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100回目の夏・新たな甲子園のレジェンドへ(8月9日)
熱戦たけなわの夏の甲子園。大会4日目は昨夏の王者・花咲徳栄(北埼玉)が登場。徳島代表の鳴門に一時3点のリードを許したが、8回9回の集中打で逆転勝利。4番でエースの野村佑希が149球の力投で、史上7校目の夏の甲子園連覇に向け初戦を突破した。
第100回の記念大会の目玉企画が往年の甲子園のスター選手による“レジェンド始球式”だ。初日の松井秀喜(元・星稜)を皮切りに、決勝戦まで錚々たる顔ぶれが登場する予定になっている。...
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熱戦たけなわの夏の甲子園。大会4日目は昨夏の王者・花咲徳栄(北埼玉)が登場。徳島代表の鳴門に一時3点のリードを許したが、8回9回の集中打で逆転勝利。4番でエースの野村佑希が149球の力投で、史上7校目の夏の甲子園連覇に向け初戦を突破した。
第100回の記念大会の目玉企画が往年の甲子園のスター選手による“レジェンド始球式”だ。初日の松井秀喜(元・星稜)を皮切りに、決勝戦まで錚々たる顔ぶれが登場する予定になっている。8日は1979年春のセンバツで準優勝、夏の甲子園ベスト4の牛島和彦(元・浪商、現・大体大浪商)が始球式を務めた。香川伸行(故人)とのバッテリーは今年6月、46年にわたる連載が終了した国民的野球マンガ「ドカベン」を彷彿とさせ、当時大変な人気を集めた。甲子園の歴史でも特に知名度の高い黄金バッテリーと言えるだろう。
ここで9日以降のレジェンドたちの中から何人かピックアップしてみたい。11日は水野雄仁(元池田)。池田高校は1974年のセンバツで初出場。わずか11人の部員の県立高校野球部が快進撃を続けた姿は“さわやかイレブン”の愛称で親しまれた。水野雄仁を擁した82年の夏の甲子園では破壊力ある“やまびこ打線“で私立の強豪校を圧倒。蔦監督の戦術は高校野球のセオリーを変えた。17日の金村義明の報徳学園も一時代を築いた一校。また、金村は花咲徳栄・野村と同じく4番でエースを務めたが、全試合1人で完投した優勝投手はこの人以降現れていない。数々の伝説を残してきた甲子園大会。100回目のメモリアル大会では果たしてどんな新しいスターが現れるのか楽しみだ。
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2020へ向けてのシミュレーション・パンパシ水泳9日開幕(8月8日)
東京五輪開会式まであと720日となった7日。五輪・パラリンピック競泳会場となる現在建設中のオリンピックアクアティクスセンター(東京・江東区)に日本代表で男子キャプテンの萩野公介や2015世界水泳金メダル・瀬戸大也らが訪問。アメリカ、カナダ、オーストラリアの選手団らとともに会場を視察した。
実際に上から見るのは今日が初めてだったという萩野は「本番はもっと出来上がっているのでどういったプールなのか、すごく楽しみな気持ちです」と語り、2年後に最高のパフォーマンスを発揮することを誓った。...
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東京五輪開会式まであと720日となった7日。五輪・パラリンピック競泳会場となる現在建設中のオリンピックアクアティクスセンター(東京・江東区)に日本代表で男子キャプテンの萩野公介や2015世界水泳金メダル・瀬戸大也らが訪問。アメリカ、カナダ、オーストラリアの選手団らとともに会場を視察した。
実際に上から見るのは今日が初めてだったという萩野は「本番はもっと出来上がっているのでどういったプールなのか、すごく楽しみな気持ちです」と語り、2年後に最高のパフォーマンスを発揮することを誓った。最大1万5000人収容予定のアクアティクスセンターは、都民の憩いの場、辰巳の森海浜公園のなかにある。2年前の小池新都知事就任時には都の調査チームが建設計画の見直しに言及するなど紆余曲折もあったが、予定通り2020年3月までに完成する予定とのことだ。大会後は観客席を5000人規模に縮小し、都民も使える水泳場として使われることになっている。
一方、現在国際大会が行われている東京辰巳国際水泳場では、9日から4年に一度のパンパシ水泳2018が開幕する。萩野は「日本代表がいい結果を収められるようチーム全体を引っ張っていきたい」と抱負を語った。萩野と共に活躍が期待されるのは瀬戸大也。去年、飛込元日本代表・馬淵優佳と結婚し、今年6月には長女が誕生したばかりだ。「東京五輪のシミュレーションという意味でもしっかりと戦い抜けたらいいなと思います(瀬戸)」大会は初日から瀬戸、萩野らが出場する400m個人メドレーなど注目種目が続く。2020東京に向けた熱いレースに注目だ。(テレビ朝日系列で4夜連続放送)
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大相撲・御嶽海故郷へ凱旋・九月場所は即完売(8月7日)
関脇・御嶽海の初優勝で幕を閉じた大相撲名古屋場所。息つく間もなく7月29日からは岐阜県大垣市を振り出しに夏巡業が始まっている(計26日間)。5日の長野巡業では6000人もの観客が集まり、地元長野県から初の幕内優勝力士となった御嶽海に大声援が送られた。
続く7日は御嶽海の出身地・木曽郡上松町にも程近い下諏訪町での諏訪湖巡業。諏訪地方では17年ぶりとなる巡業とあって平日にもかかわらず3700人が詰めかけた。...
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関脇・御嶽海の初優勝で幕を閉じた大相撲名古屋場所。息つく間もなく7月29日からは岐阜県大垣市を振り出しに夏巡業が始まっている(計26日間)。5日の長野巡業では6000人もの観客が集まり、地元長野県から初の幕内優勝力士となった御嶽海に大声援が送られた。
続く7日は御嶽海の出身地・木曽郡上松町にも程近い下諏訪町での諏訪湖巡業。諏訪地方では17年ぶりとなる巡業とあって平日にもかかわらず3700人が詰めかけた。夏巡業には先場所負傷休場した栃ノ心と、同じく大関・高安は欠場しているものの、稀勢の里・鶴竜・白鵬の三横綱が参加。復活を期す横綱勢の状態に注目が集まった。昨年秋巡業以来の出場となった横綱稀勢の里は初日の大垣巡業から参加。当初は四股など軽めの調整だったが、長野巡業では関取衆のぶつかり稽古へも加わった。十両の千代の海相手に胸を出し何番も稽古をこなしていたが、一方の鶴竜・白鵬は稽古には加わらず土俵下でのトレーニングのみにとどめていた。それでも横綱土俵入りには大きな声援がかけられ、相撲ファンからの期待の強さを感じさせている。また、稀勢の里と鶴竜の両横綱は取組に参加しているものの、白鵬は今のところ土俵に上がっていない。故障している右膝の状態について「痛みは無くなった」とのことで、巡業途中からは取組にも参加する意思を示しているようだ。
四日に受け付けが始まった九月場所のチケットはわずか一時間余りで全一五日分が完売。相変わらずの大フィーバーぶりを窺わせた。進退のかかる場所となりそうな稀勢の里、大関獲りを目指す御嶽海と見どころは満載だ。来月9日に初日を迎える本場所に向けて益々熱気が高まる。
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夏の甲子園開幕・猛暑対策はインターハイでも(8月6日)
5日、第100回の記念大会となる全国高等学校野球選手権が甲子園球場で開幕。開会式では史上最多となる56の代表校が入場行進を行った。連日記録的な猛暑となっている日本列島。この日は今年最多の全国256地点で35度以上の猛暑日を記録した。如何に選手の安全を確保するか、暑さ対策が重要な課題となっている。
今大会は初めて式の途中での給水時間が設けられ、選手やプラカードを持った女子生徒もペットボトルの水を補給した。...
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5日、第100回の記念大会となる全国高等学校野球選手権が甲子園球場で開幕。開会式では史上最多となる56の代表校が入場行進を行った。連日記録的な猛暑となっている日本列島。この日は今年最多の全国256地点で35度以上の猛暑日を記録した。如何に選手の安全を確保するか、暑さ対策が重要な課題となっている。
今大会は初めて式の途中での給水時間が設けられ、選手やプラカードを持った女子生徒もペットボトルの水を補給した。前日のリハーサルでは6人の女子生徒が暑さにより体調不良を訴えて救護室に運ばれている。幸い本番では搬送される生徒は出なかったが、初日だけで観客ら47人が熱中症とみられる症状で救護室を訪れたという。大会主催者側はアルプス席の応援団に氷水を使ったミストを散布する対策を講じている。一般席には大型扇風機も設置されているが観客の側も万全の体調管理が必要になりそうだ。
命に係わる暑さのなか、高校野球以外の高校スポーツの大会でも様々な対策を講じている。7月26日から始まったインターハイ「2018彩る感動・東海総体」は三重県と静岡県で開催中だ。サッカーの試合では前半・後半それぞれ中盤の時間帯にW杯の試合などでもおなじみになった給水タイム“クリーニングブレーク”を行う(各3分間)。また、女子のサッカーでは一部の試合の試合開始時刻を12:30から15:00に変更する措置が取られた。一方、屋外の競技だけでなくインドアでも熱中症の危険は高い。三重県では空調の無い会場に仮設エアコンを設置したり、氷水の配布などの対応をしている。選手たちが万全の環境でプレーできるよう、より一層きめ細かいサポートが求められる。
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バドミントン世界選手権・日本メダルラッシュ(8月5日)
中国で行われているバドミントンの世界選手権で日本勢が大活躍だ。女子ダブルス準決勝は4ペア中、日本の3ペアが進出。アジア大会代表にも決定している福島由紀/廣田彩花と世界ランク5位の田中志穂と米元小春ペアは日本人対決に臨んだ。試合は福島/廣田彩花ペアに軍配。今大会1ゲームも落とさず決勝進出を決めた。
もう一つの準決勝進出は、リオ五輪金メダルの高橋礼華・松友美佐紀ペアを破った松本麻佑・永原和可那ペア。...
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中国で行われているバドミントンの世界選手権で日本勢が大活躍だ。女子ダブルス準決勝は4ペア中、日本の3ペアが進出。アジア大会代表にも決定している福島由紀/廣田彩花と世界ランク5位の田中志穂と米元小春ペアは日本人対決に臨んだ。試合は福島/廣田彩花ペアに軍配。今大会1ゲームも落とさず決勝進出を決めた。
もう一つの準決勝進出は、リオ五輪金メダルの高橋礼華・松友美佐紀ペアを破った松本麻佑・永原和可那ペア。インドネシアのペアと対戦で序盤から息の合ったプレーで試合をリードし、格上の相手を2-0で撃破した。どちらが勝ってももちろん初優勝。41年ぶりの日本女子ペアによる栄冠はどちらのペアに輝くのか注目だ。
更に男子も歴史的快挙達成。去年の男子ダブルスで銅メダルの園田啓悟・嘉村健士は準々決勝で世界ランク1位のインドネシアのペアを撃破。準決勝でも得意の低空戦で息のあったコンビネーションを見せ、終始相手を圧倒。2-0で台湾のペアを制し日本男子初の決勝進出を決めた。
シングルス準決勝では復活をかける桃田賢斗がストレート勝ち。決勝進出を果たし銀メダル以上を確定させた。女子単は前回優勝の奥原希望が因縁のライバルで前回決勝を闘ったプサルラ(インド)に0―2で敗れた。山口茜はそのプサルラと準決勝で対戦。惜敗したものの自身初となる銅メダルを獲得となった。
5種目中3種目で決勝進出を果たした日本は、世界選手権史上最多となる6個のメダルが確定している。5日午後から行われる決勝に注目だ(BS朝日で夜10時~録画放送)。
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