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田中、前田、ダルが躍動!!!・MLB地区シリーズ(10月11日)
ついにメジャーリーグのポストシーズンが開幕。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)はリーグ優勝決定シリーズ進出をかけた3戦先勝の短期決戦。今年の出場球団には日本人メジャーリーガーも多く在籍しており、活躍が注目される。
ア・リーグではヤンキースが2年ぶりのポストシーズン進出。3日に行われた一発勝負のツインズとのワイルドカードゲームでは、ホームラン合戦となったシーソーゲームを制した。迎えたディビジョンシリーズの相手は、17勝投手を3人そろえた豊富な先発陣を誇る中地区1位のインディアンス。...
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ついにメジャーリーグのポストシーズンが開幕。ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)はリーグ優勝決定シリーズ進出をかけた3戦先勝の短期決戦。今年の出場球団には日本人メジャーリーガーも多く在籍しており、活躍が注目される。
ア・リーグではヤンキースが2年ぶりのポストシーズン進出。3日に行われた一発勝負のツインズとのワイルドカードゲームでは、ホームラン合戦となったシーソーゲームを制した。迎えたディビジョンシリーズの相手は、17勝投手を3人そろえた豊富な先発陣を誇る中地区1位のインディアンス。第1戦、2戦を続けて落としたヤンキースが、背水の陣で送り込んだのは田中将大だった。ホームのヤンキースタジアムで第3戦の先発マウンドに立った田中は気迫のこもったピッチングを展開。7回までに7つの三振を奪い、インディアンス打線をヒット3本に抑え込んだ。「こういう試合で投げて勝つためにここに来たと思っている」田中曰く、渡米して以降最高の勝利だという価値ある一勝でヤンキースは勢いに乗り、続く第4戦も7-3で勝利。勝敗をタイとし11日の最終5戦に挑む。
ナ・リーグでは前田健太、ダルビッシュ有の日本人2枚看板を擁するドジャースがダイヤモンドバックスと対戦。ポストシーズン中継ぎ起用が決まっている前田は第2戦で3番手として救援。9球で完全に抑え、この試合の勝利投手となる。2連勝で迎えた第3戦の先発マウンドはダルビッシュ。5回0/3を1失点で抑えると、この日も前田が継投。再び3者凡退で抑え、3戦目もドジャースが勝利。ストレートで地区シリーズ進出を決定した。野茂も果たせなかった、29年ぶりとなるリーグ優勝は成るだろうか?
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「体育の日」アスリートとスポーツで触れ合い(10月10日)
53年前の1964年10月10日。この日行われた東京オリンピック開会式を記念して制定された「体育の日」は、2000年以降、ハッピーマンデー制度で10月第2月曜日と改められたため、今年は10月の9日となった。例年この体育の日は、日本各地で子供たちとアスリートが触れ合うイベントが行われているが、ナショナルトレーニングセンターのある東京・北区では「スポーツ祭り2017」が開催された。
イベントには競泳の萩野公介ら新体操の畠山愛理ら多数のオリンピアンやパラリンピアンが参加。...
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53年前の1964年10月10日。この日行われた東京オリンピック開会式を記念して制定された「体育の日」は、2000年以降、ハッピーマンデー制度で10月第2月曜日と改められたため、今年は10月の9日となった。例年この体育の日は、日本各地で子供たちとアスリートが触れ合うイベントが行われているが、ナショナルトレーニングセンターのある東京・北区では「スポーツ祭り2017」が開催された。
イベントには競泳の萩野公介ら新体操の畠山愛理ら多数のオリンピアンやパラリンピアンが参加。子供たちや親子は、アスリートたちとともに様々な運動を楽しんだ。また、トップアスリートたちがいつも使っているトレーニングを体験し、体力テストにチャレンジするなどの催しなどは非常に貴重な体験になったことだろう。
リオ五輪400mリレー銀のケンブリッジ飛鳥と、同じく50km競歩銅の荒井広宙は、短距離を指導した。荒井は8月の世界陸上で銀メダルを獲得したばかり。「競技を知ってもらうきっかけになれば」と、競歩の魅力をPRしていた。
一方、普段アスリートが摂っている食事を、親子で味わう催しに登場したのは卓球の張本智和。「今回のイベントで改めて食事の大切さに気付いた」と本人にも新たな収穫があったようだ。
いま、体育の日を「スポーツの日」に改めようという法案が議論され始めている。教育に力点が置かれた体育の概念には、障害者スポーツやプロスポーツは含まれていなかった。全ての人たちが日常的に親しめる「文化」としてのスポーツが、この国に広く浸透していってほしい。
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“文武両道“東大法学部エース宮台康平の挑戦(10月7日)
東京六大学野球といえば毎年ドラフトで多くの選手が指名され、プロ野球の世界に多くの人材を輩出してきた。東都大学と並び、日本の学生野球を牽引してきた国内最高レベルの大学リーグである。その六大学野球秋季リーグで、東京大学が実に89年ぶりの快挙を成し遂げた。
7日、法政大学との1回戦で、エース宮台康平が2失点に抑える好投で完投勝利。2002年以来となる勝ち点を目指し、2回戦に挑んだ東大ナインは初回から打線が爆発。...
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東京六大学野球といえば毎年ドラフトで多くの選手が指名され、プロ野球の世界に多くの人材を輩出してきた。東都大学と並び、日本の学生野球を牽引してきた国内最高レベルの大学リーグである。その六大学野球秋季リーグで、東京大学が実に89年ぶりの快挙を成し遂げた。
7日、法政大学との1回戦で、エース宮台康平が2失点に抑える好投で完投勝利。2002年以来となる勝ち点を目指し、2回戦に挑んだ東大ナインは初回から打線が爆発。4回までに8点を奪うと、6回から前日に121球を投げている宮台を投入。連投の疲れで4点を失ったものの8-7で逃げ切り連勝。15年ぶりとなる勝ち点を挙げた。東大が法政に連勝で勝ち点を挙げたのは昭和3年(1928)以来のことだ。
試合後、宮台は「東大に合格した時と同じくらいの喜び」だと、最高の達成感を味わっていた。次の目標はプロの舞台。すでに5日に、東京六大学野球連盟へプロ志望届を提出している。今年のドラフトは昨年とは一転し清宮、中村ら甲子園組のほか、慶応の岩見など野手に注目が集中しており、貴重な速球派左腕である宮台の指名はかなり有力だろう。昨年は大学代表として、日米大学野球で先発。アメリカ代表相手に健闘し、マウンド度胸も十分でプロ向きといえる。
一方3年前、初の京大卒プロ野球選手として話題を呼んだマリーンズの田中英祐は3日、球団から戦力外通告を言い渡された。04年に東大史上5人目のドラフト指名を受けた松家卓弘はプロ生活7年、14試合登板で引退している。毎年100名もの選手が戦力外通告を受ける厳しい世界。宮台の挑戦に熱いエールを送りたい。
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伏兵・倉田秋が決勝弾!新戦力台頭のハリルJ(10月7日)
ロシアW杯出場決定から初の強化試合となるサッカー日本代表。対戦相手のニュージーランドは大陸間プレーオフを控え、日本以上に重要な試合だ。ハリルホジッチ監督は「デュエル(決闘)に勝つことが最も重要」と1対1で競り勝つことに大きなテーマを設定した。
雨の降りしきる豊田スタジアムで始まった今年のキリンチャレンジカップ。今回あえて本田圭佑、岡崎慎司、長谷部誠の3人を外した狙いは、ベテランと若手の競争を一段と活性化させることにある。...
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ロシアW杯出場決定から初の強化試合となるサッカー日本代表。対戦相手のニュージーランドは大陸間プレーオフを控え、日本以上に重要な試合だ。ハリルホジッチ監督は「デュエル(決闘)に勝つことが最も重要」と1対1で競り勝つことに大きなテーマを設定した。
雨の降りしきる豊田スタジアムで始まった今年のキリンチャレンジカップ。今回あえて本田圭佑、岡崎慎司、長谷部誠の3人を外した狙いは、ベテランと若手の競争を一段と活性化させることにある。FWには久保裕也、大迫勇也、武藤嘉紀を配置。前半はお互いに決めきれない膠着状態のまま折り返したが、後半に入り早々ハンドを誘いPKを得る。ここを大迫が落ち着いて決めて先制。しかし、その10分後にヘディング弾を決められ同点に追いつかれてしまう。
ここから指揮官が動き始める。大会前「交代のカードは全部切る」と宣言していたハリス監督は、失点の直後に香川を下げて、11か月ぶりの出場となる小林祐希を投入。その後も次々と手を打っていった。70分にも武藤に代えて乾 貴士を。そして、浅野拓磨もピッチに送り込んだ。ジリジリするような試合展開の中、残り時間僅かになった87分、乾を起点に酒井宏樹が折り返したボールを決めたのは、数分前に入った倉田秋だった。倉田は代表初ゴール。そのまま2-1で何とか白星を得ることに成功した。
6名全部の交代枠を使い、勝利を収めたハリル監督。試合後のインタビューでは「簡単ではなかった。ゲームコントロールがうまくいかなかった」と後半の失点の原因を指摘する。課題の残るものの、新戦力が期待に応えた試合だった。
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平野美宇対策?中国スーパーリーグ、外国人参加禁止(10月6日)
中国は言わずと知れた世界一の卓球強国である。最新の世界ランキングでも男子ではリオ五輪、2017世界卓球王者・馬龍を頂点にトップ3を独占。女子も同じくリオと世界選手権で金の丁寧をはじめ、4位までを中国勢が占めている。何しろ全世界3億人ともいわれる競技人口のうち、中国は3000万人もの層の厚さを誇る。その中国が誇る世界最高峰の超級(スーパーリーグ)が5日、外国人選手の参加を禁止する方針を固めたとの報が飛び込んできた。...
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中国は言わずと知れた世界一の卓球強国である。最新の世界ランキングでも男子ではリオ五輪、2017世界卓球王者・馬龍を頂点にトップ3を独占。女子も同じくリオと世界選手権で金の丁寧をはじめ、4位までを中国勢が占めている。何しろ全世界3億人ともいわれる競技人口のうち、中国は3000万人もの層の厚さを誇る。その中国が誇る世界最高峰の超級(スーパーリーグ)が5日、外国人選手の参加を禁止する方針を固めたとの報が飛び込んできた。
日本からも福原愛が2006年から在籍していたことで知られるスーパーリーグ。昨年からは平野美宇らも参戦し、中国トップ選手らと鎬を削ってきた。リーグは例年10月からの開幕で、今季も日本側から所属希望チームに問い合わせたところ、金銭的な理由で受け入れられないと連絡があったという。背景には中国卓球協会の意向が大きく働いたものとみられている。
これまでもスーパーリーグは五輪イヤーの一年前から外国人選手の受け入れを禁止してきた。自国のトップ選手への対策を講じられないための対策だというのは理解できるが、東京五輪の3年も前からの締め出しは極めて異例だといえる。今年4月に平野が絶対女王・丁寧を破ってアジア選手権を制したことは、中国側で大きな波紋を呼んでいた。日本側関係者は急成長してきた日本への警戒感の表れだと分析する。そもそも自国よりレベルの劣る海外から貴重な外国人枠を使い招き入れることに中国側は消極的だった。だが、かつて参戦した福原愛が絶大な人気を巻き起こし、日中友好に大きく寄与した歴史もある。国際親善や卓球界のさらなる発展のためにも、寛大な対応を求めたいところである。
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