリカのソルトレークシティなどが名乗りをあげている。...
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2030年冬の五輪・パラリンピックについては日本オリンピック委員会(JOC)は国内候補地を札幌市に決定したことを発表した。今後、招致活動が本格化することとなる。連絡を受けた札幌市の秋元克広市長は「オール北海道、そしてオールジャパンによる招致態勢の構築に取り組んで参りたい」と抱負を述べた。
2030年大会についてはスペインのピレネー・バルセロナやアメリカのソルトレークシティなどが名乗りをあげている。こうして見るとソルトレークシティも札幌同様過去に冬季大会の実施実績がある都市だ。近年競技数が増大し、規模が肥大化しているオリンピックだが、特に冬季はその建設コストや維持に莫大な費用が掛かることから招致に二の足を踏むところも多いと聞く。実際北京で開催される2022年大会は、北京とカザフスタンのアルマトイの2都市しか立候補がなかった。今回日本国内でも札幌以外に招致に乗り出す都市は現れなかった。
前回平昌五輪ではボブスレー会場の建設工事の遅れが問題となり、長野五輪で使われた長野市の長野市ボブスレー・リュージュパーク「スパイラル」の活用案も出された。しかしそのスパイラルも維持管理が困難となり現在は休止状態となっている。札幌市では既存の施設の活用をPRしているが後々まで財政負担となりかねない五輪レガシーの問題は議論を呼ぶだろう。更に今年問題となっている暖冬による雪不足などへの懸念もある。また、冬の開催だけに現在東京五輪でも影響が心配される感染症対策なども一層大きな課題の一つとなるだろう。
マイナス面ばかりあげてしまったが、今年の東京五輪でのマラソン開催は運営面で一つのテストケースとなる筈だ。札幌にとって五輪誘致は大きなチャンスであることは確か。警備や選手へのメンテナンス体制の構築など大きな経験としてもらいたいところだ。
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浪速の大関・豪栄道が引退・将来の大きな夢は(1月30日)
日本相撲協会から現役引退と年寄襲名が発表されていた大関・豪栄道が引退記者会見を行った。「自分の中ではやりきった気持ちがある。いまは満足している」そう清々しい表情で心境を語る豪栄道。昨年の稀勢の里に続きまた一人、平成の大相撲を彩った“花のロクイチ組”の土俵人生に幕が下ろされた。
豪栄道は寝屋川市の生まれ。大阪出身としては44年ぶりに誕生した大関である。幕内通算587勝、大関在位は歴代10位となる33場所を数える。...
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日本相撲協会から現役引退と年寄襲名が発表されていた大関・豪栄道が引退記者会見を行った。「自分の中ではやりきった気持ちがある。いまは満足している」そう清々しい表情で心境を語る豪栄道。昨年の稀勢の里に続きまた一人、平成の大相撲を彩った“花のロクイチ組”の土俵人生に幕が下ろされた。
豪栄道は寝屋川市の生まれ。大阪出身としては44年ぶりに誕生した大関である。幕内通算587勝、大関在位は歴代10位となる33場所を数える。高校時代は名門・埼玉栄高校でインターハイ優勝をはじめ多くのタイトルを総なめにした。本名は澤井豪太郎で、四股名は本名の「豪」と出身校の「栄」を取り入れたものだ。大相撲入りしてからは所要17場所で幕内に。関脇の時期が長く続いたが、平成26年7月場所後に晴れて大関昇進を決めた。伝達式の際の口上で「大和魂」を入れたことが話題を集めたのも懐かしい。来場所のご当地・大阪場所を前にしての引退決断だが、「『我慢強く、潔く』というのが大和魂の本当の意味」と改めてその信条を語った。さらに記者からの「大和魂は貫き通せたか」との質問に「自分の中ではやり通せたと思います」と力強く答えていた。
豪栄道と言えば相撲ファンの間では同学年で学生時代から鎬を削った相手・栃煌山との長年のライバル関係がよく知られている。2人の師匠が現役時代の好敵手である境川親方(両国)と春日野親方(栃乃和歌)だということも印象深い。今後の目標について豪栄道は「横綱を育てたい」と夢を膨らます。栃煌山はまだ現役だが、将来はまた親方としてお互いに名力士を育て上げ、競い合う日が来るのかもしれない。
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東京五輪マラソン・最後の代表枠を巡るレース(1月29日)
札幌への開催地変更が決まった東京オリンピックのマラソン競技。その日本代表最後の1枠を巡る選考レースが男女とも佳境を迎えつつある。
まず女子は代表3枠中すでに昨年9月のMGCで1位と2位になった前田穂南と鈴木亜由子が内定済。26日に行われた選考レース・大阪国際女子マラソンでは設定記録の2時間22分22秒を上回ることが必須条件となっていた。MGC3位の小原怜、5大会連続の五輪出場を目指す福士加代子らが出場するなか、レースを制したのは松田瑞生だった。...
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札幌への開催地変更が決まった東京オリンピックのマラソン競技。その日本代表最後の1枠を巡る選考レースが男女とも佳境を迎えつつある。
まず女子は代表3枠中すでに昨年9月のMGCで1位と2位になった前田穂南と鈴木亜由子が内定済。26日に行われた選考レース・大阪国際女子マラソンでは設定記録の2時間22分22秒を上回ることが必須条件となっていた。MGC3位の小原怜、5大会連続の五輪出場を目指す福士加代子らが出場するなか、レースを制したのは松田瑞生だった。2年前の大阪国際では初マラソンでいきなり優勝。験の良い地元で設定タイムを上回る2時間21分47秒でゴール。3人目の代表の椅子を大きく手繰り寄せた。残る3月の名古屋ウィメンズマラソンでこのタイムが破られなければ松田の代表が確定する。
そして男子は残り1枠を巡る争いが一層熾烈だ。選考レースは3月の東京マラソンとびわ湖毎日マラソンの2つ。このレースで大迫傑の日本記録を上回る設定タイム2時間5分49秒以内を出した最速の選手が内定となる。東京マラソンには新旧日本記録保持者が出場し、雌雄を決することとなった。28日、東京マラソンの出場記者会見に出席した前記録保持者・設楽悠太は「5分台を出してもファンの皆さんの期待には応えられない」と、大胆にも4分台での勝利を宣言。一昨年日本記録を樹立した東京での新記録更新を目指す。一方の大迫は仮に記録を上回る選手が出なかった場合には内定を得られるが、自身のSNSで「勝つことで初めての勝利を自分自身で得たい」と強い意気込みを語った。
最後の1枠を射止め、北の大地を走ることになるのは一体誰であろうか?
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“令和の怪物“佐々木朗希、沖縄石垣島で始動(1月28日)
プロ野球のキャンプインも間近。新人自主トレの話題もたけなわだが、最注目のビッグルーキー・佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)が沖縄・石垣島で自主トレーニングを開始した。
「上の方でスタートさせます」という井口資仁監督の方針のもと、2月からの1軍キャンプ参加が決まった“令和の怪物”は26日に沖縄入り。翌日から早速チームメイトと共に短時間グラウンドで汗を流した。この日の石垣島の気温は20度。昨季のチーム勝ち頭・種市篤暉とは一緒にトラックでランニングもこなした。...
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プロ野球のキャンプインも間近。新人自主トレの話題もたけなわだが、最注目のビッグルーキー・佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)が沖縄・石垣島で自主トレーニングを開始した。
「上の方でスタートさせます」という井口資仁監督の方針のもと、2月からの1軍キャンプ参加が決まった“令和の怪物”は26日に沖縄入り。翌日から早速チームメイトと共に短時間グラウンドで汗を流した。この日の石垣島の気温は20度。昨季のチーム勝ち頭・種市篤暉とは一緒にトラックでランニングもこなした。その後は室内練習場に移動し井口監督の前でキャッチボールを行い、40mほどの距離での軽目の投球を披露した。練習終了後には即席サイン会も対応するなど、ファンサービスもきちんとこなし、徐々にプロの生活にも馴染んできたようだ。なお、マリーンズでは2019年の新入団選手発表会や新人合同自主トレの写真のWEB限定販売を26日から開始している。これも佐々木効果の表れだろう。
同じく注目の黄金ルーキー・ヤクルトスワローズの奥川恭伸も、先週戸田球場での自主トレ中。右ひじに軽い炎症があるとのことでノースロー調整だったが「充実した自主トレーニングを送れている」と順調のようだ。中日ドラゴンズ期待のドラ1・石川昂弥も肉体改造で体重100キロ級の身体を作りあげると意気込んでいる。
この3年ほどの間に清宮幸太郎や根尾昴など超高校級の選手が次々とプロ入りしているが、村上宗隆以外はまだ横一線の状態と言える。そろそろ結果が求められる年代に入る選手たちも含めて、彼らの中から誰が飛び出すのか?開幕まで目が離せない時期が続きそうだ。
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