更新を終了しています
清宮幸太郎、一軍デビュー・出るか初アーチ?(5月2日)
新たな伝説の始まりとなるか?清宮幸太郎の1軍初昇格が決まった。2日の本拠地デビューに向けて、千葉県鎌ヶ谷市の二軍寮から札幌市の合同寮へ移動した清宮。心身ともに準備は万全だったとして、「やってやるぞという気持ちはあります」と意気込みを語った。
高校通算111本塁打の実績を引っ提げて7球団競合の末に日本ハムファイターズ入り。18歳のスーパールーキーには連日メディアが殺到した。その重圧からか、3月13日には限局性腹膜炎で入院する事態に。...
全部読む
新たな伝説の始まりとなるか?清宮幸太郎の1軍初昇格が決まった。2日の本拠地デビューに向けて、千葉県鎌ヶ谷市の二軍寮から札幌市の合同寮へ移動した清宮。心身ともに準備は万全だったとして、「やってやるぞという気持ちはあります」と意気込みを語った。
高校通算111本塁打の実績を引っ提げて7球団競合の末に日本ハムファイターズ入り。18歳のスーパールーキーには連日メディアが殺到した。その重圧からか、3月13日には限局性腹膜炎で入院する事態に。開幕はファームでのスタートとなっていた。
退院後、先月10日に2軍戦で実戦復帰。「早く1軍に昇格したい」その強い気持ちでイースタンリーグの試合に臨み、ここまで15試合に出場。すでに本塁打は4本に達し、天性のホームランアーティスト振りを発揮していた。入団に際し、「世界一のスラッガーにする」と明言していた栗山監督も、この活躍に一軍行きのGOサインを出した。「1軍の中で何かを感じるのはすごく重要(栗山監督)」と期待を込める。2日の楽天イーグル戦ではDHでのスタメン起用も予想されている。
ファイターズは1軍デビュー試合で来場者全員に観戦証明書の配布を決定。13年には大谷翔平のデビュー戦でも同様のサービスを行っており、ファンには嬉しい記念となるだろう。「北海道の人たちの前で打つことは違った意味があると思うので、ここで打つホームランは特別な一本だと思っています」同期のBIG3・安田尚憲、中村将成らも一軍デビューを狙うなか、高卒ルーキー初本塁打を記録できる注目が集まる。
閉じる
“平成の怪物”松坂大輔・復活を告げる好投(5月1日)
高卒ルーキーだった松坂大輔が東京ドームで衝撃のデビュー戦を飾ったのは1999年の4月7日。155㎞の速球で豪快な三振を奪う新人離れしたピッチングに、日本中の野球ファンが度肝を抜かれた。あれから29年。“平成の怪物”と呼ばれた男は再び大歓声に迎えられ、日本のマウンドで快刀乱麻の投球を披露してみせた。
2014年、MLBからソフトバンクホークスに入団。しかし9年ぶりの日本球界の水はほろ苦いものになる。...
全部読む
高卒ルーキーだった松坂大輔が東京ドームで衝撃のデビュー戦を飾ったのは1999年の4月7日。155㎞の速球で豪快な三振を奪う新人離れしたピッチングに、日本中の野球ファンが度肝を抜かれた。あれから29年。“平成の怪物”と呼ばれた男は再び大歓声に迎えられ、日本のマウンドで快刀乱麻の投球を披露してみせた。
2014年、MLBからソフトバンクホークスに入団。しかし9年ぶりの日本球界の水はほろ苦いものになる。右肩の手術などで3年間の1軍公式戦は1試合の登板にとどまった。もうあのマウンド上の雄姿は見られないのか。そんな声も囁かれるなか、昨オフに中日ドラゴンズと契約。開幕から先発陣に加わり、ここまで2試合に登板。勝ち星にこそ恵まれなかったが、3失点以内と先発の責任はしっかり果たしていた。
そして迎えた今シーズン3度目の先発マウンド。好調ベイスターズ打線に対して4回まで無失点の好投。5回に押し出しで1点を失ったが6回をヒット3本に抑え114球、6三振1失点で、勝ち投手の権利を得て降板。後続がきちんと締めくくりドラゴンズが連敗をストップ。待望の日本球界4241日ぶりの勝利を手にすることとなった。勝利インタビューでは照れくさそうに「小さい子たちにもまた顔を覚えてもらえるように頑張りたいと思います」と抱負を述べた。
母親の誕生日だったというこの日に見事初勝利を飾った松坂。また、30日は天皇退位まであと1年の節目の日で 平成の元号のカウントダウンも始まった。一つの時代が終わり、新たな時代を迎えるいま、”平成の怪物“と呼ばれた37歳の男の復活に益々熱い注目が集まりそうだ。
閉じる
19歳の新王者誕生!華麗なる飛翔・谷川翔(4月30日)
遂に絶対王者が敗れる日がやってきた。体操の全日本個人総合選手権11連覇がかかる内村航平の前に立ちふさがったのは、19歳の新星・谷川翔(たにかわ・かける)だった。
誰が内村の連覇を止めるのか?本命視されていたのは世界選手権個人総合銅メダルの白井健三だった。予選では、得意の床でシライ3、跳馬でシライ/キムヒフンと、共にH難度の大技を成功させ15点台をマーク。トップ通過を果たす。一方の10連覇中の王者・内村は去年10月の世界選手権で負った左脚のけがからの復帰戦だったが、予選の鞍馬で落下。...
全部読む
遂に絶対王者が敗れる日がやってきた。体操の全日本個人総合選手権11連覇がかかる内村航平の前に立ちふさがったのは、19歳の新星・谷川翔(たにかわ・かける)だった。
誰が内村の連覇を止めるのか?本命視されていたのは世界選手権個人総合銅メダルの白井健三だった。予選では、得意の床でシライ3、跳馬でシライ/キムヒフンと、共にH難度の大技を成功させ15点台をマーク。トップ通過を果たす。一方の10連覇中の王者・内村は去年10月の世界選手権で負った左脚のけがからの復帰戦だったが、予選の鞍馬で落下。5位と大きく出遅れてしまう。白井が初制覇を果たすか、それとも内村が追いあげて昨年の大逆転劇の再現なるか。しかし僅か0.068点差で2位につけた19歳のダークホースが虎視眈々とチャンスを伺っていた。
谷川のこれまでの戦績は昨年の種目別選手権での鞍馬4位。しかし、この日はF難度のブスナリを完璧に決め、2種目を終えた時点でトップに踊り出た。その後、平行棒でも華麗な演技を見せ、そのまま逃げ切り史上最年少での優勝を果たした。身長153㎝の小さな巨人の誕生だ。
敗れた内村も試合後の表情は晴れやかだった。「率直に若い選手がしっかり勝ってきてくれたので、そこに関してはうれしい」ちょうど同じ19歳からスタートした連覇記録が、同じ年齢の若手にストップさせられるのも何かの因縁か。「美しい体操で勝てたことがうれしいし、自信になる」と喜びを爆発させる谷川。空のキャンバスを翔ける新王者の歴史が、いままたここから始まろうとしている。
閉じる
ハリルホジッチ前監督、怒りの反論記者会見(4月28日)
サッカーW杯ロシア大会まであと48日となった27日。7日に契約を解除されたサッカー日本代表の前の監督ハリルホジッチ氏が都内で会見を開いた。午後4時から始まった記者会見。ハリル氏は憮然とした表情で「こんな形で日本を去るとは思わなかった」と、質疑応答前の約50分にわたり一方的にまくしたてた。
契約解除の大きな要因として日本サッカー協会が挙げていたのは「選手との信頼関係」が損なわれていたというもの。...
全部読む
サッカーW杯ロシア大会まであと48日となった27日。7日に契約を解除されたサッカー日本代表の前の監督ハリルホジッチ氏が都内で会見を開いた。午後4時から始まった記者会見。ハリル氏は憮然とした表情で「こんな形で日本を去るとは思わなかった」と、質疑応答前の約50分にわたり一方的にまくしたてた。
契約解除の大きな要因として日本サッカー協会が挙げていたのは「選手との信頼関係」が損なわれていたというもの。だが会見でハリル氏は「コミュニケーション不足と言われもっと怒りが湧いてきた」と厳しく反論。選手やスタッフについて「3年の間、誰とも何の問題もなかった」と幾度も強調したうえで、「全ての選手とこまめに連絡を取り合っていた」とし、「もし問題があるとするならば西野さんも田嶋会長も何故言ってくれなかったのか」と不満を露わにした。
最後の試合となった3月の欧州遠征では勝ち星を挙げられなかったが、これについても「W杯への調整だと思っていた」「結果のことはあまり頭になかった」と主張。確かにW杯直前にわざわざ手の内を晒すことは無いという意見はあるだろう。しかし、いずれにせよハリル氏がロシアW杯で日本代表を指揮することはもう無い。もし電撃解任劇がなかったら、果たしてどのような結果を残せたかは誰も知る由もないのだ。
奇しくも同じ27日は、世界各国を巡回中のW杯優勝トロフィーが専用飛行機で日本に到着した。羽田空港では田嶋会長も出席してセレモニーが行われたが、その胸中はいかばかりか。願わくば協会には選手たちやコーチ陣が何の憂いもなくW杯に臨めるよう、問題を早急に収束させてもらいたいところである。
閉じる
復活と栄冠を果たした羽生結弦・新たな挑戦へ(4月27日)
日本中を感動に包んだ平昌オリンピック・パラリンピック。金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦、スピードスケートの小平奈緒、高木菜那、高木美帆らが25日に皇居で開かれた「春の園遊会」に出席。天皇・皇后両陛下からお言葉をかけられ、和やかに歓談した。
翌26日、今度は総理官邸へ訪問。安倍首相から平昌五輪パラリンピック日本代表選手団に感謝状などが贈られた。この日官邸を訪れたのはメダリスト・入賞者らおよそ100人。...
全部読む
日本中を感動に包んだ平昌オリンピック・パラリンピック。金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦、スピードスケートの小平奈緒、高木菜那、高木美帆らが25日に皇居で開かれた「春の園遊会」に出席。天皇・皇后両陛下からお言葉をかけられ、和やかに歓談した。
翌26日、今度は総理官邸へ訪問。安倍首相から平昌五輪パラリンピック日本代表選手団に感謝状などが贈られた。この日官邸を訪れたのはメダリスト・入賞者らおよそ100人。五輪代表団の主将を務めた小平奈緒が代表して記念品の「銀の写真立て」を受け取った。安倍首相は「皆さんの活躍が2年後の東京オリンピック・パラリンピックに間違いなくつながっていく」と労を労い、その後の懇談会では選手らと談笑する場面が見られた。
その後、羽生らは日本スケート連盟の優秀選手表彰祝賀会へ直行。羽生と高木美帆が最優秀選手に贈られるJOC杯を受賞した。羽生は66年ぶりの五輪二連覇。高木は日本女子史上初となる金銀銅3つのメダル獲得が評価された。羽生は「まだまだ自分のなかでは現役でやり残していることがあります」と述べ、かねてより口にしている史上初の4回転半ジャンプや5回転への挑戦を宣言した。高木は「次の目標に向かって頑張っていきたい」と抱負を述べた。
「自分のスケートが本当に好きになっていただけるような選手になっていきたい(羽生結弦」」地元・仙台市で行われた祝賀パレードには10万人を超える観衆に笑顔で応えた。怪我からの復帰、そして復活の激動の昨シーズンを締めくくった23歳。まだまだ夢の舞台は終わらない。
閉じる
「スポーツの神様」内の検索