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【速報】羽生結弦・宇野昌麿、金・銀フィニッシュ!!(2月17日)
「魂が揺さぶられる4分半」その実況の通り、二人の日本人選手が深い感動を与えてくれた。平昌五輪フィギュアスケートの男子フリーで羽生結弦が今大会日本勢初の金メダル。宇野昌麿が銀メダルを獲得した。羽生はフィギュアで66年ぶりのオリンピック連覇達成、そして五輪のフィギュア史上初の日本勢金・銀独占だ。
「自分がやり切れたと思うことがよかった(羽生)」負傷からの完全復活。SPで完璧な演技を終えた瞬間、帰ってきた王者の口は小さく「ただいま」と呟いていた。...
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「魂が揺さぶられる4分半」その実況の通り、二人の日本人選手が深い感動を与えてくれた。平昌五輪フィギュアスケートの男子フリーで羽生結弦が今大会日本勢初の金メダル。宇野昌麿が銀メダルを獲得した。羽生はフィギュアで66年ぶりのオリンピック連覇達成、そして五輪のフィギュア史上初の日本勢金・銀独占だ。
「自分がやり切れたと思うことがよかった(羽生)」負傷からの完全復活。SPで完璧な演技を終えた瞬間、帰ってきた王者の口は小さく「ただいま」と呟いていた。そして、フリーの演技終了時の言葉は「ありがとう」だった。「感謝の気持ちだけです」リンクで最後にそっと負傷した右足を両手で押さえた心境をそう明かす。
シーズン当初は初めて成功させた4回転ルッツを含めた極めて難易度の高いプログラムに挑戦。「どういう風にしたら良いのか悩んでいた」と明かしたが、11月のけがで4回転の高得点が望めるフリップ・リッツを封印。結果的にこれが奏功し、切れ味の鋭い着氷を生み出すことができたといえる。ソチから4年後の「SEIMEI」は一段と荘厳さを極めていた。
一方の宇野はSPで自己ベストに迫る高得点をマーク。フリーの演技は重圧のかかる最終滑走。最初の4回転ループで転倒したものの、試合後のインタビューで、この失敗も「笑えてきた」と振り返る冷静さを持っていた。滑り出しで「全然滑っていない感じ」だったところを、上手くアジャストしてきたのは流石だった。後半の5連続ジャンプを滑り切り、3回転の連続ジャンプも完璧に決めて見せた。最高の結果となった二人の競演は人々の心に強く刻み込まれた。
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キング・カズ健在!Jリーグ新たなキックオフ(2月16日)
J1、J2、J3全クラブが一堂に会する恒例の「Jリーグキックオフカンファレンス」が15日、都内で開催された。イベントの模様は公式の全試合ライブ配信を行う「DAZN」によってライブ配信され、選手代表や監督が今シーズンの抱負を語った。また、昨年3月にリーグ戦で50歳14日での最年長ゴールを決めた三浦知良がギネス世界記録に認定されたことも発表。会場で認定セレモニーが行われた。
ついに25周年の節目を迎えたJリーグ。...
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J1、J2、J3全クラブが一堂に会する恒例の「Jリーグキックオフカンファレンス」が15日、都内で開催された。イベントの模様は公式の全試合ライブ配信を行う「DAZN」によってライブ配信され、選手代表や監督が今シーズンの抱負を語った。また、昨年3月にリーグ戦で50歳14日での最年長ゴールを決めた三浦知良がギネス世界記録に認定されたことも発表。会場で認定セレモニーが行われた。
ついに25周年の節目を迎えたJリーグ。今季アマチュアトップリーグJFLからの昇格は無し。これは11年ぶりのことだ。現在Jリーグには38の都道府県に合計54クラブが存在している。「社会に根を広げた25年だった。今後の25年はその根をいかに深く張るか。社会との深い絆を作るという原点に立ち返りたい」(村井満チェアマン)それに向けた新たな取り組みの一つが金曜日のナイトゲーム開催だ。「明治安田生命Jリーグ・フライデーナイトJリーグ」として、客の開拓を目指すとしている。TVなどのメディアへの露出増も期待される。
Jリーグの長年の課題としてサポーターの若返り促進がある。観戦者の年齢層は年々上昇傾向にあったが、J1では昨シーズンは調査以来初めて0.7歳若くなったことがわかった。先述の「DAZN」による宣伝効果やSNSを駆使したPR活動が効果を表し始めているといってよいだろう。今年はW杯イヤーということで、サッカー熱の盛り上がりも期待されるが、国内では人気急上昇中のBリーグなどライバルも台頭してきている。各種リーグが切磋琢磨し、お互いにファン層の拡大を図ることで、より一層この国のスポーツを発展していってもらいたい。
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渡部暁人・小平奈緒の「銀」と高木美帆の「銅」(2月15日)
「金メダルは嬉しくて銀メダルは悔しい。それで、銅メダルはホッとするんです」長野五輪で金メダルと銅メダル、ソルトレークでは銀メダルを獲得したスピードスケートの清水宏保の生放送番組でのコメントだ。蓋し名言である。
14日、夕方に始まったスキー・ノルディック複合ノーマルヒル。前半のジャンプで風のコンディションが悪いなか手堅く飛距離を伸ばして3位につけた日本の渡部暁斗。最大のライバル・フレンツェルとは8秒差をつけて後半のクロスカントリーをスタートした。...
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「金メダルは嬉しくて銀メダルは悔しい。それで、銅メダルはホッとするんです」長野五輪で金メダルと銅メダル、ソルトレークでは銀メダルを獲得したスピードスケートの清水宏保の生放送番組でのコメントだ。蓋し名言である。
14日、夕方に始まったスキー・ノルディック複合ノーマルヒル。前半のジャンプで風のコンディションが悪いなか手堅く飛距離を伸ばして3位につけた日本の渡部暁斗。最大のライバル・フレンツェルとは8秒差をつけて後半のクロスカントリーをスタートした。「もう2位は要らない」今季W杯では1月27日から4連勝と尻上がりに好調さを増し、世界ランキング1位で平昌にやってきた。その意地で厳しい寒風のなかフレンツェルとデッドヒートを繰り広げたが、ラストの上り坂で引き離され、ソチ大会に続き2位でゴールを切った。「メダルが獲れてホッとしてるっていうのが半分と、悔しさが半分って感じ(渡部)」Mr.2の異名は今回も変わらなかったが、この種目で2度の銀メダル獲得は日本で個人の最高記録となった。
短距離と中距離の両エース・小平奈緒&高木美帆が出場したスピードスケート女子1000mでは、銀&銅の日本人女子スケートで初の複数メダル獲得が実現した。3度目の五輪出場の小平にとってオリンピックで初めて獲得した個人のメダルとなった。だが、小平は「もう1段高い所で2人で並べたら最高だった」と悔しさを滲ませる。日本選手団の主将も務める彼女にとって、今大会初の金メダルで鼓舞したいという気持ちも強くあっただろう。続く18日の大本命、W杯15連勝中の500mに全てを賭ける。
一方の高木もインタビューに答え「センゴ(1500m)以上に自分を褒めてあげたい」と低地での自己記録更新に満足感を表した。先述の五輪の先輩、清水の言葉を借りれば「安堵の銅」と言ったところだろうか。大会6日目はスノーボードの銀に続き、ノルディック複合とスピードスケートで銀2つと銅1つ。日本の獲得メダル数は7個に達した。残る「歓喜の金」の獲得第1号は果たして誰になるだろうか?
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【速報】平野歩夢、二大会連続価値ある「銀」(2月14日)
韓国人気のリゾート地、フェニックス・スノーパーク。平昌五輪ではフリースタイルスキーとスノーボードの会場だ。今回のオリンピックで雪上競技は悪天候に泣かされ続けており、先日の女子スノーボード・スロープスタイルは予選が中止になったうえ、強風で転倒者が相次ぐなど選手たちにとっては厳しい大会となってしまった。一方、女子ハーフパイプでは初出場の松本遥奈が6位、冨田せなが8位入賞を果たした。日本勢のメダルが期待されたスノーボード男子ハーフパイプは、13日から14日にかけて行われトップ選手たちが華麗な大技を繰り広げた。...
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韓国人気のリゾート地、フェニックス・スノーパーク。平昌五輪ではフリースタイルスキーとスノーボードの会場だ。今回のオリンピックで雪上競技は悪天候に泣かされ続けており、先日の女子スノーボード・スロープスタイルは予選が中止になったうえ、強風で転倒者が相次ぐなど選手たちにとっては厳しい大会となってしまった。一方、女子ハーフパイプでは初出場の松本遥奈が6位、冨田せなが8位入賞を果たした。日本勢のメダルが期待されたスノーボード男子ハーフパイプは、13日から14日にかけて行われトップ選手たちが華麗な大技を繰り広げた。
13日の予選では日本のエース平野歩夢が躍動。持ち前の高いジャンプが5.2mを超え、縦2回転、横3回転半の大技「ダブルコーク1260」を決め全体の95・25点をマーク。全体3位で決勝進出を決めた。日本勢は前回ソチ五輪で銅メダルの平岡卓は予選敗退となったものの、片山来夢と戸塚優斗も決勝進出を果たす。
迎えた決勝の舞台。3回の演技でのベストスコア形式の1本目、日本勢は3人ともミスが響き持ち味を生かせない。そして2本目で戸塚に悲劇が襲った。着地時に最上部のリップの部分に体を打ち付け、そのまま滑走中止。担架で搬送されるアクシデントに見舞われてしまった。そのまま3本目は無念の棄権となる。
しかしここで平野が温存していた秘密兵器を成功。連続4回転を成功させてついにトップに踊り出た。最終3回目の演技では転倒してしまい、王者ショーン・ホワイトに逆転を許してしまったが、堂々の2大会連続の銀メダルである。怪我からの復活。厳しい条件下での大技成功。その雄大なジャンプは平昌の空に燦然と輝いた。
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原大智、高木美帆、高梨沙羅メダルラッシュ!!(2月13日)
平昌オリンピックで初めて日本勢が表彰台に上った。まず男子モーグルフリースタイル、日本人選手でただ1人スーパーファイナルに残った原大智が2本のエアを見事に決めて銅メダルを獲得。日本男子モーグルに新たな歴史を刻んだ。
先月のワールドカップを制してメダルが期待された堀島行真をはじめ日本勢4人は全員が決勝に進出。決勝1本目では遠藤尚がトップで通過。原、堀島とともに決勝2本目へ進んだ。しかし、遠藤は転倒しコースアウト、堀島も着地で乱れて転倒してしまう。...
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平昌オリンピックで初めて日本勢が表彰台に上った。まず男子モーグルフリースタイル、日本人選手でただ1人スーパーファイナルに残った原大智が2本のエアを見事に決めて銅メダルを獲得。日本男子モーグルに新たな歴史を刻んだ。
先月のワールドカップを制してメダルが期待された堀島行真をはじめ日本勢4人は全員が決勝に進出。決勝1本目では遠藤尚がトップで通過。原、堀島とともに決勝2本目へ進んだ。しかし、遠藤は転倒しコースアウト、堀島も着地で乱れて転倒してしまう。ここでトップに踊り出したのが原だった。全選手中トップ82.30で最後の3本目に進み、W杯では6シーズン連続優勝中の絶対王者キングスベリーとも互角の戦いをやってのけた。そしてこの現在日本大学在学中の20歳のダークホースが、今大会日本勢初となるメダルをもたらしたのだった。正式種目に採用された92年のアルベールビル大会から挑み続けた世界の壁についに風穴を開けた日本男子モーグル。今大会では開幕から苦しい闘いが続いてきた日本選手団に勢いをもたらしてくれた。
その25分後。今度は女子スピードスケートから快挙達成の報が飛び込む。1500mで最終組に出場した高木美帆が、世界記録保持者のベルフスマと激しい接戦を繰り広げる。すでにトップで滑走を終えたイレイン・ブストの記録に猛追する高木。最終コーナーでベルフスマを逆転しゴールを切り、ブストには僅かに0秒20届かなかったものの、日本女子個人では五輪史上最高の銀メダル獲得となった。レース後悔しさを滲ませながらも「自分の中で最高順位をとれたのは自信になった」と顔が綻んだ。
更にスキージャンプでは高梨沙羅も銅メダルを獲得。1本目で3位に入ると2本目でもトップに立つ美しい飛型点のジャンプを決めて見せた。悔し涙で終えたソチから4年。万感の思いを込め過去の呪縛を乗り越えた価値ある飛翔だった。
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