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「111」から「868」へ…清宮の第一歩は(9月23日)
プロ野球界に胸の高鳴る大型スター選手が誕生する。21日、遂にプロ志望を表明した早稲田実業の清宮幸太郎。「12球団OK」と報じられており、来月26日のドラフト会議において最大の目玉となるのは確実だ。マスコミの予想では「9球団が1位指名検討」など文字が躍っているが、果たして何球団が競合するだろうか?
過去のドラフトでの最多指名は野茂英雄の8球団。野手では福留孝介の7球団である。長打力はもちろん、彼のスター性を考えれば集客の面でも喉から手が出るほど欲しいチームは多い筈だ。...
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プロ野球界に胸の高鳴る大型スター選手が誕生する。21日、遂にプロ志望を表明した早稲田実業の清宮幸太郎。「12球団OK」と報じられており、来月26日のドラフト会議において最大の目玉となるのは確実だ。マスコミの予想では「9球団が1位指名検討」など文字が躍っているが、果たして何球団が競合するだろうか?
過去のドラフトでの最多指名は野茂英雄の8球団。野手では福留孝介の7球団である。長打力はもちろん、彼のスター性を考えれば集客の面でも喉から手が出るほど欲しいチームは多い筈だ。しかし、意外と指名を回避する球団も少なくないと考えられる。清宮の早実でのポジションは一塁手だが、西東京大会決勝では送球を逸らし、決勝点を与えてしまう痛恨のプレーもあった。守備面での課題が看過できないからだ。
近年の高卒大型スラッガーで考えると、中田翔のように当初は外野での起用という手もある。だが、清宮は決して俊足とは言えず、強肩でもない。パにはDH制度もあるとはいえ、プロ入りした場合にはファーストの守備に就かせるのが妥当だろう。そうなるとチーム事情を鑑みて、獲得に乗り出しにくい球団がいくつか出てくる。1位指名に踏み来るのはズバリ5球団程度ではなかろうか。(10月26日のドラフト本番で的中していたかどうか改めて検証してみたい)
高校通算111本塁打。最後の試合となったカナダ戦ではタイムリーも放ち、勝利に貢献した。試合後「高校最後の試合を勝って終われるのはなかなかないこと」と語った。会見で掲げた偉大な目標・王貞治の868本塁打、そこへ向かう最初の第一歩を刻む清宮。夢は続いていく。
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早実・清宮、プロへ(速報)(9月22日)
早稲田実業・清宮幸太郎選手が進路について会見を開いた。
「次の大きな夢に挑戦すべきだと確信にいたりました。」と語り、東京都高校野球連盟にプロ野球志望届を提出すると表明をした。
清宮は高校通算最多とされる111本の本塁打を打ち、高校卒業後は大学進学かプロ入りかが注目を集めいていた。
10月26日に行われるプロ野球ドラフト会議において、複数の球団から1位指名されると見られている。
香川、武藤、長谷部・日本人選手が独で存在感(9月22日)
第5節を終えたドイツ・ブンデスリーガから、日本人ストライカーの活躍が多く飛び込んできた。ドルトムント・香川真司と対戦相手のハンブルガーSV酒井高徳はともに今季スタメン初出場。前半24分に香川が今シーズン初ゴール。これがブンデス通算37得点となり岡崎慎司の持つ日本人最多記録に並んだ。試合はドルトムントが3-0で勝利を収めている。このところ代表戦では負傷等で出場機会も減っている香川だが、首位キープに貢献して存在感を発揮した。...
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第5節を終えたドイツ・ブンデスリーガから、日本人ストライカーの活躍が多く飛び込んできた。ドルトムント・香川真司と対戦相手のハンブルガーSV酒井高徳はともに今季スタメン初出場。前半24分に香川が今シーズン初ゴール。これがブンデス通算37得点となり岡崎慎司の持つ日本人最多記録に並んだ。試合はドルトムントが3-0で勝利を収めている。このところ代表戦では負傷等で出場機会も減っている香川だが、首位キープに貢献して存在感を発揮した。
続いてホッフェンハイムvsマインツ。1TOPで先発したマインツ・武藤嘉紀が華麗なドリブルで魅せてくれた。前半16分に3人抜きで、角度のないところからホッフェンハイムゴールに鋭いシュートを決めた。5試合で早くも今季2ゴール目。この日チームは逆転負けを喫したもののドイツ各紙でも武藤の評価が高く、賞賛を集めている。
そしてトリを務めるはこの試合。ケルンvsフランクフルトでは長谷部誠と大迫勇也がスタメン出場。SAMURAI BLUEの中核を務める2人の日本人対決となった。長谷部は顔面で相手シュートを防ぐ気迫のプレーで好セーブ。フランクフルトに得点を許さない。大迫にも好機があったがシュートまでは持ち込めず、1-0でフランクフルトが接戦をものにした。
今季8人の日本人選手が所属するブンデスリーガ。20日にはヘルタ・ベルリンの原口元気が試合終盤に登場。所属4年目で公式戦100試合出場を達成している。先日のW杯出場決定弾を決めたシュトゥットガルト・浅野拓磨も含め、ドイツで活躍する侍たちから目が離せない。
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アジア初のW杯を成功へ・堀江翔太の意気込み(9月21日)
アジア初開催となるラグビーワールドカップ日本大会の開幕まで丸2年となる9月20日。東京都渋谷区でオープニングセレモニーが行われ、日本代表の堀江翔太や福岡堅樹らが出席した。会場では第1回大会から使用されている優勝トロフィー“ウェブエリスカップ”がお披露目された。11月4日まで関連イベントの「2YEARS TO GO FESTIVAL」が全国各地で行われる予定だ。
20日の18時には公式チケットサイトもオープン。...
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アジア初開催となるラグビーワールドカップ日本大会の開幕まで丸2年となる9月20日。東京都渋谷区でオープニングセレモニーが行われ、日本代表の堀江翔太や福岡堅樹らが出席した。会場では第1回大会から使用されている優勝トロフィー“ウェブエリスカップ”がお披露目された。11月4日まで関連イベントの「2YEARS TO GO FESTIVAL」が全国各地で行われる予定だ。
20日の18時には公式チケットサイトもオープン。180万枚のチケット登録受け付けも始まった。ラグビーW杯は五輪やサッカーW杯に次ぐ規模の世界大会だが、日本では野球やサッカー、そしてバレー以外の球技の世界大会では、なかなか観客動員が振るわないのが実情である。2006年に日本で開催されたバスケットボール世界選手権は13億円の赤字となったとさえ言われている。しかし、W杯組織委員会では48試合、全ての会場を満員にすることを目標に掲げ、ラグビー文化の普及に全力を尽くしていく考えだ。その大きな熱意を感じさせる。
前回イングランド大会で劇的な勝利を収めた南アフリカ戦は2年前の9月19日のことだった。代表キャプテンの堀江は「2年後は、必ず前回よりもいい結果を出さないといけないという使命感を感じている」と強い決意を誓う。
また、W杯と同期間「ウィルチェアラグビーワールドチャレンジ2019」も開催され、パラリンピックと同じ規模の8カ国が日本に集結する。東京都は18日、「チャレスポ! TOKYO」を開催し、ウェルチェアラグビーほかパラ競技をPRした。こちらについてもぜひ社会の機運を盛り上げ、大会を成功に導いていって欲しい。
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センバツの試合が変わる・タイブレーク導入へ(9月20日)
かねてより懸案となっていた高校野球における選手の負担軽減について、大きな動きがあった。日本高校野球連盟(高野連)は19日、来年春のセンバツ高校野球から、タイブレーク制を導入することを決めた。タイブレーク制とは、延長戦に入った場合に、ランナーを置いた一定の条件で攻撃を始めるというルールのことだ。高校野球のスタイルが大きく変わるかもしれない。
現在の高校野球では延長戦は15回で打ち切り、再試合を行う。...
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かねてより懸案となっていた高校野球における選手の負担軽減について、大きな動きがあった。日本高校野球連盟(高野連)は19日、来年春のセンバツ高校野球から、タイブレーク制を導入することを決めた。タイブレーク制とは、延長戦に入った場合に、ランナーを置いた一定の条件で攻撃を始めるというルールのことだ。高校野球のスタイルが大きく変わるかもしれない。
現在の高校野球では延長戦は15回で打ち切り、再試合を行う。今年のセンバツでは大会史上初めて2試合連続引き分け再試合があった。これまでも語り草となっている数々の好勝負が甲子園で繰り広げられている。1969年の松山商vs三沢(史上初決勝の延長再試合)で三沢の投手だった太田幸司のように、エースが一人で投げ抜いたケースは多くの人々の胸を打った。
近年では延長が15回までに短縮されるきっかけとなったPL学園vs横浜の松坂大輔(延長17回)、早稲田実業の斎藤佑樹と三連覇をかけた駒大苫小牧の田中将大の決勝戦での延長再試合での投げ合いが記憶に新しい。松坂の投球数は250球、斎藤は2試合で296球を投げた。やはり、一番負担がかかるのは先発投手。その後の野球人生を思えば対策は必然であろう。
既に社会人の都市対抗野球ではタイブレーク制は採用済。1死満塁からの攻撃で始まるタイブレークにより、投手の負担減や試合時間の短縮に繋がっているのは確かだ。一方これまでのような死闘は見られなくなるかもしれない。導入には反対意見も根強い。アマ野球指導で実績のある桑田真澄は「球数制限」の導入を訴えている。今後もより一層の議論が求められそうだ。
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