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【速報】松山英樹、惜しくも6勝目ならず(8月31日)
新型コロナによる中断で、大幅に日程が短縮となった19/20年度のPGAツアー。現在上位30名がツアー最終戦へと進めるプレーオフシリーズがスタートしているが、第2戦・BMW選手権で松山英樹が首位争いを演じた。
日本勢では唯一の参戦の松山。初日、7番では6m、最終ホールの9番では20mもの超ロングバーディパットを見事に沈めー3。単独トップに立つ。2日目に入ると前半はなかなかスコアを伸ばせず我慢のゴルフが続く。...
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新型コロナによる中断で、大幅に日程が短縮となった19/20年度のPGAツアー。現在上位30名がツアー最終戦へと進めるプレーオフシリーズがスタートしているが、第2戦・BMW選手権で松山英樹が首位争いを演じた。
日本勢では唯一の参戦の松山。初日、7番では6m、最終ホールの9番では20mもの超ロングバーディパットを見事に沈めー3。単独トップに立つ。2日目に入ると前半はなかなかスコアを伸ばせず我慢のゴルフが続く。それでも8番Hで再び22mのバーディを決めてみせたが、その後4つスコアを落としイーブンパーの3位に後退。「前半は粘り強くやれていた。(集中を)切らさずにできたのがこの結果なんじゃないかな」と冷静に分析していた。
首位と1打差でスタートした3日目は最初のホールでバンカーショットが直接カップイン。今季一番のスーパーショットでいきなりのイーグル。波に乗ると、この日-1でホールアウトし、Dジョンソンと並んで再び首位タイに立った。「1打でも無駄にできないと思う。スタートから良い状態で臨めるようしっかり休んで頑張りたい」とコメント。2017年のブリヂストン招待以来3年ぶりの優勝が視野に入ってきた。
そして迎えた最終日。3バーディ、2ボギーとスコアを1つ伸ばしたものの、6位から6バーディの猛追を見せたジョン・ラームがDジョンソンとのプレーオフを制し優勝を飾った。松山は惜しくも2打差で通算6勝目は逃したものの、来週からの最終戦・ツアー選手権に挑む。ツアー選手権は初参戦から7年連続の出場。復調の兆しがみられるショットに期待がかかる。
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池江璃花子、レースに復帰・新たな水泳人生の始まり(8月30日)
「この場所で泳げたこと自体に、自分のことだけど感動したと言うか…またここに戻って来れたんだなっていう実感がすごく感じられました」競泳の池江璃花子がおよそ1年7か月ぶりに大会に出場。数々の記録を打ち立ててきた東京辰巳国際水泳場に帰ってきた。
去年2月に白血病を公表後、池江は10か月もの長い闘病生活を耐え抜き、トレーニングを再開。7月にはプールでの練習に入れるまで復活を果たしていた。彼女が復帰戦に選んだのは東京都特別水泳大会。...
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「この場所で泳げたこと自体に、自分のことだけど感動したと言うか…またここに戻って来れたんだなっていう実感がすごく感じられました」競泳の池江璃花子がおよそ1年7か月ぶりに大会に出場。数々の記録を打ち立ててきた東京辰巳国際水泳場に帰ってきた。
去年2月に白血病を公表後、池江は10か月もの長い闘病生活を耐え抜き、トレーニングを再開。7月にはプールでの練習に入れるまで復活を果たしていた。彼女が復帰戦に選んだのは東京都特別水泳大会。自身が日本記録を持つ種目50メートル女子自由形に出場した。注目のレースはスタートでやや出遅れたものの序盤から池江がトップに立ち、この組1位でフィニッシュ。26秒32を記録し、目下の目標としている10月のインカレ水泳の参加標準記録26秒86を突破した。「ここからまた水泳人生が始まると思うと胸がキュっと締めつけられる(池江)」レース後、感極まったのかプールサイドでは涙ぐむ場面も見られた。その後、この日の同レースで1位となった親友の今井月と2ショット写真を披露。そこにはあの日と変わらぬ飛び切りの笑顔のマーメイドの姿があった。
今回のレースでは全体の5位。レース中盤ではスタミナ切れも感じたといい、自身の持つ日本記録24秒21はまだまだ遠いタイムだ。それでも確かな復帰戦の第一歩を記したことはとても大きな意義がある。「大きく言えば、第2の自分の水泳人生の始まりかなと思います」と心情を語った二十歳の天才スイマー。まだまだ彼女の競泳人生は始まったばかりだ。夢の舞台に向かってのスタートがいま始まった。
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大坂なおみ・黒人差別へ強い抗議の意思を表明(8月28日)
27日の記事で大坂なおみ選手の試合の速報をお伝えしたが、その直後に大きなニュースが入ってきた。新型コロナによる休止からの再開初戦となったウエスタン&サザンオープン・女子シングルスで、4回戦で逆転勝利した大坂が、準決勝の試合への棄権を表明したのだ。
大坂は自身のツイッターで「私はアスリートである前に1人の黒人女性です。黒人女性として、テニスよりも、もっと大事な問題があります」とツイート。ウィスコンシン州で黒人男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として、27日からの準決勝をボイコットすることを表明した。...
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27日の記事で大坂なおみ選手の試合の速報をお伝えしたが、その直後に大きなニュースが入ってきた。新型コロナによる休止からの再開初戦となったウエスタン&サザンオープン・女子シングルスで、4回戦で逆転勝利した大坂が、準決勝の試合への棄権を表明したのだ。
大坂は自身のツイッターで「私はアスリートである前に1人の黒人女性です。黒人女性として、テニスよりも、もっと大事な問題があります」とツイート。ウィスコンシン州で黒人男性が警察官に背後から撃たれたことへの抗議として、27日からの準決勝をボイコットすることを表明した。さらに「黒人女性としては、テニスをしている自分を見てもらうよりも、もっと気をつけなければならない重要な事柄があるように感じます」とその理由をつづった。
この抗議の動きはプレーオフ間近のNBAをはじめとする3大メジャーでも波及。ミルウォーキーバックスが事件への抗議の意思を示すため試合をボイコットするほか、MLBも26日の3試合を延期することを発表した。
結局、翌日になって大坂は棄権を撤回。大会側が27日の試合を一日延期することを受け、「出場した方がこの抗議により注目が集まる」と判断したという。今回の事件について、「吐き気がする」と激しい怒りを露わにした大坂。コンタベイトの試合では奪われた第1セットの途中でラケットを投げてしまい、最近は見せなかった苛立ちを隠さなかった。コート外での一連の騒動は彼女の心に暗い影を落としているのだろう。願わくば競技に集中させてあげて、ベストな形で全米オープンに臨ませてあげたいところだ。
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テニス・錦織圭全米OP欠場・大坂なおみ復帰戦(8月27日)
世界全体での感染者数が2400万人に迫ろうとしている新型コロナウイルス。トップアスリートの間にも次々と感染者が出ており、22日には100m&200mの世界記録保持者、ウサイン・ボルトが検査で陽性判明となったことを自らのtwitter動画で明かした。世界最速の男もコロナの魔の手からは逃れられなかった。
日本人選手ではテニスの錦織圭が31日開幕の全米オープンへの出場を断念したことを自身の公式アプリで報告した。...
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世界全体での感染者数が2400万人に迫ろうとしている新型コロナウイルス。トップアスリートの間にも次々と感染者が出ており、22日には100m&200mの世界記録保持者、ウサイン・ボルトが検査で陽性判明となったことを自らのtwitter動画で明かした。世界最速の男もコロナの魔の手からは逃れられなかった。
日本人選手ではテニスの錦織圭が31日開幕の全米オープンへの出場を断念したことを自身の公式アプリで報告した。17日に新型コロナ感染を公表していた錦織は、2回目の再検査でも陽性の判定。3度目の検査でようやく陰性の結果が出たが、「長い休みの直後に5セットマッチの長い戦いで復帰するのは賢明ではないと感じる」として、病み上がり後の参戦を回避した形だ。今後については「明日からゆっくり練習の予定を組みたいと思います」と早期の実戦復帰を目指すとしている。
女子テニスでは大坂なおみが6か月半ぶりの大会・ウエスタン&サザンオープンに出場中。初戦のK・ムホバとの試合は第2ゲームをタイブレークで落としたものの、2-1で勝利。続く3回戦の相手はかつてのコーチ、サーシャ・バインが現在コンビを組むヤストレムスカ。精度を上げたというサーブで揺さぶり試合の主導権を握ると、危なげなくストレート勝ちを収めた。
26日の準々決勝では世界ランク20位のコンタベイトと対戦。先に第1ゲームを奪われたが、逆転勝ちでベスト4進出を決めた。他のシード選手が次々と姿を消すなか、安定感のある試合運びを見せている大坂。自粛期間中にもさらなる進化を続けていたようだ。
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G菅野、スタルヒン以来の開幕戦から9連勝(8月26日)
ジャイアンツ不動のエース・菅野智之の勢いが止まらない。25日、スワローズ戦に先発した菅野は7回を投げ、被安打5、6奪三振の好投。燕打線を2点に抑え、ハーラートップの9勝目。球団史上54年ぶりとなる開幕9連勝とした。
初回はいきなり先頭の坂口にレフト前に運ばれ、スワローズ打線につかまった。3連打で先制を許すと、2アウト後から再びタイムリーを浴びいきなりの2失点。いつものような立ち上がりではなかった。...
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ジャイアンツ不動のエース・菅野智之の勢いが止まらない。25日、スワローズ戦に先発した菅野は7回を投げ、被安打5、6奪三振の好投。燕打線を2点に抑え、ハーラートップの9勝目。球団史上54年ぶりとなる開幕9連勝とした。
初回はいきなり先頭の坂口にレフト前に運ばれ、スワローズ打線につかまった。3連打で先制を許すと、2アウト後から再びタイムリーを浴びいきなりの2失点。いつものような立ち上がりではなかった。それでも2回からは三者凡退に切って取り、冷静に試合を組み立てていく。テンポよく投げ込みアウトの山を重ねていく。終わってみれば正に安定感抜群のピッチングだった。「喜べるような内容ではないと思う。しっかり反省して次に生かしたいです」報道陣から9連勝の星形の首飾りをプレゼントされても、反省の言葉が口を突いた。それも自身が開幕前に挙げていた「20勝」という高い目標あってのことだ。
ここまで10試合の登板で9試合が2失点以下。防御率は驚異の1.61を誇る。唯一第2戦のスワローズ戦で6回を投げ5失点を喫したものの、打線が奮起しチームは逆転勝利している(菅野に勝敗は付かず)。これまでの菅野には好投しても味方の援護がないことも多く、“勝ち運”に恵まれないといった側面もあったが、今季は打線にも良い刺激を与えている。この試合では自身のバットでタイムリーも放って見せた。
ジャイアンツの開幕投手での連勝記録としては戦前の大投手、ヴィクトル・スタルヒンの持つ11連勝(1938年)以来82年ぶりの快挙。どこまで記録を伸ばせるか注目だ。
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