更新を終了しています
週末はスタジアムへ・Jリーグもプレミアムフライデー!(1月13日)
今年はサッカーW杯イヤー。また、Jリーグも発足25周年のメモリアルイヤーを迎えた。W杯ロシア大会は6月14日に開幕するが、Jリーグはその期間およそ2か月ほど中断する予定になっている。
12日、今季のJ1からJ3までの開幕戦のカードが発表となった。J1では全34節・合計306試合の先陣を切り、2月23日(金)にサガン鳥栖とヴィッセル神戸がサガンの本拠地・ベストアメニティスタジアムの一戦で幕を開ける。...
全部読む
今年はサッカーW杯イヤー。また、Jリーグも発足25周年のメモリアルイヤーを迎えた。W杯ロシア大会は6月14日に開幕するが、Jリーグはその期間およそ2か月ほど中断する予定になっている。
12日、今季のJ1からJ3までの開幕戦のカードが発表となった。J1では全34節・合計306試合の先陣を切り、2月23日(金)にサガン鳥栖とヴィッセル神戸がサガンの本拠地・ベストアメニティスタジアムの一戦で幕を開ける。この日はこの1試合のみで、残りの開幕カードは24日(土)、25日(日)にそれぞれ4試合ずつ行われる予定だ。平日の金曜日に開幕戦が行われるのはリーグ史上初めてのこと。発足当初のJリーグでは水曜日と土曜日の開催だったが、近年では土日に試合を行うことが定例となっている。今シーズンは10節ほど金曜日開催を計画しているという。
原博実副チェアマンはその狙いについて、新しいファン層の開拓を挙げた。「金曜開催を入れることで、土日の試合の告知にもなる。働き方改革が言われる中、プレミアムフライデーの流れにJリーグも入りたい」週末の土日だけでなく1日でも多く開催曜日を増やすことで、これまでスタジアムに来れなかった客層にも、足を運んでもらう効果を期待しているようだ。また、開催曜日の増加はW杯やACLによる過密日程の緩和を図る効果もある。
今月中にはすでに公募を終えている25周年記念ロゴのデザインも発表される。国民のサッカーへの関心が高まる今年、国内のスタジアムにもより一層の熱気が集まっていってほしい。
閉じる
スキージャンプ・レジェンド達の頂点への飛翔(1月12日)
開幕まであと一か月を切った平昌五輪。11日、スキー競技の日本代表内定選手が札幌市で発表された。スキージャンプ男子は全日本選手権を制した小林潤志郎ら5名。ジャンプ女子は高梨沙羅と伊藤有希をはじめ4名が代表入りした。
「応援してくださる皆さんに結果で恩返ししたい」髪を20センチ以上短くしたショートヘアで決意を語る高梨は2度目の五輪となる。この日は第52回ビッグスポーツの特別賞も受賞。先シーズンはワールドカップ個人ノーマルヒルで2季連続4度目の総合優勝を果たし、通算勝利数は歴代最多記録に並んだ。...
全部読む
開幕まであと一か月を切った平昌五輪。11日、スキー競技の日本代表内定選手が札幌市で発表された。スキージャンプ男子は全日本選手権を制した小林潤志郎ら5名。ジャンプ女子は高梨沙羅と伊藤有希をはじめ4名が代表入りした。
「応援してくださる皆さんに結果で恩返ししたい」髪を20センチ以上短くしたショートヘアで決意を語る高梨は2度目の五輪となる。この日は第52回ビッグスポーツの特別賞も受賞。先シーズンはワールドカップ個人ノーマルヒルで2季連続4度目の総合優勝を果たし、通算勝利数は歴代最多記録に並んだ。しかし、今シーズンは海外勢のライバルの台頭で未だW杯の優勝はない。前回ソチ五輪では金メダルの最有力候補に挙げられながらまさかの4位に終わった。その雪辱の場がようやく巡ってきた。五輪の借りは五輪で返す。国内最大の好敵手・伊藤有希とともに日本女子初の表彰台を狙う。
男子で最も注目を集めたのは五輪史上最多となる8回目の出場となる葛西紀明だ。19歳で出場したアルベールビル五輪を振り出しに、四半世紀以上も日の丸飛行隊の重責を背負い続けてきた。この日も海外遠征中の45歳のレジェンドからは「初めて出場したときはまさか8回も出場できるとは思わなかった。こうなったら切りのいい10回まで出場したい」と力強い宣言も飛び出した。平昌の次の大会は北京。さらにその次の冬季五輪には札幌市が立候補を表明している。2026年に葛西は54歳となるが、地元北海道での開催がもし実現したら…と夢は膨らむ。ちなみに五輪金メダリストの最年長記録は64歳だ。ジャンプ界の二大レジェンドが唯一獲っていない勲章に向けていま飛び立つ。
閉じる
和製サブマリン海を渡る・牧田和久、メジャーへ挑戦(1月11日)
往年のプロ野球にはアンダースロー、下手投げの投手が数多く活躍していた。284勝投手・山田久志を筆頭に、高橋直樹、松沼博久、足立光宏、仁科時成と何故か伝統的にパシフィックリーグに集中している。フィクションの世界でも70年代には人気漫画「ドカベン」のエース・里中満は“小さな巨人”として描かれ、全国の野球少年たちが憧れたものだ。
西武ライオンズからメジャーリーグへのポスティング移籍を目指していた牧田和久は、パドレスへの入団が決まった。...
全部読む
往年のプロ野球にはアンダースロー、下手投げの投手が数多く活躍していた。284勝投手・山田久志を筆頭に、高橋直樹、松沼博久、足立光宏、仁科時成と何故か伝統的にパシフィックリーグに集中している。フィクションの世界でも70年代には人気漫画「ドカベン」のエース・里中満は“小さな巨人”として描かれ、全国の野球少年たちが憧れたものだ。
西武ライオンズからメジャーリーグへのポスティング移籍を目指していた牧田和久は、パドレスへの入団が決まった。10日、会見の席で「アンダースローはなかなかいない投手だと思うし、代わりはいないので、自分の持っているものを最大限に出していきたい」と抱負を語った。
アンダースローというのは和製英語で、本場アメリカではサブマリン(SUBMARINE)、その沈み込むフォームから潜水艦という呼称をされている。日本プロ野球界から下手投げの投手がメジャーへ本格挑戦するのは2013年の元マリーンズ・渡辺俊介以来のこととなる。渡辺の場合は37歳とピークを過ぎてからの挑戦だったため、残念ながらメジャーのマウンドに登る夢は果たせなかったが、牧田は先季28ホールドを挙げた脂の乗り切ったセットアッパー。メジャーでもジーグラーなどサブマリン投手が中継ぎとして実績を残しており、牧田も重用されそうだ。
これまでに渡米した日本人投手は、日本より重いMLB公式球や登板間隔の短いローテーションへのアジャストに苦しみ、多くの選手が肘を痛めメスを入れた。しかし全身のばねを使って投げる下手投げの利点は、肘への負担が少ないこと。牧田の緩急をつけた巧みな投球術がメジャーリーガーを翻弄できるか期待に胸が膨らむ。
閉じる
恒例の奉納土俵入り・新年の門出に三横綱は…(1月10日)
毎年初場所の前に明治神宮で行われる奉納土俵入りが9日執り行われた。横綱・日馬富士の引退に伴い三横綱となってから初めての揃い踏み。約2800人の参拝客が集まったが、やはりいつもとは雰囲気が違っていたようだ。
巡業部長だった貴乃花親方の降格処分により、一連の暴行事件はひとまずの決着を見たが、その余波は未だに収まっていない。問題の渦中の冬巡業中に、立行司・式守伊之助の泥酔セクハラ騒動も飛び出した。...
全部読む
毎年初場所の前に明治神宮で行われる奉納土俵入りが9日執り行われた。横綱・日馬富士の引退に伴い三横綱となってから初めての揃い踏み。約2800人の参拝客が集まったが、やはりいつもとは雰囲気が違っていたようだ。
巡業部長だった貴乃花親方の降格処分により、一連の暴行事件はひとまずの決着を見たが、その余波は未だに収まっていない。問題の渦中の冬巡業中に、立行司・式守伊之助の泥酔セクハラ騒動も飛び出した。当の伊之助はこの日の奉納土俵入りには不参加。立行司は行事の最高位であり、“式守伊之助”の称号は関取では西の横綱に匹敵する格付けだ(東正横綱に当たる“木村庄之助”は現在空位)相撲協会では伊之助の処分を検討中とのことで、初場所は立行司が不在という異例の事態になることが予想される。
さて、肝心の三横綱の状態はどうだろうか。白鵬は「いよいよ1年が始まったなという感じ。一つ一つ積み重ねていきたい」と気持ちも新たに挑む。直近の目標は幕内通算1000勝で、最短なら春場所千秋楽には到達する。休場が続いている鶴竜は「支えてくれた人に喜んでもらいたい」と気を引き締めた。稽古総見や直前の井筒部屋での稽古でも気力は十分。仕上がり具合は良好のようだが、先場所も直前に故障個所を痛めており油断は禁物だ。問題は「新たなスタート。良い1年にするという気持ちで土俵入りした」と語る稀勢の里。稽古では精彩を欠き、脚も細くなったように見受けられる。初場所の出場も危ぶまれ、視界良好とは言い難い新年の門出といえる。この日の奉納土俵入りは昨年の3分程度2の観衆にとどまった。三横綱には綱の自覚をもって土俵を盛り上げていってほしい。
閉じる
高校サッカー&高校バレー・新春の熱戦譜に幕(1月9日)
「延長戦も覚悟していた」チームを率いて35年のベテラン監督がそう振り返るように勝利の女神はぎりぎりまで微笑みを見せなかった。
サッカー全国高校選手権決勝戦は、アディショナルタイムでの劇的決着に。戦いの主役は準決勝でも6点を挙げるなど今大会15得点の爆発的な攻撃力を誇る前橋育英。かたやここまで無失点と鉄壁のディフェンス力のインターハイ王者・流通経済大柏。予想通り前橋は再三柏ゴールに襲いかかったが、必死の守備の前にどうしてもゴールマウスをこじ開けることができない。...
全部読む
「延長戦も覚悟していた」チームを率いて35年のベテラン監督がそう振り返るように勝利の女神はぎりぎりまで微笑みを見せなかった。
サッカー全国高校選手権決勝戦は、アディショナルタイムでの劇的決着に。戦いの主役は準決勝でも6点を挙げるなど今大会15得点の爆発的な攻撃力を誇る前橋育英。かたやここまで無失点と鉄壁のディフェンス力のインターハイ王者・流通経済大柏。予想通り前橋は再三柏ゴールに襲いかかったが、必死の守備の前にどうしてもゴールマウスをこじ開けることができない。
前橋は何度も息をのむような波状攻撃を繰り出すが、柏DFはことごとくシュートを阻み続けていく。何度も天を仰いだ山田監督が、延長戦の算段を思い描き始めたアディショナルタイム。ついに前橋がこぼれ球を柏のゴールネットに突き刺した。柏にとって最後の最後に喫した今大会初失点は、そのまま決勝点となり、前橋育英の悲願の初優勝が決まった。昨年の決勝での大敗からの雪辱。最初にチームを任された時は決して強いチームではなかったという山田監督も、今では学校長と監督の二足の草鞋を履くようになっていた。隠れたサッカー代表輩出県である上州に初の優勝旗をもたらした前橋育英イレブン。群馬のサッカーの歴史に新時代が拓かれた。
バレーボール高校選手権、通称「春高バレー」も男女決勝戦が行われた。男子はインハイ王者熊本の鎮西高校が京都・洛南をストレートで下し二冠を達成。まだ震災の爪痕が残る故郷に勇気を与える三度目の栄冠を手にした。一方の女子は四天王寺との混成チ-ムで昨年のえひめ国体を制した大阪・金蘭会が、インハイ女王・東九州龍谷を破り3年ぶりの優勝を果たしている。競技は違えども、共に気迫溢れる大熱戦であった。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索