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熱闘甲子園!・プロ注目の選手たちの歓喜と涙(7月27日)
全国各地で熱戦が繰り広げられている第99回全国高校野球選手権大会の地方大会。26日で25校の代表校が決まり、甲子園への切符を争う熱闘も折り返しを過ぎたところだ。ここまで代表に決まった顔ぶれを少し取り上げてみよう。
広島大会は3年ぶりに広陵高が夏の甲子園出場。2年連続代表の広島新庄の猛攻をしのいで、22度目の出場を決めた。この日は、プロや社会人野球で活躍する広陵OBの選手たちも母校の優勝に触発されるように活躍を見せている。...
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全国各地で熱戦が繰り広げられている第99回全国高校野球選手権大会の地方大会。26日で25校の代表校が決まり、甲子園への切符を争う熱闘も折り返しを過ぎたところだ。ここまで代表に決まった顔ぶれを少し取り上げてみよう。
広島大会は3年ぶりに広陵高が夏の甲子園出場。2年連続代表の広島新庄の猛攻をしのいで、22度目の出場を決めた。この日は、プロや社会人野球で活躍する広陵OBの選手たちも母校の優勝に触発されるように活躍を見せている。広島カープの野村祐輔は岐阜で行われたナイターに先発して、7回無失点の好投。見事6勝目を挙げた。同日決勝戦が行われた都市対抗野球では、NTT東日本の福田周平が全5試合で20打数11安打の大活躍。36年ぶりのNTT東日本の優勝に貢献し、最優秀選手賞に輝いた。
今年の広陵ナインにもプロ注目の選手がいる。1年春からレギュラーを務める中村奨成は強肩・強打のバランスのとれたキャッチャー。決勝でも2試合連続となる本塁打を放ち、優勝に貢献した。今年のドラフトでは指名が濃厚だ。
2年連続で夏の甲子園出場を決めたのは熊本の秀岳館。昨年春の選抜から春夏春3大会連続で甲子園ベスト4の優勝候補が、九州学園との接戦を制した。Wエースの田浦文丸と川端健斗を擁し、悲願の真紅の優勝旗奪取に挑む。
一方で涙をのんだ優勝候補も。西東京大会第2シードの日大三高は準々決勝で東海大菅生に敗退。プロ注目のエース・櫻井周斗と金成麗生は昨秋と今春、東京都大会の決勝で戦った早稲田実業へのリベンジは果たすことは叶わなかった。
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ご存知ですか?Xゲームズとワールドゲームズ(7月26日)
東京五輪開幕まで残り3年と迫ったなか、開会式会場となる新国立競技場の建設の遅れや、選手村移動への交通対応など課題は山積している。そんななか、開会式当日の2020年7月24日を、特例で「体育の日」として休日にする案が検討されていることが明らかになった。渋滞解消には有効だが、実現のためには法改正が必要となる。国、東京都、組織委員会で協力しながら、よい方策を導いていってほしいところだ。
一方でアスリートたちの東京2020へ向けての準備は、着々と進んでいる。...
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東京五輪開幕まで残り3年と迫ったなか、開会式会場となる新国立競技場の建設の遅れや、選手村移動への交通対応など課題は山積している。そんななか、開会式当日の2020年7月24日を、特例で「体育の日」として休日にする案が検討されていることが明らかになった。渋滞解消には有効だが、実現のためには法改正が必要となる。国、東京都、組織委員会で協力しながら、よい方策を導いていってほしいところだ。
一方でアスリートたちの東京2020へ向けての準備は、着々と進んでいる。特に東京で新たに五輪種目となる競技の選手たちは大きな期待に胸を膨らませていることだろう。その新種目の世界的な競技大会が、この7月に複数開催されており、五輪出場が有望な選手たちが出場している。その2つの大会をご紹介しよう。
1つは米国・ミネアポリスで開かれた「X GAMES」。過激(extreme) な要素を持った、離れ業を売りとするスポーツの総称“エクストリームスポーツ”の祭典だ。東京五輪の新種目、スケートボード・ストリートに出場した西村碧莉が初優勝。この種目でアジア人初となる金メダル獲得の快挙を達成した。帰国後、美人アスリートとして人気急上昇中の15歳の少女は「想像以上の反響に驚いた」とほほ笑んだ。
もう1つは“第2のオリンピック”と称される「ワールドゲームズ」だ。これは五輪に採用されていない種目の国際総合大会である。第10回大会が7月20~30日まで、ポーランドで開催されている。日本からは東京での追加種目となる空手やスポーツクライミングなど17競技97名が参加中だ。こちらも要チェックの大会である。
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東京2020まであと3年・パラリンピックの課題(7月25日)
いよいよ東京オリンピック開会式までちょうど3年となった。あと1095日後には日本で二度目の夏季五輪が幕を開ける。
一方で東京パラリンピックについても日本のパラリンピアンたちが大きな活躍を見せている。世界陸上2017に先駆けて、同じロンドンの地で14日から23日まで10日間の熱戦が繰り広げられた。
世界パラ陸上は1994年にベルリンで初開催。今回が8回目の開催となる。日本勢は佐藤友祈が車いす1500mと400mの2つの金のほか、合計16個のメダルを獲得。...
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いよいよ東京オリンピック開会式までちょうど3年となった。あと1095日後には日本で二度目の夏季五輪が幕を開ける。
一方で東京パラリンピックについても日本のパラリンピアンたちが大きな活躍を見せている。世界陸上2017に先駆けて、同じロンドンの地で14日から23日まで10日間の熱戦が繰り広げられた。
世界パラ陸上は1994年にベルリンで初開催。今回が8回目の開催となる。日本勢は佐藤友祈が車いす1500mと400mの2つの金のほか、合計16個のメダルを獲得。前回2015ドーハ大会の9個を大きく上回る過去最高の成績を収めた。3連覇がかかっていた山本篤(走り幅跳び(切断など))は、リオに続く銀メダル。男子400メートルリレーはリオデジャネイロパラリンピックに続く銅メダル。女子走り幅跳び(切断など)では前川楓が3度のGファウルから執念の大ジャンプで見事銀メダルを獲得した。女子400メートル(切断など)では日本のエース辻沙絵が激走。リオに続く銅メダルに輝いた。レース後、辻は「プレッシャーで押しつぶされそうだった。東京大会に向けてこれからも頑張りたい」と抱負を語った。
一方で、今大会には海外の有力選手の出場のない種目もあり、必ずしも手放しで喜んでよい状況ではないともいえる。2020年を見据えると選手の育成・強化など課題も多い。2020パラリンピックの成功のためにも、さらなる人材発掘が必要だ。パラ競技については義務教育の中でも触れる機会があればよいのではないだろうか。残り3年間をうまく活用して欲しい。
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15日間の熱戦に幕・偉業達成の白鵬、記録に花(7月24日)
「名古屋のみなさん、サンキュー(3・9)」自らが持つ史上最多優勝回数を更新した横綱は、その数字をもじって15日間連続満員札止めの大観衆に感謝の気持ちを伝えた。
大相撲名古屋場所は千秋楽を迎え、横綱・白鵬は日馬富士との横綱同士の一番を制して14勝1敗で39回目の優勝を決めた。13日目に通算勝ち星の最多記録更新をかけ、大関・高安と対戦。徹底した横からの攻めで距離を作り、高安の馬力をいなして完勝し、見事1048勝目をあげた。...
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「名古屋のみなさん、サンキュー(3・9)」自らが持つ史上最多優勝回数を更新した横綱は、その数字をもじって15日間連続満員札止めの大観衆に感謝の気持ちを伝えた。
大相撲名古屋場所は千秋楽を迎え、横綱・白鵬は日馬富士との横綱同士の一番を制して14勝1敗で39回目の優勝を決めた。13日目に通算勝ち星の最多記録更新をかけ、大関・高安と対戦。徹底した横からの攻めで距離を作り、高安の馬力をいなして完勝し、見事1048勝目をあげた。今場所は最終的にその記録を1050勝まで積み上げることとなった。「次の目標は前人未到の幕内1000勝」と新たな目標を定めた大横綱に気持ちの緩みはうかがえない。
名古屋の15日間を振り返ると、四横綱三大関のうち稀勢の里・鶴竜・照ノ富士が六日目までに休場するという異例の事態。平幕でも人気者の遠藤が休場するなど看板力士が次々と姿を消した。しかし、それを補って余りあったのが若手力士の活躍だった。平幕の宇良は変幻自在な相撲で連日土俵を沸かせた。勝ち越しこそならなかったものの、主役の一人だったと言える。
三賞受賞者は千秋楽での白星との条件付きだった力士が全て負けたため、二名のみとやや寂しい結果になったが、白鵬に土をつけ二場所連続の殊勲賞の御嶽海は、初関脇で堂々の9勝。また、最後まで優勝争いに踏みとどまった碧山の存在がなければ、千秋楽の土俵は味気ないものになっていたことだろう。敢闘賞にふさわしい活躍だった。この後、力士たちは休む暇なく夏巡業に向かう。コンディション調整は難しいが、何とかうまくけがと付き合ってもらいたい。
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好調松山英樹、悲願のメジャー初制覇に挑む!(7月22日)
今年もまた“The Open“のシーズンがやってきた。20日、第146回全英オープンゴルフが開幕。初のメジャー制覇へ期待が高まる松山英樹をはじめ、日本人プレーヤー達が最も歴史と権威のあるメジャーの戦いに挑んでいる。
今回で通算メジャー出場20回目となる松山。予選ラウンドで組むのは、アメリカのブルックス・ケプカと地元・イギリスのソミー・フリーウッドの2名。ケプカは先月の全米プロで優勝。フリーウッドも4位と共に波に乗っている選手だ。...
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今年もまた“The Open“のシーズンがやってきた。20日、第146回全英オープンゴルフが開幕。初のメジャー制覇へ期待が高まる松山英樹をはじめ、日本人プレーヤー達が最も歴史と権威のあるメジャーの戦いに挑んでいる。
今回で通算メジャー出場20回目となる松山。予選ラウンドで組むのは、アメリカのブルックス・ケプカと地元・イギリスのソミー・フリーウッドの2名。ケプカは先月の全米プロで優勝。フリーウッドも4位と共に波に乗っている選手だ。松山は初日、4番6番でボギーを叩いたが、「切り替えてやったのが良かった」との言葉通り、後半に入って修正に成功。15番で初バーディーを奪い、最終的に-1でフィニッシュ。自己最高の「68」という上々のスタートを切ることに成功した。トップのジョーダン・スピースとは3打差の12位という好位置につけた。
一方、現在国内ツアー賞金王争いのトップを走る宮里優作は、過去2回の出場は予選落ち。今回が全英3度目の挑戦だった。「調子が悪かった」と口にしながらも後半で盛り返し、初日はイーブンパー。だが2日目は雨と風の悪天候のなか非常に厳しいゴルフに。+12と大きくスコアを崩し、残念ながら“三度目の正直”とはならなかった。6度目の全英となる池田勇太は+1から大きく崩れて+10。谷原秀人も+12と、松山以外の3名は予選落ちとなってしまった。
初日「今日のように粘り強くできたら上位に行けると思う。しっかり準備したい」と語った松山。だが、松山も2日目は前半にバーディーを奪ったもののスコアを一つ落とした。何とか終盤に向けて得意の猛チャージを見せてほしい。
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